雨の日の靴


D810 + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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雨の日に履く靴は限られてくる。
レザーソールの靴は雨には弱い。
雨の日専用に、ラバー系のソールの靴を揃えなければならない。

しかも1足や2足では足りない。
日本には梅雨があるからだ。
水不足と言われているが、それでもこの時期は連日雨がぱらつく。

朝のうちは降っていなくても、帰りには土砂降りの日もある。
毎日天気予報を見て、危ない日は雨用の靴を履いて出るしかない。
かといって、連日同じ靴を履くと、ご存知の通り、靴はどんどん傷む。
雨で濡れれば、余計に痛みやすいだろう。

そう考えると、雨の日専用の靴が、けっこうな数必要ということになる。
別に靴を買う言い訳をしているわけではない(笑)
実際問題として、雨用の靴は何足か必要なのである。
出来れば一週間毎日履き替えられるくらい欲しい。

特に梅雨の時期から、気温も湿度も一気に高まる。
それまでブーツを履いていたのが、短靴に切り替わる季節である。
ブーツは悪天候に強いものが多いが、短靴では少ない。

具体的に雨用の靴にはどのような条件が必要とされるか。
靴底がラバー系であることが、第一条件であろう。
ドレス系ならダイナイトソール、少々仰々しくてもいいならコマンドソールなどだ。

それからアッパーの材質も重要である。
もちろんコードバンのように、濡れることが許されない革は論外である。
それぞれ欠点はあるが、ガラスレザー、オイルレザー、スエードなどが雨に強いと言われている。

ガラスレザーは水分を弾くが、通気性はよくないし、あの光沢も毎日履くにはどうかと思う。
オイルレザーは雨に強いが、どうしてもカジュアル色が強くなる。
スエードは防水スプレーと組み合わせることで雨に強くなるが、手入れが必要であるし、毎日履くにはちょっと特殊だ。
やはりそれぞれを所有し、日々とっかえひっかえ履くのがいい(笑)

カーフは雨に強いわけではなく、特に高級なものは、雨の日はやめておいたほうがいい。
普及価格帯の色の濃いものなら、駄目にしても惜しくないし、少々濡れても何とかなりそうだ。
これが明るい色のカーフだと、水滴が垂れたところに目立つ染みが出来てしまう。
足元がまだら模様でカッコ悪くて、電車の中などでじろじろ見られる(笑)

毎日のように、天気がはっきりしない日が続く。
必要に迫られて、コレクションの中から、雨に強い靴を引っ張り出してきた。
パラブーツやトリッカーズのカントリーコレクション、オールデンのオールウエザーウォーカーなどだ。
今年は防水スプレーなど積極的に使ってみて、明るい色のカーフにも挑戦してみようかと思っている。
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