酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

安田記念は分岐点?~武王朝は続くのか

2008-06-07 00:17:30 | 競馬
 後期高齢者医療制度、米国産牛肉輸入問題に揺れる韓国、米大統領選の行方、パレスチナの未来、サッカー欧州選手権、ノスタルジックなNBAファイナル……。

 俺は社会の底から、バーチャルかつ等距離に世界を見上げている。とりわけ関心がある名人戦は、森内名人が羽生2冠を破って2勝3敗とし、防衛に望みを繋いだ。

 “競馬界の羽生”というべき武豊だが、近藤利一氏(アドマイヤ総帥)の絶縁宣言以来、威光に影が差している。武豊はメイショウサムソンとのコンビで挑んだジャパンCと天皇賞春で、絶対負けたくないアドマイヤ勢の後塵を拝した。

 ポルトフィーノが桜花賞とオークスを回避し、皐月賞(ブラックシェルで6着)、NHKマイル(ファリダットで5着)、ダービー(ブラックシェルで3着)と、武豊はクラシック戦線で不完全燃焼に終わった。ダービーで前をカットしたのが同厩舎のモンテクリスエス(鞍上は弟分の福永)と、巡り合わせも良くない。

 ウオッカを奪う形になった四位が、ディープスカイで2冠を達成する。そのウオッカもVマイルで2着に終わり、<馬の選択は誤らない>という“武神話”も怪しくなってきた。流れが悪いのは国内だけではない。ヴァーミリアンはドバイWCで最下位に沈み、カジノドライヴでベルモントSに参戦する予定が、オーナーサイドの意向で白紙になった。HP上のコメントから、ショックの大きさが窺える。

 安田記念はスズカフェニックスを本命に推す。武ほどの能力と運の持ち主なら、最近の”負債”をこの辺りで返済するとみたからだ。ウオッカは遠征疲れと馬体減が気になるので、他の牝馬とともに消す。

 結論。◎⑰スズカフェニックス、○⑪スーパーホーネット、▲⑦グッドババ、△⑥オーシャンエイプス、注①ハイアーゲーム。馬券は⑰1頭軸の3連複5頭BOXで6点。3連単は⑰1頭軸で<⑰・⑪・⑦><⑰・⑪・⑦・⑥><⑰・⑪・⑦・⑥・①>の19点。

 武王朝を継ぐのは誰だろう。天才の呼び声高いルーキー三浦皇成が、先輩たちを一気にまくる可能性もある。POGでは所属する河野厩舎の馬も選ぶことにする。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする