専用固定具


小物を組み合わせて作った VR200mmF2 + D2X 専用ベース。
実際にはVR200mmF2専用プレートとD2X専用プレート(ともにReally Right Stuff社製)をそれぞれ機材に装着した状態で、ふたつのクランプで各プレートを挟み込んで固定するようになっている。
Really Right Stuff社の多目的レールにFoba社のクランプを何となく組み合わせてみたら出来上がってしまったのだ。

当初は「しめた!」と思ったのだが、慎重に固定作業を繰り返したところ、やはり完璧というわけにはいかず、強引にクランプを締めるとレンズとボディの接合部に無理な力がかかるのがわかった。
そこでFobaのクランプの底部をミーリングで0.3mm削り取ってみたところ、微妙なマッチングの悪さがかなり解消され、ほぼ問題なさそうなところまできた。

クランプのネジを締めていくに従い、カメラの位置がわずかに動くので、複数のクランプの位置調整をするのは非常に難しく、なかなか完璧といえる状態にまでは持っていけない。
ネジを強く締めれば金属だってたわむ。
カメラを破壊する可能性もあるので、一般に製品化が難しいのかもしれない。

これでカメラとレンズは非常に強固な一体の「もの」になった。
ところがこれをブルジンスキーのヘッドに取り付け、三脚の上から力をかけてみたところ、今度はねじれ方向にガタを感じる。
よく調べたら、ジッツォの3型三脚の脚取り付け部が音を上げていることがわかった。

今度は三脚が力不足であることが露呈したか?
でも5型は重くて持って歩く気にはならないし・・・(笑)
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