Vision&Education

木村貴志の徒然なるままの日記です。

言うのは簡単、やるのは困難

2021年03月05日 | Weblog

「内閣官房コロナ室 1月の残業378時間の職員も」

という見出しの記事が出ていました。

「西村康稔経済再生相のもとで新型コロナウイルス感染症に関する政策立案などを担う内閣官房の対策推進室(コロナ室)で、「過労死ライン」の月80時間をはるかに超える超過勤務(残業)を命じられている職員が多数いる実態が5日、明らかになった。現在の緊急事態宣言が出された今年1月のコロナ室の平均の残業時間は、約122時間だった。」

今日の朝日新聞デジタルの記事です。これを報じる意図が私にはよくわかりません。可能性として、残業が悪いと言いたいのでしょうが、この緊急事態に、国民の命を守るために、命がけで働かなければならないこともあると私は思います。

確かに仕事は上司が命じるものです。しかし、部下だって、「私がやらなければ、多くの人が困るから、やろう。」という使命感と責任感のもとに自分から動く人もいると思います。

批判をするのは簡単ですが、高度な業務になればなるほど誰でも出来るというわけにはいかなくなります。個人情報や機密を扱うことも多くなるでしょうから、簡単に増員はできません。また、人を入れれば人件費の問題も出てきます。

また、必要以上に瑕疵の無いようにしておかなければ、マスコミの餌食にされ、政府も省庁もやり玉に挙げられます。また、野党議員の質問に対しても誠実に答えるために、膨大な議会答弁の資料を準備しなければなりません。

やったらやったで、残業が多いとか、人件費が予算以上だとかマスコミにバッシングをされ、やらなければやらないで、職務怠慢だ何だとマスコミにバッシングされます。どっちにしても、政府与党や官僚たちはバッシングに晒されます。

勿論、問題があることもあるでしょう。しかし、多くは必死で頑張ってくれている人たちです。

必死でやっている人たちにエールを送れとは言いませんから、せめて、やっている人の邪魔をしないようにしていただけないものかと思います。

大変な状態を何とかしなければと考え、そして、行動しているのは現場の人たちなのです。

マスコミはマスコミで、自分たちの現場の問題を解決して下されば良いのではないかと私は思います。

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美しく見る心

2021年03月05日 | Weblog

朝、夜来の雨が上がり、水滴が南天の葉に残っていました。

勿論、花が終わった梅の古木やその他の木々にも。

美しいなぁと思いました。

大都会でのマンション暮らしの子どもたちにも、こうしたささやかなものの中に存在する美を忘れずにいて欲しいと思います。

何か元々美しいものがあるわけではないのです。

美しく見る心を持っているかどうかが大切なのだと思います。

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