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スタバのディスプレイ

この最近の生活

 寝ているのか、起きているのか分からない状態で朝を迎えます。

哲学的な発見

 心と体が入れ替わるのであれば、哲学的な大発見です。二元論に終止符が打てます。生まれてきた理由も、放り込まれた現象もすべて解明できます。何故、そちらの方にいかないのか。そんな重大なことがあるのに、高々、病気とか不倫とか、そんな他愛のないこと。

販売店とのコミュニティ

 パートナーは各販売店との間のコミュニティを作ることになるでしょう。その主催者です。ファイリテーターであると同時にインタープリターです。それで、地域の担当をしていく。一つひとつ電話でやっても、販売店間の共通の思いが分からない。それが、コミュニケーションの再生です。

 それができるために、今、何をすべきか。お互いが載ってこれる場所とツールはサファイア上に存在します。それを輝かせるサファイアが足りないだけです。サファイアのサファイアです。

 サファイアの一つの出来事に対して、ファシリテーションしているのか、エンパワーメントしているのか、インタープリテーションしているかの意識を持たせることができる。それらの機能がごちゃごちゃになると、スレーブになるしかなくなる。

Iさんとの朝の会話

 一週間離れていると、Iさんの顔を忘れますね。

 「お久しぶりです。髪切ったんですね。知らないうちに」

 (次男の相手に会った)「とりあえず、おめでたいと思います」「上手くいくんではないですか」「こればっかりはどうなるか分からないですけど」

 (未唯の相手を教えてもらっていなかった)「照れくさくて、云えなかったんじゃないですか」

 「今日はアメリカは感謝祭」

 「もう、69円しか残ってないですよ」「お会いしない間に」(5千円入れます)

 「今日は12時まで何ですけど、店長とミーティングしているので、出てこれないと思います」「店長がいると難しいですよ」

 「来週は、1日・2日が休みになっているので、3日からですね」「水・木・金といます」

 「12月はかなり入っているけど、今月だけはカツカツなんですよ」

Iさんとの昼の会話

 勤務時間は終わっていたけど、店長が読んでくれた。制服を脱いだ状態で店頭で会話。

 「わざわざ、時間をずらしてきていただいたんですね」

 「頭はパンパンですよ」「スターバックスは成長し続ける会社なんですので、停滞は許されない」「11月は停滞してたんですよ」

 「とりあえず、ぺアリスタをタワーズに嫁に出すことが決まった」(クリスマスグッツのタナを指して)「今、ここら辺が担当なんですよ」

 「いかに売れるようにするか」「クリスマスのドリンクが入った時に、ハッピー・ホリデーをいうことになっている」

 (頭、使わないといけないですね)「もう、疲れました」「11時から1時間ずっと、店長と話していた」「すいませんという感じで」

 「あまり、クリスマス・クリスマスだと」(ディスプレイは難しいね)

 ・・・

ディスプレイの指摘事項

 売り場のデザインを手伝いましょうか。ライティングが悪いのと向きが違う。もっと、数を少なくしないと。同じものばかり、置いておいてもしょうがない。

 出会いの場として、ディスプレイの中にシナリオを作らないといけない。地下街は、会社勤めが多くて、狭いから、そこでグッズをどう位置付けるか、それをどう見せるかです。

 ドール人のために考えるのがをモノとして扱っては、シナリオになりません。そこにいかに物語を入れるか。物語が分かる人なら、買ってくれます。本屋さんのポップとか、他のスタバのディスプレイを確認しましょう。豊田市のスタバは、飾り棚に埋まっています。目線も上を向けて見ることが出来ます。

 通路脇にあり、目線が下を向いているのは、弱点です。皆、カウンターがある右を見ている。左側のグッズを見るときはどういう時か。

 ポップとどういうカタチにするのか。Iさんよりも私の方がセンスがあると思う。販売店の店舗を訪問した時には、何を主張したのかを感じる訓練をしていた。新刊書でもポップのアイデアなどのマーケティング関係はかなり、借りています。

 通路のところにあるのが弱点だけど、どうしたら、それを強みにできるのか。他の店舗はグッズのタナが別個にあるけど、地下街にはそれがない。本当に展示する余裕も、見て回る余裕ががない。たくさん置いてはダメだ。

 ドールにしても、モノとして扱っているからイメージがわかない。Iさんは人を相手にしたときの発想力が素晴らしい。スリーブスケジュールとかX-LOVEとかじゃんけん大会の景品とか、思いつきをすぐにカタチにする。

 ポップにしても、スレーブに書くように、モノを人と見なして、やることが重要ですね。人のために考えるのが好きみたいです。それにすぐに成果が出るものです。あと一ヵ月の話題ができた。
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テーマからジャンルを見る

