プリマロフト


Z7 + NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

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家族の中でプリマロフトという素材がちょっとしたブームになっている。
きっかけになったのは先日も紹介した、僕の車に積んである軍用のアウターだ。(2020年12月3日の日記
寒い中に無防備で出てしまった時に非常に役にたった。

プリマロフトというのは、水に濡れると弱いという羽毛の弱点を補うべく開発された化学繊維で、保温力と遮断力が優れており、洗濯が可能で、しかも非常に軽量という高機能な素材である。
軍用のプリマロフトジャケットは、まともに買うとけっこう高いのだが、米国のグッズなどを輸入しているお店で安く扱っていることがある。
防寒服を重ね着する際に一番外側に着るアウターで、何枚も着た上に羽織るので大きめに作られている。
ひとつ持っていると、いざという時便利だ。

で、このジャケットを車の後席に置いておいたら、母親が貸してくれと言ってひざに掛けた。
本来そのために積んでおいたのだ。
そうしたら、何でこのジャケットはこんなに暖かいのか・・ということになった。
ひざに掛けただけなのに指先まで温かくなった、こんなの見たこと無い・・という。
そりゃあそうだ、軍用でレベル7だから・・と説明した。

それで母親が自宅にも欲しい・・ということになった。
母親から頼まれたMrs.COLKIDが、ネットでプリマロフトを使った製品を検索してみた。
アウトドア系のブランドからいろいろ出ており、中にはけっこうお洒落なものもある。

さすがに軍用ジャケットレベルの性能ではないようだが、薄手でも羽毛並みの暖かさが得られるらしい。
購入したところかなり良かったらしく、これは素晴らしいということで、いくつか購入して親戚などに配ることになった(笑)
先程もふたりでパソコンの画面に見入っていた。

今更・・ではある。
そもそもその軍用ジャケットだって、前の車の頃から、もう何年も積んでいるのに使わなかっただけだ。
それどころか、ネットが普及するずっと前(1990年代の話)に、L.L.ビーンから海外通販でいろいろなものを取り寄せていた頃、プリマロフトの製品が結構あった・・という記憶がある。
あの頃、カタログに書かれているプリマロフトとかシンサレートって一体何だろう?・・とよく話していた。
何十年前も前から目の前にあったのに気が付かなかった・・という話である(笑)
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