Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

ブッダ

2020年05月08日 | Weblog
本の原稿をひたすら書いています。そんな中で、気分転換にマンガを読んでいます。
直近では、手塚治虫『ブッダ』全巻を読みました。
受け取ったメッセージは、以下のような感じでしょうか。

・生命の根源はすべてがつながっており輪廻している。
・生きとし生けるものの命の価値はすべて平等である。
・全ての人間が悩みや苦しみを抱えて生きている。
・自分の苦しみだけを何とかしようとするのではなく、誰かを助ける慈悲の心が大切。
・神様は誰の心にも宿っていて、誰もが神になれる。
・因果応報。結果には必ずその原因がある。原因があるから結果が生じる。

子どもの頃から、私の心を捉えて放さなかった、あのジャータカ物語の中にある、「火に飛び込んだウサギの話」が何度も出てきました。時にそれは、ウサギではなく、人間のこととしても描かれていました。

あのウサギの姿は、ブッダの精神の真髄に触れるものだったのかと改めて思いました。

ブッダにして、その教えはなかなか広めることができませんでした。
孔子も同様に、その教えはなかなか広めることができませんでした。

それでもあきらめなかった。その崇高な心が胸を打ちます。

有り難い難解な経典を読んだのではなく、マンガで恐縮ですが、手塚治虫の「本質を捉え、それを描き出す力」のすごさに感動するばかりでした。

「ブッダ」面白かったです!

次は「陽だまりの樹」に行きます。ご存じない方は、まずはWikipediaで概要をご覧下さい。



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