つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

オデッサ・ファイル

2020-09-09 | 映画・TV・演劇

 ナチスの映画は見たくないと思いつつも、一昨日7日は台風による大雨で、外にも行けないので「オデッサ・ファイル」をNHKBSで見ました。実在のナチスの命令下での殺人鬼・強制収容所所長のロシュマン殺害に至るまでを記録したもの。ロシュマンは偽名を使い工場を経営して優雅な生活をしていました。驚いたのは主人公の記者ペーターが、殺人鬼を守る人々から命を狙われたこと。オデッサ・ファイルとは、殺人鬼集団の名簿のファイル。それは厳密に管理されていて、本名と偽名、顔写真、職場などが書かれています。

 ペーターの父親もロシュマンに殺害されています。最後に彼を追い詰めた時、拳銃を差し向けながら過去の行為を一つずつ検証し、追い詰めます。殺人鬼はナチの命令だから仕方がないとか言い訳をし、息詰まるやりとりがあり、ペーターに銃殺されます。殺害しても罪は軽かったそうです。亡くなる前に検証する台詞が、リアルに迫るので本当かと思いきや、まだその時点では、ロシュマンは生存していて1977年に死亡。ナチの当時の映像もモノクロで写されるのでリアル。映画化は1974年。

 事の起こりは、ケネディー暗殺事件(1963年) のころ、一人の老人がある日記を残して自殺。その日記を読んだドイツ人記者ペーターがその日記をもとにナチの残党と関わってゆくことになります。

 原作を書いた英国の作家の処女作が、「ジャッカルの日」。たまたま私は人に勧められて、1997年ころ読んでいます。とにかくすごい内容の本でした。その作家のもとに、この作品を発表したらたくさんの脅迫状が来たそうです。ナチの残党の怖さがうかがえます。

 巨大台風10号は、本土に上陸しなかったものの、その爪痕を九州に残しました。被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。まだ停電地区もあるようです。

 

酔芙蓉

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拉致された日本人が帰国できない理由

2020-09-07 | Weblog

 この動画を開いたのが昨日。余りにも遅すぎて、今日一日で終わることになっていました。以前にもアッブしたことのある元共産党員・篠原常一郎氏のレポートです。レポートというより彼の著わしているビデオのPRです。ビデオは注文しなくてもタイトルを聞くだけでも聞き捨てならないことばかりです。ビデオのタイトルは「21世紀の共産主義」。

 1970年代のよど号乗っ取り事件の9人の犯人は、その後北朝鮮でチュチェ思想を5年学ばされました。そしてすっかり洗脳されたころ、日本人拉致事件が勃発。日本人が日本人を拉致して、共産思想を植え付けていたのです。

 金日成の命令で、9人の乗っ取り犯は隔離され、毎日朝から晩までチュチェ思想の講義を聞かされました。1977年、拉致してきた日本人女性と強制的に結婚。有本さんもその一人。彼女は素直な性格でこの思想を教え込むのに最適だったそうです。金日成の目的は日本女性を拉致し、ハイジャック犯の男たちと結婚させ、子供を産ませ、その思想を教育して広めることでした。ハイジャク犯は、スペインやオランダやオーストリアまでも行き、留学している日本女性を探し、「北朝鮮へ旅行しよう」と甘い言葉で誘ったのです。

 怖いのは、今沖縄にまでこの思想が蔓延していること。米軍基地反対の先鋒を切っているのは、この思想に染まる大学教授など。あいちトリエンナーレで、慰安婦像設置したのもこの思想にまみれた人たちでした。北海道にも浸透し、アイヌ新法などを利用し、日本分断を地下から狙っています。

 うすうす知られていることですが、韓国の文大統領もソウル市長も、チュチェ思想に染まっています。

 それにしても、よど号のハイジャック犯の動静は50年も知らされなかったのは、なぜでしょうか。日本のマスメディアが知らなかったか、それとも知っていても封印していたのでしょうか。ナゾが深まります。

 

 

https://in.renaissance-sk.jp/sikyo2_vsl_rs?cap=HS4

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手作りお菓子 35

2020-09-05 | わが家

 昨日はまたNさんより手作りお菓子を頂きました。砂糖なしピーナッツクッキーと、卵白プリン、グレープゼリーと夏らしいスイーツです。砂糖なしというのは、砂糖の代わりに甘みは、ココナツの花の蜜ということ。これは血糖値が上がらないのだそうです。入手も前より困難になったようで申し訳なく思いながら、おいしく頂きました。

