値上げ


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

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個人で靴を輸入しても、まったく割に合わない事は書いた。
税金や送料といった、余分にかかる金額はもちろんだが、それどころか、本体価格だけで比較しても、日本で買った方が安いのだから驚く。
少し前には、個人輸入すると「激安で買える」ような事が言われていたのだから、ちょっとの間に状況が変わったのだろう。

円安の影響を受けて、海外ブランドがまた値上げするような噂を聞いた。
為替レートがこれだけ変化したのだから、まっとうな商売をしているところ(笑)なら、値上げせずにはいられないだろう。
だとしたら、靴を買おうという人には、今こそ重要な時である。

正規ルートで売られている製品の、小売価格が一斉に変われば、それにつられて、並行輸入品や、以前の在庫品の価格までもがつり上がる可能性がある。
次に円高になるのがいつかは分らないから、この機会を逃すと、当分安く買うことが出来なくなるのではないか。

というのも、ネットで探してみると、まだ安く売られている国内の在庫品が、けっこうみつかるのだ。
しかし正規品の小売価格が変わると、在庫品の販売価格も、それに合わせて変わるだろう。
仮に良心的な販売店が、以前の価格を維持しようとしても、値上げが始れば、たちまち売れてしまうに違いない。

たとえばトリッカーズのバートンは、正規ルートで入ったものは、現在6万数千円で売られている。
それに対し海外から個人輸入すると、本体は5万数千円だが、税金を入れると6万数千円になり、正規品とほとんど差が出ないか、むしろ高くなる。

ところがネットで調べてみると、日本のショップで並行輸入品が4万数千円、安いものでは3万円台で売られているのだ。
もっと円高の頃に、いくらで売られていたのかは知らないが、この価格は安いと思う。
今のうちに、日本のショップから買っておくのが賢明なのではないか・・と誰でも考える。

それにしても、ネット検索で見ると、非常に多くのショップでトリッカーズの靴を扱っているのがわかる。
国内にこんなに沢山あったのか・・と正直驚かされた。
弾数は多いわけだ(笑)

小売価格が値上りするのかどうかは知らないが、もしそうなった場合、これらの安く売られている並行輸入品が売切れるのに、どのくらい時間がかかるだろう。
あるショップが限定数量を特価で出しているのをみつけて、毎日チェックしているが、在庫を示す表の数字が、どんどん減っていくのがわかる。
これはうかうかしていられない(笑)
もっとも小売価格が値上りして、水準そのものが変わってしまった場合、個人輸入の相対的なメリットがまた出てくるのだが・・・
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