テーマからジャンルを見る

 テーマからジャンルでやることの意味。あくまでもジャンルの項目の補完性というか、完結性の確認です。テーマという見方をしているけど、結局、ジャンルの項目が全体をカバーしているか、なければ、それを追記するか、項目を分解させるか。

メール相談

 昨日は10時前にメールが掛かってきた。3回やって、途絶えました。これはメール相談です。書き起こしを中断しました。

 メールだと言い足りない。昨日言いたかったことは、いじめずに、彼のプライドを活かしましょう。最後をしっかり、飾ってやるということ。それは賛美することではない。ちゃんと、後を引き継いで、拡大させること。それを彼に分からせるということです。

 裏で交錯するよりも、正々堂々と論破しましょう。それで、自分を鍛えていくことが販売店のためになる。それからすると、現グループのKとは本音で話した方がいい。

 本音で話す力を持つことが、今後、必要です。それでも十分なことができるはずです。ポテンシャルはそこまで来ています。

 昨日の星占いはおとめ座とは抜群と書かれていた。最後の最後になって、来ました。昼の会食は何となく、空振りです。電話で聞いてたことを、言いにくそうに言っていました。

ICレコーダーとの旅

 身一つとカードとICレコーダーだけで、5日間ぐらいはいられます。その代り、1000以上の言葉の書き起こしが大変です。そんな旅を企画しましょうか。
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進化と退化

L6「位相表現」

 L6「位相表現」のところに、新しいモノのすべてが集まっている。そういう意識を元にして、具体的なサファイアと未唯空間を作り出した。それを理論的にしたものが「位相表現」。「位相表現」の考え方を元に「システム設計」を行い、「政治形態」を見直す。それを「進化」につなげる。

短時間に処理

 結局、昨日の休みにしても、余分なことだけをして、肝心なことは短時間で処理した。そのための道具は作ってきた。

新しい名言集

 考えは絵にしないと、考えではない。新しい名言集でも作ろうか。

全体を考え、先を見る

 部分を固定せずに、全体の中で考えて、先を見ていく。

パートナー支援

 12月になったら、富山と山梨の社長に、「よろしくお願いします」と電話しましょう。

進化と退化

 ある種の猿は、木に登って暮らしていたので、親指が退化した。人間の特徴は4本の指に対峙する親指があること。それで道具が使えるようになった。これって、進化なのか退化なのか。要するに、使わなくなるとなくなり、使っていくことで、様々なバリエーションからその種が選ばれる。ネアンデルタール人の絶滅まで、それで説明できる。

 人間の脳も一緒であり、脳の中の共同体意識も一緒です。使わなくなると退化する。それが進化だ。上から見るとそういうことになります。L7「進化」とL8「未来の姿」の関係。L7で理想的な進化を知った上で、L8を決めます。

傘をトイレに忘れた

 傘がなくなった。トイレに置いた画面があるので、10分ぐらいかけて、取りに行ったら、なくなっていた。おかげで心臓がおかしい。やはり、運動はダメですね。肺かな?

 地下街を回った方が、裏の階段を使うよりも時間が掛かることは分かった。

 100円の傘を5本ぐらい買ってきましょう。色違いで。

3人で会食

 ミッドランドはつながっている。

 全部は回りきれない。ひどいね。大手をどうしよう。

 福井・新潟・石川は行くけど、富山は行くつもりはない。

 彼は乙女チック。

 現グループは人事待ち。送別会も決まっていない。

 コミュニケーションの仕方、意思決定についても習得するための訓練。

瞬間的な判断

 192の書き起こしには時間が掛かります。しゃべっている方が内容があります。瞬間的な判断の連続です。脳が動いている感覚です。その都度、書くとそういうわけにはいきません。

スケジュール帳

 日記帳に、この時間で何をするかを書かないと忘れそうです。優先順位が分からなくなっています。

 スケジュールノートは持ち歩きます。あれがないと適当に時間を過ごすことになる。。

メールでの相談

 21:50、22:05、22:38

 引き継ぎの件だけど、自分の意思を明確に出せるようになってほしい。

 戦略的に進めることを期待する。
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16テーマの説明 7/7

テーマ M6「政治形態」

 遡って、M6「政治形態」です。政治形態がどうなっていくのかは歴史も関係します。国民国家という形態は、国家連合から超国家に向かうことで、国自体の存在理由が変わってきます。

 それはグローバル化の時代に、戦争と平和の時代を通り越していくのに、必要です。今のままでは、矛盾から戦争の時代に入っていきます。それは武器しか生み出さない。いかにして、ローカルからグローバルへカバーリングしていくのか。国家のレベルはカバーリングにはさほど関係ない世界です。

