男性


D850 + SIGMA 35mm F1.4 DG HSM

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Mrs.COLKIDが某デパートの化粧品売り場に友人と立ち寄った。
自宅で使っている化粧品を友人に教えようとしたのだ。
しかし型番を忘れてしまい、そのブランドの売り場で何種類かを見せてもらうことになった。

売り場の小柄な女性が対応してくれた。
実際に肌に塗ってもらい、色を確認することになった。
しかしいざ化粧をする段になると、その店員さんが言った。
「私は男性ですが、よろしいですか?」

Mrs.COLKIDと友人はびっくりしたが、もちろん断る理由は無い。
ふたりともその「男性」に化粧してもらった。
手も冷たくて、言われなければまったく男性とは気付かなかったという。

先に男性であることを告げなければならないのは、現状では仕方がないのだろう。
男性に触られることを嫌がり、クレームをつけるお客もいるのだろう。
ただその店員さんを売り場に採用しているデパートに関しては、その柔軟性はイメージアップにつながっていると思う。

恐らく化粧品を販売する能力に関しても、かなりのものなのだと思う。
Mrs.COLKIDによれば、むしろ男性ならではの良さがあるのだそうだ。
余計なことを言わないからいいのだという。

女性だと似合うとか素敵とか、取ってつけたようなことを言う傾向があるのだそうだ。
まあ一生懸命営業しているのだから当然なのだが、女性同士だとそういう表現を鬱陶しく感じることもある。
男性だと言葉は少なくても存在感があるので、無駄なことを言う必要が無いのだ。

ふたりとも次回からあの人を指名しようとまで言っている。
かなり気に入ったらしい。
しかしそれはそれで、女性の店員さんに悪いような気もするのだが・・・
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