どこのお宅の玄関先も花で飾られている。まさに花盛りだ。きれいな花とそよそよとした緑につい目を奪われて、危うく車線を外しそうになる。あぶない、あぶない。
この季節、いつ種苗店に行ってもお客で賑わっている。時間、経済にゆとりができると、ひとはガーデニング、家庭菜園をやりだすようである。ネコもシャクシも、順子もやるのだから、種苗店はおおはやりだ。気になるのは夏の水遣りだ。どのお宅も、朝夕一斉に、花壇や菜園に水かけをするだろう。私の庭と畑にも、今年は去年にも増して、たくさんの花や作物を植えた。渇水になったらどうしよう。軒下に発砲スチロールの箱を並べて雨水を溜めても、焼け石に水である。もっとたくさん溜められるように、考えなくてはねえ。
母は、今週金曜日に、グループホームに入所することが決まっている。頻繁に自分の実家である財田町にいくようになってから、4つの施設に予約していた。最近そのうちのひとつにはいれることに決まった。この日を待ち望んではいたが、やはりオバステ山に捨てるような、後ろめたい気分がしないでもない。母のことを気にしなくていいから、気持ちが楽になって嬉しい反面、あの家の住人の不在は寂しいことである。
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