 資本主義はどうなるか。資本主義をサファイアで乗り越えることを考える。その前に、資本主義を見直した結果どうなったかを考えると、共産主義に代わった。その意味で、共同体主義というものとの関係をどうしていくかです。ベースのところを足固めしないと、共産主義的なカリスマの発想になってしまう。

 もう一つの要素は、持続可能性をどうもっていくのか。新しい教育・仕事・生活の循環を作り出していく。作ることではなく、シェアすることが主になってくる世界をどう作って、それをいかに持続するのか。

 民主主義については、超えるのは割と容易です。人が覚醒すれば、出来ます。新しい民主主義をどうするのか。問題になるのは、ベース部分をどう作っていくのか。それがないと、全体主義に陥ります。民主主義の脱却というよりも、含んだ世界をどう作るかです。皆が考える世界をどう作っていくのか

 そのベースのところで、重要なのは合意形成の仕方です。政治形態は、意思決定の仕方で決まっていきます。小さなところから大きなところまで関係させていく、意思決定の仕方です。情報を共有して、相手の状況が分かることは当たり前です。その上で、いかに集合和にしていくかです。

テーマ M7「教育・仕事・生活」

 サファイア循環とは異なり、具体的な循環である、M7「教育・仕事・生活」を物理層の一つのカタチにします。それぞれ、単独に変えることはできない。お互いが変わらないと変わらない。一斉に変えるのかスパイラルで変えていくのか。

 ベースのエンジンは知です。教育から変えていくのがいいでしょう。仕事が変われば、国が変わります。行政も追従します。そのきっかけをどう作り上げるのか。

 教育については、学校教育と生涯学習との一貫性をとるのと同時に、アマゾンとかグーグルなどの知の入口を変えること、一番変わるのは、仕事に従属している教育を存在の力で見直すこと。

 仕事の中心が高度サービスになれば、教育は変わります。作ることが目的でなくなります。売ることができなくなれば、作ることへの魅力はなくなります。いかに簡単に使っていくのか、皆のノウハウをどう集めるかのほうが教育にとって、必要になります。コミュニケーションの仕方も当然変わってきます。

 一番変わらないといけないのは、仕事観なんでしょうね。企業観というのか。高度サービスを本当にするために、これが変わらないとダメです。当然、賃金体系も変わります。組織の中にいる人間そのものが市民として変わります。個人の分化が組織の分化を促します。

 その結果として、仕事が変わる、家族制度が変わる。宇宙の旅人は本来、家族制度からでています。市民が変わり、生活視点が変われば、終着点が変わります。地球的規模の変革から変わることをN8「環境社会」と述べている。このイメージを最後に作り上げる。

 ここには先ほどの「政治形態」とか、「教育・仕事・生活」の循環もすべて入り込みます。かつ、国際的になります。

テーマ M8「環境社会」

 M8「環境社会」の定義そのものは、歴史意識から変わること、国が超国家に変わっていくこと。それが進化であるということと、クライシスで変わっていく。

 「環境社会」にとって、一番のファクターはグローバル化をどこまで進めるかです。企業のグローバル化だけでなく、国のグローバル化。同時に、分化を進め、それをどう統合させていくか。

 環境社会では地域がベースになるから、地域インフラをどのように自分たちで決めていき、それをいかにカバーリングさせていくのか。地域からどのように発想させるのか、その後にいかに安定させるかが問題になってくる。

 その具体例として、クルマ社会です。これは地域インフラを含めて、大きな要素になります。これが企業の生きていく、唯一の道です。そこにはインフラだけでなく、シェアの世界と移動することの意味そのものがあります。

 移動することと、音楽とCDの関係とがアナロジーになります。いかに、エネルギーを少なく、最終目標に近づけるのか。考えた結果の世界をどう創っていくかという、大きなポリシーになっていきます・
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16テーマの説明 6/7

テーマ M4「システム設計」

 M4「システム設計」はジャンルとしては、狭いものになっている。仕事でやってきたのも、パートナーに渡したいのも、このテーマです。外との世界との関わりが非常に高いところです。物理層の外側の世界の結論がM4「システム設計」です。

 当然ながら、システム開発とかプログラム開発とは別の次元のものです。もっと、大きな概念になります。

 パートナーからの関係からすると、私のミッションとして、このテーマを渡すこと。そのためにどのような生活規範にするのか、パートナーに何をしてもらいたいのか、販売店をどう生かしていくのか、ミッションに関係するもの、過去の経験をいかにまとめるのか。サファイアのサファイアとして、今は位置づけている。

