Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

合宿終了。夏の終わり。

2024年08月26日 | Weblog

24日に、小郡寺子屋「志学舎」の合宿が終わりました。バッカーズ寺子屋、バッカーズ九州寺子屋を含め、三つの寺子屋全ての、今期の夏合宿が終わったことになります。今年も私の夏が終わったような気がしています。

この寺子屋教育の一年間の始まりの合宿は、塾生(10歳~15歳)たちにとっても、とてもハードな三泊四日です。そして、支えてくださる引率スタッフにとってもハードな三泊四日だと思います。なぜなら、できる限り手作りでやる合宿だからです。大人がいかに楽に引率できるかを考えているようでは、本物の体験は作れないのだと、私は痛切に感じてきました。だから、出来合いのもの、予定調和のものは何もない合宿です。だから、子どもより、引率の大人の方が大切な合宿です。その際には、後ろ姿の教育が一番大切になりますから、私自身が誰よりも汗をかこうと思ってやっているプログラムです。

だからこそ、そこに大きな教育的意義が生まれ、大きな成果(子どもたちの成長)が生まれる合宿です。おそらく体感していただかなければ、何をどうしているのか、子どもたちがどのように成長していくのかは、さっぱりわからないと思います。釣り、バーベキュー、陶芸、歴史の学び方、スピーチの仕方、レポートの書き方、全てが既成概念にはないものになっていると思います。

合宿の最終日には、保護者の皆様にお迎えに来ていただき、解散式を行います。四日間の合宿の様子を全てスライドショーでお伝えします。20分ほどのスライドショーです。私は寺子屋での教育の全てをオープンにして良いと考えています。見られて困ることなど何一つないのです。

スライドショーを全員で見た後で、塾生たち一人一人に、スピーチをしてもらいます。テーマは、「萩合宿で、私が感じたこと、気づいたこと、学んだこと」です。自由に、体験したことをどう感じたか、どんなことに気づいたかを心を込めて、メモなどは見ずにスピーチしていくものです。

最後には、保護者の方にもコメントをいただき、実行委員会の方々にもコメントをいただきます。子どもも大人も一体となって学ぶことができる素晴らしい場だと思います。

とにかく事故もなく、無事に3つの寺子屋の合宿が終わりました。これから本格的な学びが始まります。

 

 

 

 

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