「朝まで生テレビ!」に聞き入ってしまった。堀紘一氏が独特の表現力で議論をリードし、<竹中―小泉時代>はドアマットだった森永卓郎氏も気を吐いていた。
コツコツ物作りに励む人が、投機ゲームに興じた者のツケを払う時代になっている。経済は門外漢だが、<泥船のアメリカ丸を見捨てよう>が俺の結論だ。
大波乱に終わった秋華賞も、経済と無縁ではなかった。1着ブラックエンブレムと3着プロヴィナージュのオ-ナーは、倒産したリーマン・ブラザーズの元同僚という。金持ちはタダで転ばないものだ。
自信度ゼロの菊花賞予想を。マイネルチャールズを駆る松岡は、4角先行の腹積もりだ。厳しい流れでスタミナが問われるレースになりそうで、母系にステイヤーの血が流れる伏兵馬が台頭するかもしれない。
◎⑱ダイワワイルドボア、○⑨マイネルチャールズ、▲⑭オウケンブルースリ、△⑥ロードアリエス、注①フローテーション。馬券は⑱から印4頭への馬連と3連複。3連単は⑱1頭軸で当日の馬体重と馬場状態を見て買い足したい。
その他、スポーツ雑感あれこれを。巨人がクライマックスシリーズ(CS)を制し、日本シリーズで西武と相まみえる。今年は結果オーライだったが、リーグ覇者とCS勝者の2本立ては釈然としない、CSを継続するなら米メジャースポーツ同様、<CS勝者=リーグ覇者>に変更すべきではないか。
混迷を深める大相撲の八百長問題だが、議論の前提に疑問を覚える。大相撲は<腹芸>、<あうんの呼吸>といった日本文化の象徴で、常に真剣勝負である必要はない。サッカーだってW杯グループリーグ最終戦は、納得づくの出来レースになるケースが多い。野球なら73年10月20日の中日対阪神戦だ。江夏と星野の両先発投手が舞台裏と内実を赤裸々に告白していた。
デラホーヤ対パッキャオ戦が12月に実現する。ビッグマッチで苦杯を嘗め続けるデラホーヤだが、「パウンド・フォー・パウンド」(階級を超えた最強ボクサー)であるアジアの雄をKOして引退の花道を飾るだろう。それが階級制に基づく<ボクシングのセオリー>なのだ。
フライ級(48・50㌔)でデビューし現在ライト級(61・23㌔)のパッキャオ……。Sフェザー級(58・96㌔)からスタートしミドル級(72・57㌔)まで上げたデラホーヤ……。パンチ力、耐久力、リーチなど両者のファンダメンタルは違い過ぎる。世紀の一戦どころか、結果が透けて見える茶番劇だ。
金融不況はスポーツ界にも波紋を広げている。欧州サッカー、米メジャースポーツを支配してきた億万長者のオーナーたちは、打撃をモロに受け、チーム売却に動いている。サラリーダウン必至の選手たちは、モチベーションを維持できるだろうか。
コツコツ物作りに励む人が、投機ゲームに興じた者のツケを払う時代になっている。経済は門外漢だが、<泥船のアメリカ丸を見捨てよう>が俺の結論だ。
大波乱に終わった秋華賞も、経済と無縁ではなかった。1着ブラックエンブレムと3着プロヴィナージュのオ-ナーは、倒産したリーマン・ブラザーズの元同僚という。金持ちはタダで転ばないものだ。
自信度ゼロの菊花賞予想を。マイネルチャールズを駆る松岡は、4角先行の腹積もりだ。厳しい流れでスタミナが問われるレースになりそうで、母系にステイヤーの血が流れる伏兵馬が台頭するかもしれない。
◎⑱ダイワワイルドボア、○⑨マイネルチャールズ、▲⑭オウケンブルースリ、△⑥ロードアリエス、注①フローテーション。馬券は⑱から印4頭への馬連と3連複。3連単は⑱1頭軸で当日の馬体重と馬場状態を見て買い足したい。
その他、スポーツ雑感あれこれを。巨人がクライマックスシリーズ(CS)を制し、日本シリーズで西武と相まみえる。今年は結果オーライだったが、リーグ覇者とCS勝者の2本立ては釈然としない、CSを継続するなら米メジャースポーツ同様、<CS勝者=リーグ覇者>に変更すべきではないか。
混迷を深める大相撲の八百長問題だが、議論の前提に疑問を覚える。大相撲は<腹芸>、<あうんの呼吸>といった日本文化の象徴で、常に真剣勝負である必要はない。サッカーだってW杯グループリーグ最終戦は、納得づくの出来レースになるケースが多い。野球なら73年10月20日の中日対阪神戦だ。江夏と星野の両先発投手が舞台裏と内実を赤裸々に告白していた。
デラホーヤ対パッキャオ戦が12月に実現する。ビッグマッチで苦杯を嘗め続けるデラホーヤだが、「パウンド・フォー・パウンド」(階級を超えた最強ボクサー)であるアジアの雄をKOして引退の花道を飾るだろう。それが階級制に基づく<ボクシングのセオリー>なのだ。
フライ級(48・50㌔)でデビューし現在ライト級(61・23㌔)のパッキャオ……。Sフェザー級(58・96㌔)からスタートしミドル級(72・57㌔)まで上げたデラホーヤ……。パンチ力、耐久力、リーチなど両者のファンダメンタルは違い過ぎる。世紀の一戦どころか、結果が透けて見える茶番劇だ。
金融不況はスポーツ界にも波紋を広げている。欧州サッカー、米メジャースポーツを支配してきた億万長者のオーナーたちは、打撃をモロに受け、チーム売却に動いている。サラリーダウン必至の選手たちは、モチベーションを維持できるだろうか。