 4日は父の命日ということで、隔月で読経に来てもらっています。昨日は前回に続きお父上。読経の後は法話でなくて、普通の話。前から聞きたかったことを話題に・・・広い寺庭にはいつ行っても草一本生えていません。どうやって保つのかと聞いてみますと、庭にラジカセを持ち込み好きな音楽を鳴らして除草するのだそうです。コロナで今回もマスク姿でした。

 このお坊さんのことで感心するのは、20代から素手でトイレ掃除をされていること。京都での仏教系大学時代、学生寮で素手で掃除をするよう訓練されていたのです。それからずっと実行されています。もう30年以上でしょうか。

 今も東日本大震災の見舞いに時々行かれています。震災当初多かった人も今はめっきり減っているそうです。

 

卵白プリンとピーナッツクッキー

マスクは読経の時は下にずらせて

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夫の診察に付き添って

2020-09-03 | わが家

 3年前に夫が体調を崩して入院して以来、総合病院に通院し薬を飲んでいます。隔月に病院まで車に乗せていってくれるのは娘です。「お母さんが来ると無駄なおしゃべりを偉い先生にするので来なくていいよ」と禁止されていました。薬剤師の娘と先生の会話は専門用語が多いので、夫も分からないといっていました。

 ところが次回から専門医が変わり通院の曜日も変わるので、娘も仕事の都合でいけなくなり、私も昨日は付き添うことになりました。娘は調剤薬局に務めています。久しぶりの病院では、入り口で消毒。体温測定のものものしさ。この時期はみなどこでもそうしていますが・・・

 今度の循環器内科の先生は娘の質問で薬剤師であることが分かったようで、「この病院はどうかね」と、スカウトされそうになり驚いていました。今は薬剤師不足。大型ドラッグストアでは高給らしく、そちらに流れてしまうのだそうです。夫の診察から意外な話になりびっくりしました。薬剤師不足はかなり深刻な状況らしいです。

 

エメラルド婚にサプライズで頂いた花束

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「自立国家」日本の創り方

2020-09-01 | 

 これまで何度も北野氏のネット情報は記事にしてきたのですが、この「自立国家」日本の創り方は総まとめ。まだ50歳の著者の本ですが、日本政府関係の人にも見てほしい内容です。著者は、卒業生の8割が外交官か、諜報員になるというロシアの国立大学で学んだ北野氏。

 超赤字大国のアメリカは、普通でしたら、自国通貨の大幅な下落の後には、インフレがおきます。アメリカは別格。世界の国々が米国債を買っています。アメリカ株も有望でした。ドルの暴落もを防ぐのも日本の使命でした。03年より04年まで、日本政府は35兆円を投入し、ドルを買い支えました。

 ドルは国際通貨になっていて、貿易決済通貨となっています。没落するとそういう訳にはいきません。日本は米国が没落するという観念はありません。06年の段階で通貨がドルからユーロに変わったという記述もあります。世界的にドル離れの傾向です。米国没落後は、日本は何をするべきでしょうか。

 日本以外の国は、日々金儲けのために外交をしています。金儲け意識ゼロの日本は諸外国には分からないようです。「何しに来るのですか」と問われて答えられない日本高官に対して、「日本はお金があっていいね、ロシアは貧乏だから具体的な目的なしに外遊したら首が飛ぶよ」と言われたそうです。日本以外すべての国は国益のみを追求しています。

 中国は平和ボケの日本と違い、国防を切実に考えています。中国の脅威にどう対応するのか。日本は戦後75年平和を謳歌してきました。平和憲法のおかげと信じている人が多いですが、日米安保のおかげなのです。

 日本は必要以上に自分を卑下したり自己正当化に躍起になる必要はないということ。米国もロシアも自分の都合のいい歴史だけを教えています。自国に都合の悪い歴史を教えているのは日本だけ。

 世界で日本を嫌っているのは、中国、韓国、北朝鮮くらいしかありません。いろいろな国の人と会うと、日本は世界で最も好かれている国の一つです。

 日本以外のすべての国はアメリカのインチキに気がついています。アメリカも中国もロシアも灰色だと思いましょう。

 紙数が尽きて、ここまでとしますが、本は、このあと日本はどう生きるか、という課題にすすみます。

 安倍内閣が、潰瘍性大腸炎再発でついに終わり、最長政権も病気という伏兵にやられてしまいました。次は誰の手にゆだねられるのでしょうか。派閥闘争でなく、国際感覚を身に着けた人が選ばれるとよいのですが・・・

 

 

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