 システム設計をするためにはシステムの構成を決めていかないといけない。具体的に、販売店の中で要望を聞くことからやってきた。要望を聞くにしても、システム屋さんの要望ではなく、販売店の全体を考え、先を見ていく要望でないとダメです。それをいかに聞き出すのかも含みます。そのために使えるシステムとか、販売店をいかに支援していくのか、店舗の活性化を図るのか。そういう形で現象解析していくのか。

 要望については、非常に難しいものです。皆、意識して生きているわけではないので、そこから、要望をハッキリさせていく。個人の要望ではなく、全体の要望にするために、全体を知らないといけません。ここでも、全体を考えて、先を見ていくことをパートナーに求めていく

 では、どのようにシステム設計するのかのツールを含めて、まとめて渡していきます。意識もモラルも高いです。具体的に示すと同時に、パートナーの資質に合った形で順番に出していきます。居なくなったところでも、思想はつなげていきます。

 システム設計が具体的に残せる、唯一のものなのかも知れない。ここでもやはり、数学的なセンス。そこでの経験と言っても、単に経験だけでなく、人との関係を広く構えています。

テーマ M5「コミュニティ」

 地域の中核としてのM5「コミュニティ」。共有意識をいかに体現化するか、物理層に落とすかというところで、「コミュニティ」に行き着いた。これは概念ではなく、操作です。

 個人と組織の間に「コミュニティ」を入れ込むことで、両方を動かすというカタチです。そのコミュニティが連携することで、全体をカバーリングしていくという発想です。これは、地域の交流館とか学校区のような概念よりも、はるかに抽象的にしないといけない。バーチャルを含めたコミュニティです。

 地域のベースとして、地域の展開とか支援とかをすると同時に、循環では静脈系のところを、ここで商売を行います。細胞を活性化すると同時に、細胞から吸い上げるのが、コミュニティです。

 マーケティングにおいても、個人対企業ではなく、コミュニティ対企業にすることで、個人が生きるカタチにしていく。地域コミュニティで必要なのは、知識と意識という二つのもの、ナレッジをいかに武器にしていくか、自分たちの集合知と集合和をそこで作り上げていく。企業にとっても大きな役割を果たす。

 もう一つの役割は、ライブラリをいかに作り上げていくかです。皆の意見を集めるだけでなク、それを一つのまとまりにしていく。コミュニティからの行動を可能にする。図書館とか図書室を連携するだけでなく、起業とも連携して、社会ライブラリとしていく。

 考え方を上に上げるには、必ず、ライブラリが必要です。販売店ネットワークにおける三層構造で実証済みです。
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16テーマの説明 5/7

テーマ M3「未唯空間」

 M3「未唯空間」が物理層の最大なものです。私の「内なる世界」からできた空間、全てを知るためにそれは作られている。考えたもの、感じたものをそこに全て、放り込むと同時に、体系化する。そこから得られたもので、未来をどう見ていくのかという大きな役割を持ちます。

 未唯空間そのものの構造は数学モデルに沿っています。何が違うかと言うと、言葉と言うものを使っている。部分と単位が混ざり合った、多層的な言語と言うものを使っています。言語でもって、体系化すると同時に、それを蓄積して、連鎖させていく。その中に因数分解のような数学的な要素を入れ込んでいる。

 目的は明確です。全てを知るために、どうあらわすか。今は知ると同時に未来を知る。そして、全体を知る。図書館の新刊書をこの中に入れ込んでる。本の中のDNAを取り込んで、分類して、他のジャンルがあるかの検証を行ってきた。これは膨大な工数を要すると同時に、偶然が影響します。

 これをまとめる時間が与えられているとか、新刊書を自由にハンドリングする仕組みができているなどの偶然を全部、使っている。こうなってくると、偶然は偶然とは言えなくなってくる。必然です。私に何かをやらせるために、これをまとめるために作られている世界です。

 私がその中でやることは、考え抜くことです。哲学の考え方もこの中に入れます。哲学の考え方そのものは積み上げるものではなく、一人ひとりが作り上げるものです。生まれてきた条件、放り込まれた怨念も含めて、作り上げることです。

 未唯空間から何を知るかと言うと、それは未来を知ることです。本来、内なる世界では未来を知るために作ります。それを外なる世界に出すかどうかは趣味の問題です。どっち道、亡くなる存在としては、他者を納得させるかどうかはどうでもいいことです。自分がそれを正しいと思えばいいだけです。
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16テーマの説明 4/7

