COLKIDが日々の出来事を気軽に書き込む小さな日記です。
COLKID プチ日記
埋没
D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED
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朝は酷い状態であった。
一晩で車の上に新たに20センチ以上の厚みの雪が積もっていた。
窓もガチガチに凍っている。
まずはそれを落とし、タイヤの前の雪をどかした。
これで発進できるかとそろそろと走り出したところ、何とか上手く抜け出すことが出来た。
駐車場全体に、バンパーの高さより上まで雪が敷き詰められており、その雪をかき分けて車が進んでいく。
車の床下からガサゴソと音がする。
低速トルクの太い車なので、こういう時は運転が難しい。
昨晩も信号待ちから発進しようと軽くアクセルを踏んだら、車がまったく前に進まない。
一瞬エンジンが停止したかと思ったが、後輪がホイールスピンして動かないだけであった。
僕の車は小排気量のエンジンに加給器をつけて強引に出力を上げており、それをもっぱら低回転域にふっている。
恐らくパワー感を出すために、アクセルの開き初めにエンジンが強く反応するようにチューニングされているのだと思う。
実用域ではモリモリと力が湧いてくるが、そのわりに全開時の伸びが期待したほどではないのは、この手の省燃費型ターボエンジンの限界なのだろう。
それが雪の中だと悪く作用する。
もしかすると雪の中を走るための運転モードなどあるのかもしれないが、よく知らないので(笑)、とりあえずECOモードやセカンドを選択して対処した。
発進時はATのクリープ現象も利用するようにしたら、少し安定して走るようになった。
やはりまずは自分の運転方法を変えてやらなければ・・・(笑)
ミシュランのスタッドレスは、かなりいいタイヤだとは思うが、さすがに朝夕は気温が低く路面が凍結しているのか、運転していても油断できない。
(今朝は外気温計が一時的にマイナス7度を記録した)
日光の山奥では特別問題なかったのに、今日は神経を使って走らないとズルッとくる。
地元でタイヤの氷上性能を試すことになるとは思わなかった(笑)
工場に着くと20センチから30センチ、風の吹き溜まりの場所では50センチも雪が積もっていた。
昨日から誰も歩いていないので、きれいに雪で埋まってしまい、一面真っ白な世界になっている。
そういうのが好きな男性社員が、スコップを持って飛び出していった。
日中の雪が柔らかいうちに、道だけでも除雪しておこうというのだ。
厚みのある雪をスコップで刻んでいく様子は、まるで白いケーキを切っているように見えた。
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