つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

岐阜県歌人クラブ新年歌会 2

2007-01-28 | 
 今年も長良川畔の十八楼で、歌人クラブ新年歌会が開催されました。全国的に歌の世界では有名な平井弘氏と親しくお話できましたし、講演内容もよかったです。
 会員の中には歌人の他にいろいろなチャンネルを持つ人が多く、講師の木村氏も元校長先生。歌人クラブ代表G氏は岐阜県退職校長会会長です。
 テーマは、遠藤周作。昔、「沈黙」は読んでいるので、その深い洞察力に驚きました。「沈黙」の中に、踏絵のシーンがあります。「踏むがいい」・・・「お前が苦しんでいた時、私も一緒に苦しんだ」・・・このひとことがあるために西洋のクリスチャンから反発を受け、ノーベル文学賞をとりそこねたことなども・・・
 周作は劣等性であったが、作文は得意で小二の時の次の詩は、切り抜いて母上が終生財布の中に入れ、大切に持っておられたそうです。他の人には認められなくても、これを母に誉められ、周作は勇気づけられ作家となりました。(写真は川原町十八楼周辺)

マッチ しゅっ
けむり ぽ
ぼくもすいたいな
コメント (4)
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