Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

串団子

2012年01月01日 | Weblog
団子と言えば、
串団子の姿が当たり前となった観があります。

串に刺された団子は、三個とか五個ですが、
やはり、串が刺さっていてはじめて、
「団子」となったと言えるのだと思います。

バラバラのお団子では、
手に持てないし、一体感がないし、
何だか食べていても楽しくはないと思います。

たしかに、「串」は食べられないし、
団子にとってどうでもいい存在と思うかもしれません。

しかし、「団子」を「団子」たらしめているのは、
実は「串」なのだと思います。

組織の理念とは、
この団子の串のようなものだと私は思います。

そして、この食えもしない串に私はなろうと思います。

食べ終わった後に残るのは、
団子の美味しさだけで、
串は捨てられ一顧だにされないでしょうが、

それでも私は、串の役割に尊さを感じます。
「団子」を「団子」たらしめていた精神に私は美学を感じます。

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