Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

教育の再開は・・・

2020年05月06日 | Weblog
外務省のホームページを見ると、新型コロナウイルスの一万人あたりの感染者数は、韓国(2.08)、日本(1.21)、中国(0.60)の順で、この三カ国の数字は圧倒的に少ないのがわかります。(但し、中国は無症状感染者は含まれていない)
ちなみに多い国から見ていくと、ルクセンブルク(62.75)、カタール(59.75)、アイスランド(49.97)、スペイン(46.36)、アイルランド(44.43)、ベルギー(43.75)、アメリカ(35.68)となっています。
桁違いの印象で、東アジアの被害が少ないことが読み取れます。

今日、AFPBB Newsで報じられたデータでは、死者数は次の通りです。
アメリカ(7万115人)、イギリス(2万9427人)、イタリア(2万9315人)、スペイン(2万5613人)、フランス(2万5531人)。
日本の死者は(521人)ですから、圧倒的に少ない数です。
東アジアの被害が少ないのはなぜか、様々な憶測がありますが、これから少しずつ検証されていくのだろうと思います。

この状況下で、教育活動をいつどのように再開していくのか。非常に難しい判断を迫られます。最近になって、子どもたちの感染が増加してきており、学校再開によってどのような状況が引き起こされるかは、なかなか予測がつきにくいからです。

死亡者が出る感染症である以上、必要以上にリスクを冒すわけにはいかないと思います。どうしても慎重にならざるを得ないと思います。

医療態勢を十分に安定させて、充実した医療が受けられる状況を維持し、検査も迅速に行われるようにり、治療薬・予防薬の態勢が整って、ようやく活動が再開できるのだろうと思います。
やはり、ある程度の「安心」を手に入れることが、人々の行動再開につながるのだと思います。

感染症に対して、教育者は無力だと痛感しています。(勿論、予防をして感染を防ぐことはできますし、子どもたちを支えていくこともできます。ここでは、具体的解決の手段を持つという意味です。)

今は、医療従事者や研究者の皆さんに、心からのエールを送るしかありません。本当に頑張っていただきたいと思います。
また、それ以外にも、物流を止めずに、食料やそれ以外の生活物資を運んで下さる人たちにも心からの敬意を払い、感謝をしたいと思います。
勿論、それ以外にも、様々な所で社会を支えて下さっている全ての方々に、ただ、ただ、感謝です。

今までの日常は、当たり前ではなく、多くの人たちの力によって成り立っていたことを、改めて見つめ直そうと思います。





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