未知の領域を前にしたときに、
ある人たちは、不安や困ることを並べ立てます。どうすれば良いのだろうと。口を尖らせて不満顔で言いつのっていきます。
ある人たちは、同じ未知の領域に対して、どうすれば上手くいくかを明るく語ります。そして、周囲の人たちに理解と協力を得ようとします。
同じ事態に直面しても、暗く憂う人と、明るく未来展望を考える人とでは、周囲に与える影響が大きく違います。
当然、結果として、成し遂げていく成果も大きく変わります。
しかし、不満顔な人たちは、いつも周囲に不満をまき散らします。そして、類は友を呼び、業績も下がっていきます。
しかし、それが自分のせいだとはこれっぽっちも思わない。むしろ、私こそが正しいと信じて疑わないのです。
心構えを磨くにも、その前提として、深く考えることが大切です。深く考えるためには、全体観や志や目的意識が必要です。
でなければ、出てくる問題意識は当然違ってくるからです。