活躍


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一番使っているカメラは何か・・と問われれば、当然D3Xと答えたいところだ。
しかしD3Xを使うのは週末だけ、意外に思われるかもしれないが、仕事をする上で一番活躍しているのは、実はD2Xなのだ。

安い標準ズームとマクロレンズが1本、それにニコンD2Xを会社に置いている。
大抵の場合、その2本のレンズがあれば事足りてしまう。

たとえば新製品のサンプルなどを作った時は、細部の仕様を忘れないように、必ずD2Xで撮影してプリントアウトして綴じておく。
色々な人がそのファイルを見て有効に使っているようだ。

壊れた部品をメーカーに注文する時もD2Xだ。
白い紙を敷いてその上に部品を置き、三脚で固定したD2Xと旧型の60mmマクロでパチリ、ホワイトバランスをとり圧縮してメーカーにメールで送る。
コンデジで撮った写真しか知らないメーカーの人は、大抵その細部まで判別できる写真の品質に驚く。

老眼には厳しい細かい文字の書かれた機械パーツや、無理な体勢をとらないと読めないような変な場所に文字が印刷されているパーツも、D2Xでとりあえず撮影してしまう。
それを画面で拡大すれば簡単に読むことが出来る。
電子回路をいじる時も、まずD2Xで配線を撮影して、いつでも元に戻せる状態を確保してから、ばらし始めるようにしている。

このようにD2Xは大活躍しているが、結局はデータの大きさが程よく、扱いやすいことが一番の理由になっている。
仕事の場合大抵時間との勝負になるので、どんどん現像できることが重要だ。
さらに解像度が高く細部が克明に記録できるD2Xは、「記録する」という作業には理想的なカメラなのだ。
もちろんD一桁ならではの信頼性が一役買っていることは言うまでも無い。

と言いつつここに載せる写真はD3Xで撮ったものであるが・・・(笑)

D3X + PC-E NIKKOR 24mm F3.5D ED
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