<2982> 大和の花 (1011) ショカッサイ (諸葛菜) アブラナ科 ダイコン属
中国原産の1年草で、30センチから80センチほどになる。葉は根生葉と茎葉からなり、下部の葉は羽状に深裂し、頂裂片が大きく、上部の葉は茎を抱く。花期は3月から5月ごろで、茎頂に淡青紫色から紅紫色の直径2、3センチの4弁花を総状につける。
ショカッサイ(諸葛菜)の名は中国の三国時代の丞相諸葛孔明に因むと言われる。シキンソウ(紫金草)、ハナダイコン(花大根)、オオアラセイトウ、ムラサキハナナなどの別名でも知られ、早くは江戸時代に渡来し、昭和時代初期に再び持ち込まれ、植えられていたものが逸出して野生化し、各地に広まったという。また、戦後、中国からの引揚者が種子を持ち帰ったという話も聞く。
写真は一面に咲くショカッサイとショカッサイの花(左・中・いずれも春日大社萬葉植物園)。花をつけた野生のショカッサイ(右・奈良市北椿尾)。
夢中 よし
集中 よし
一途 よし
しかしながら
酔い痴れては いけない
溺れては いけない
己を見失っては いけない
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