Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

若者の意識

2021年03月10日 | Weblog

日本財団の 18 歳意識調査は、若者の意識を知る上で大切な資料です。

「第20回 –社会や国に対する意識調査-」は、インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツ、日本との比較調査です。

「どのようにして国の役に立ちたいか」という問いに関して、ほとんどの項目で日本は最低の位置にあり、「国の役に立ちたいと思わない」が14.2%と9カ国中、最多です。

「お国のため」というとアレルギー反応を起こす人たちの満足する結果になっていると思いますが、国が滅んで個人が幸せでいられるとでも思っているのでしょうか。

「学業に励み立派な社会人となる」という問いに対しても、ベトナムが65%近いのに対し、日本は25%程度です。これは、学業の中身と目的が問題かもしれません。

戦後76年かけて、ゆっくりと毒が回ってきました。ここで気づいて改善していっても、同じように76年はかかると思います。気づかなければ、もっとかかります。

敗色は濃厚です。

日本財団の調査結果を、歯ぎしりしながら読むことから始めようと思う人がどれぐらいいるかだと思います。

どんなに貧しくとも、未来を信じ、国の将来の可能性を信じている人々がいれば、未来は明るくなると思います。

若者たちが未来に希望を持てず、国の役になど立ちたいとも思わない国が没落しないわけがありません。

微力ですが、未来の為に、力を尽くします。

 

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志の教育

2021年03月10日 | Weblog

「志があれば、困難な状況にぶつかってもぶれない。」

その実感をバッカーズの卒塾生たちの何人かが書いて送ってくれました。

社会の中で、「志の教育」を理解して下さる人は決して多くはありません。

しかし、私はひたすら叫び続けていくだけだと思います。

そう思ってもう17年以上が過ぎました。

『志の教科書』『学び方が変わると人生が変わる』2冊の本も上梓しました。

対談本や共著もありますが、やはり、実力以上の場に下駄を履かせていただいた上で立たせていただいたことを感じます。

そのことに深く感謝しています。

しかし、自分の道を自分の力で歩んでいこうと心に決めて歩んでいく道は、清々しい空気に満ちています。

 

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