Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

真実に手が届くか

2012年10月24日 | Weblog
世の中で大きく成功を収め、
社会貢献していく人たちは一握りである。

その一握りの人たちは、
信念を枉げず、勤勉で、努力家で、誠実である。

多くの人たちは、

「いや、人間というものは、そんなに強いものではない。」
「いや、人間というものは、そんな上等な存在ではない。」

このように言う。

そして、事実、そう信じ、そのように行動する。
それもまた一つの厳然たる事実である。

しかし、
純粋に、愚直なまでに、
人類がこれまで美徳として来たことを身につけようと、
日々誠実に努力をし続けた人たちのみが、
大きな存在になっていく。

これもまた厳然たる事実である。

真実は変わらないのである。

しかし、その当たり前の真実を見る側が、
それが真実だとは信じ切れないから、

多くの人たちは、
適当なところで妥協し、
それが世の中の現実だという。

言い換えれば、

理想を夢のようにはかないものだと勘違いし

「夢のようなことばかり言ってないで現実を見ろ。」
「早く大人になれ。」

と言う。


私は、いつまでも愚直であり続け、理想を追い続けようと思う。
誠実に努力を重ね、孤独を恐れず、戦い続けようと思う。

しかし、それは、孤独でいることではない。


不思議なことに、
自分の中に衆を頼む気持ちがあったときには衆の心は遠かった。

しかし、
自分の中に衆を頼む気持ちがなくなったときに、
一人でもいいから一隅を照らす生き方をしていこうと決めたときに、
衆の心は反対に近くなった。

それもまた真実である。










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