白人の営業 その1


D810 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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年数回来社する、仕入れ元の営業の白人男性がいる。
僕より少し若いのだが、見た目はずっと年上に見える。
体が大きい分体力があり、大きくて重いトランクを複数個持って、欧州からはるばるやってくる。
そして精力的に仕事をこなす。

しかし長く付き合っていて、かなりいい加減というか、でたらめなところがあることもわかってきた。
ぱっと見は映画の中の登場人物のように、バリバリ仕事をする白人に見える。
だが話が深い部分にまで及ぶと、段々と意見に食い違いが出てくる。

まず、自分に都合の悪い事は言わない。
疑問に思ったことを聞くと、何となくはぐらかす。
おかしいと思い問いただすと、実は・・と、根底から覆すような答えが返ってくる。
それでは話が違うではないか・・という事になる。

また自分が間違えても、絶対に謝らない。
前回と違うことを話すので、おかしいじゃないかと言うと、前回はこう言ったが、再度本部に確かめたらこうだった・・と平気でのたまう。
今更そんなこと言われても困るよ・・と言いたくなる。

どうも、今回はこういう方向に話を持って行こう、と最初から決めているようだ。
何があっても、そこに強引に持っていこうとする。
こちらから提案した内容が、それと少々方向が違っていたようで、多少過剰に反応して、その後は聞いてもいないことを話しまくった。
時間の無駄だから、その話は今日はもういい、とストップさせなければならなかった。
まあ対立しても仕方が無いので、そこでひとつ気の効いたジョークを入れて、穏やかに終わらせてはいるが・・・
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