デジフィット・システム


SIGMA DP1Merrill

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リーガルのデジフィット・システムというのを試してみた。
と言われても、何のことだかわからないだろう。
店舗に装備された専用マシンで、各人の足の圧力分散を測定して、その結果からもっとも適したインソール(中敷)を選び出す。
インソールを交換することで、靴を足に合わせてカスタマイズするという仕組みだ。

靴屋さんの店頭で、そういうサービスが行われているとは知らなかった。
面白そうなので、早速試してみようと思い、設備のあるお店を調べたが、さすがに限られていて、比較的行きやすいのは、八重洲の地下街にある店舗であった。

お店で聞いてみると、隅の方に置いてある専用の機械に案内された。
他のお店でもそうだが、大々的に宣伝をしているようには見えない。
あまり積極的には展開していないのだろうか?

起動すると、少し前に開発されたのか、WindowsXPベースで動くオペレーションのようだ。
表示される画像を見ると、日本ではなく、どこか海外で作られたもののように見える。
この業界に詳しくないので、この装置がいつ頃からあるものなのかわからないが・・・

足を乗せる小さな台があり、姿勢を真っ直ぐにしてその上に立つ。
すると画面上に、圧力分布に応じて色分けされた自分の足の裏側が表示され、リアルタイムで圧力の変動が反映される。
普通ならここで驚くところなのだろうが、実はウチの会社にも体圧分散の検査装置があって、十数年前から使っているので、個人的には何の感慨もない(笑)

お店の人によれば、僕の足は、バランスが少し左に偏ってはいるが、体重はかかと部分に多くかかっており、比較的正常な足圧分布だそうだ。
その結果から、被験者にもっとも合うインソールの商品ナンバーが表示される。
圧力が表示されるのはわかったが、マッチする中敷を割り出すプログラムのロジックは、どれほどの完成度なのだろう・・・

一方で、そのインソールを挿入する靴を選ばなければならない。
デジフィット・システムの指定インソールに交換できるシューズは、ほんの数種類に限られる。
その狭い選択肢の中から決めることになる。

ちょうど普段使いの軽い靴を探していたので、ゴアテックスの黒いウォーキング・シューズにした。
靴の代金以外に、デジフィット・システムのインソールの代金が、税抜き6500円ほどかかった。

ここしばらく、その靴を履いて通勤している。
今のところ、凄いフィット感!・・というほどの驚きは無い(笑)
ただ土踏まずを下から押し上げるような感触があり、そこが他の靴との違いである。
靴の本を読むと、確かに健康には重要な部分らしく、糖尿にも影響があるという。
最初はその感触に少々違和感があったが、今では気持ちよく感じるようになっている。
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