遊木民のアトリエ

現在は農業・木工業
                           

馴染みの魚屋さんとアナゴ

2008-12-21 | 食品加工(魚介)分室
  昨日行きつけの魚屋さんに寄りました。

  いつも土曜日の午前中に行くことにしています。

  常磐沖での蟹漁が始まっています。

  本ズワイガニです。

  3匹で1,000円は激安です。

  安いわけは?  蟹をよく見てください、脚が2~3本足りないのが解るでしょうか?

  贈答用や、料理屋さんで姿で出す以外、庶民が食べるのには十分だと思います。





  こちらは冬の味覚「アンコウ」とスズキです。

  スズキは夏の魚と思われがちですが、冬のスズキは脂がのって美味しい魚です。

  アンコウは茨城県が有名ですが、漁獲量は福島県の方が上です。

  どうも福島県は商売下手と言うか、PRが不十分のようです。官民とも。





  親類などに蟹を発送して、我が家の買い物となった時、女将が

  「アナゴがあるよ、でかいアナゴを捌いていて疲れたから、残りは全部持って行ってよ、500円で良いから」ですと。

  午後は燻製の予定でしたが、燻製の合間に捌けるかなと思い、引き受けました。

  そのほか、

  小振りのスズキ2匹            500円
  
  ニクモチガレイ(標準和名:ミギガレイ)  500円

  締めて1,500円の買い物でした。







  帰ってから数えてみると、アナゴが18匹・・・・・。

  




半分で良かったな~~~と思いながら捌かないことには・・・・・。





  1時間で捌き終わりました。

  白焼き、蒲焼き、天ぷら、そうそう「八幡巻き」も美味しそうです。

 



  こちらは中骨、ひれ、頭です。

  中骨は蒲焼きの「ツメ」を作る時の出汁に、唐揚げして骨せんべいも絶品です。

  ひれは「ひれ串焼」が好物です。

  頭は「兜焼」でしょう。

  捌きは手間ですが、その見返りは「安くて美味しいアナゴ料理」です。

  これだけのアナゴ、捌いてあるのを買ったなら数千円はするでしょう。

  自分で捌くのがお勧めです。


  アナゴの捌きはこちらをご覧下さい。


  巨大アナゴの捌きはこちらをご覧下さい。