Really Right Stuff


Really Right Stuff 社のボールヘッドBH-40。
正式にはそれにワンタッチ・レバー式のクランプを乗せたBH-40LRというモデル。
同社のボールヘッドの中級機で、ジッツォの2型と組み合わせるべく購入した。

最近は Really Right Stuff 社の製品を毎月のように取り寄せている。
同社の製品は凝った構造で品質も高く、かなりお薦めである。
日本で使っている人はいないのだろうかと思い検索してみたら、既にはるか以前より使われている方がおられた(笑)
これほどの製品であるから、愛用される方がおられて当然である。
(購入は同社のHPから直接取り寄せるしかないようだ)

ボールを大き目のフレームで押さえつける構造になっており、1点締めにしては例外的なほど強固に固定できる。
緩めた時にいきなりカメラがひっくり返らないように、程よい強さでボールを押さえておくための調整ダイヤルが付いている。
軽量化を目指して作られているので、意外にコンパクトにまとめられているが、このBH-40の場合、小さすぎてスクリューが近接して配置されており、その点は少々使いにくいかもしれない。
とにかく全体から受ける印象は、小さくて精密感がある、というものだ。

以前にも紹介したが、同社にはカメラボディやレンズごとに専用のプレートが用意されている。
僕の持つデジタル一眼レフは、すべて機種ごとの専用プレートを底部に取り付けてあるが、軽いのでそれほど苦にならない。
(写真はD70sを専用プレートで取り付けてた状態)
それらのプレートは価格も60ドル前後とリーズナブルである。
ただし送料はけっこうかかるので、まとめて購入した方が良い。
(最近はなぜか税金もかかる)

なおワンタッチで脱着の出来るレバー式のクランプは、同社の純正プレートに使用する限り問題ないのだが、他社の同タイプのプレートだとうまく固定できないことがある。
たとえばフォーバのプレートはうまく取り付けられない。
(同社のカタログでもそのことに触れている)
その場合はスクリュー式のクランプを選べばよい。
このスクリュー式がまた実に使いやすく高品質で、レバー式に比べると多少不便ではあるが、僕はむしろ信頼感のあるそちらの方が気に入っている。
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