COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
新たなる
2019年07月14日 / 靴
Z7 + NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
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革靴は買いつくした感があり、もう欲しいものもなくなりつつある。
最近はよほど気に入ったものにしか、手を出さないようにしている。
しかしそういうものに巡り合える機会は少ない。
そこでたまには趣向を変えて、スニーカーを買ってみることにした。
僕のスニーカーに関する知識は、ほぼ皆無と言っていい。
今までスニーカーを履いたことがほとんど無いのだ。
どういうブランドがあって、何が自分に合っているのか、まったく分からない。
同じ靴であるし、そんなに快適なものならばと、お店でスニーカーなるものを見てみることはある。
スニーカーを置いているお店は街にたくさんある。
ところがこの世界の価値観が出来上がっていないので、どれも同じに見えてしまいさっぱり分からない。
そこでいい案を思いついた。
ちょうど九州に出張だったので、行きつけの福岡の靴店のSさんにお願いして、僕に合ったスニーカーを選んでいただくことにしたのだ。
Sさんはオールデンに関して深い知識を持たれている。
同じくらいスニーカーにも哲学を持たれた方なので、全面的にお任せして、最初に僕が履くのにちょうどいい製品を、お店の在庫から選んでいただいた。
その結果、これがいいのではということで、ニューバランスの1600のバーガンディを選んでくださった。
お話しを聞くと大体以下のような理由である。
・僕の年齢やタイプから言っても、落ち着きのあるニューバランスが合う。
・同社が革靴メーカーを前身とし、それゆえラストにこだわるところが、革靴好きにはぴったり。
・誰もが履くモデルではなく、それなりにレアな型番がいい。
・せっかくなので無難な黒やグレーではなく、ジーンズに映えるバーガンディにした。
サイズはUS8D。
最初はひとつ上のサイズを試着したが、少しルーズに感じた。
どうしても革靴と同じようなフィット感を目指す癖があり、タイト気味の8の方を選んだのだが、これでよかったのかどうか・・・
(その後ニューバランスの直営店で足のサイズを測ってもらったところ、やはり8が適正という結果が出た)
自分で選んだら、恐らく黒かグレーになっていただろう。
しかしこの靴を履いて街のウィンドウに映る自分の姿を見て、ああ成程・・と思った。
服の選択は難しいが、新しい自分を発見したような気持ちになった。
やはり専門家に選んでもらうものだと感心した。
今後スニーカーをさらに揃えていくかどうかは自分でも分からない。
革靴よりかなり安いので買いやすいのは確かだ。
以前チャーチのスニーカーを購入した事もあったが、その時はフワフワした軽い履き心地にどうしても馴染めなかった。
今回も一日履いて歩いてみたが、確かにソフトで楽ではあるのだが、足にフィットした革靴の引き締まった感触よりスニーカーの方がいい、とも言いきれなかった。
とは言え、今や普段に革靴を履く人自体が少数派であり、履いているだけで「自分は革靴派だ」という主張になってしまう。
もう少しファッション面で「普通」であるためにも、スニーカーを取り入れる必要があるとは思っていた。
さて、今後上手く革靴とスニーカーを両立させていくことが可能であろうか・・
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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だと考えてます。
ブランドも様々ありますが、大元はPro-Keds Conversの2つだけ
東海岸と西海岸の2大ブランドです。
その後、スポーツと共にナイキ、アディダスなどが出て来ました。
このあたり把握してないとちぐはぐになりかねないですね。
おそらく革靴主体のワードローブをお持ちでしょうから、レザーかスウェードのモノが良いと思います。
老婆心ながら、ロゴが前面に出てるのは避けたほうが良いですよ。
確かにまずは歴史から押さえないとあらぬ方向に行きかねないですね。
私もロゴが大きく入るのは歴史など知った上でないと使いこなしが難しいなと感じています。
仕事などでも数人と話しましたが、スニーカーには一家言ある人が多いですね。
なかなか面白いです。