テーマ L8「未来の姿」

 進化の過程で、「未来の姿」が見えてくる。未来学者として、どうまとめていくのかがL8「未来の姿」です。

 「未来の姿」で一番分かり易いのは、資本主義が変わることで、企業の変革が起こる。ローカルが変わることで、変革するしかない。イメージとしては高度サービス業としての企業、モノを作るメーカーでなく、サービス中心になる。一カ所だけ変わってもダメだから、循環させていく。それを支えるのは生活者です。生活者がマーケティングを変えていく。

 そのための社会はローコスト・ローエネルギーをどう作っていくのか。シェアは当たり前として出てきます。それが「未来の姿」です。未来の技術とか、未来の車が未来ではない。新しい仕組みが未来を作り出す。そこでは、エネルギーはあまり、使わずに、お互いがお互いを助ける共同体主義です。

 それは数学の世界でも、トポロジーの世界で近傍系から作り上げたものがどういうカタチになるのか、先の理論との関係が出てきます。ローカルとグローバルがくっつく世界です。そのための方程式が未来方程式です。資本主義とか民主主義がグローバル化と多様化の世界を経て、情報共有でどう変わっていくのかのシナリオです。

 シナリオのパラメーターとしては、情報共有係数が意味を持ちます。上からの指示ではなく、下からやっていって、かつ、分化と統合が上手くいくためには、情報共有係数がどこまでのレベルに達したらいいのか。

 フェースブックがどういうカタチの役割をして、グーグルが知に対して、どういう働きをするのか。未来方程式は歴史の方向と一緒になっていかないといけない。歴史の方向は数学の方向に従うことになる。

 最終形は「先の先」と同様に、LL=GGをいかに具体化するのか、と言うところです。これは論理層の究極のカタチです。存在の無、そのものになってきます。私の「内なる世界」のベースと同じになります。

 現実的なところでは、知の体系を作り上げること。それぞれが役立つ人間になるには、知というものが必要です。教育制度、生活、仕事のやり方の循環において、知をベースにした社会にしていく。学校教育と生涯学習の一貫性、何のために生まれてきたのかの存在の力をここで出していくカタチです。

 グーグルではないけど、知の入口をハッキリさせ、コミュニティで展開して、知識と意識を社会のエネルギーにしていく。知ること、それは難しいです。全てを知りたいというエネルギーをここに注ぎ込んでいくことになる。

 社会的な制度としては、共同体主義として、クラウドを挙げています。クラウドにして、移動などをバーチャル化することで、小さなエネルギーで多面化することを実現させていく。そこでは、電子書籍とか、グーグルとかアマゾンのクラウドが役割を持つ。それを実現する場としてのコミュニティがベースとなる。

 そして、個人のところはスマホみたいなもので、ゲームの世界からコミュニティの世界のための道具として、生きてくる。

テーマ M1「社会構造」

 物理層の最初は、M1「社会構造」です。本来、こんなものは見なくてもいいんだけど。M1「社会構造」を分析して、現象を確かめて、揺らしてみて、どういう変化するかというところです。それで社会のあり方を探ってみるというところから始めます。

 社会に対する変化で大きいのは、多様化です。多様化できないと、社会は滅びます。この目的は、幸せな社会をどのように作っていくのかという抽象的な概念になります。そこにいる人も含めて、社会をどうしていくのか。自分には最終的には関わりはないけど、その構造を調べます。何しろ、物理層ですから、

 社会構造を仕事から見ていって、サファイアの概念を見つけました。これで仕事はほとんど終わりました。そこまでしかたぶん、できなかった。サファイアが得られたので助かりました。これも全体を考えて、先を見るということから、生まれました。

 全体を見ていくときに、まず必要なのは循環です。グローバルとローカルがどう循環するのか。そのキーとして、思考と行動を考えて、色々なモノにあてはめました。ローカルとグローバルの関係は、国と地域だけでなく、販売店とメーカーの間、販売店とお客様との間、そういうものはすべて、ローカルとグローバルで定義できました。

 この概念そのものは、EUの国とEUとの関係、国と地方との関係から持ってきたので、汎用性は高いです。本来、異なるものが同じように見えるというのは、空間認識のなせる業です。その空間モデルからサファイアモデルを作り出しました。

テーマ M2「サファイア」

 M2「サファイア」の最初はsustainableを取り上げています。sustainableするために、循環する。いまは、持続可能性をユネスコも取り上げているけど、その定義ははっきりしていません。

 自分たちが始めたことが持続できることが、持続可能性ではない。持続可能性はスパイラルに陥ることなく、循環させながら、進化させていくかです。

 サファイアに対して、数学理論をあてはめます。これは空間理論からの問題です。ローカルとグローバルをやっていくのか行動と思考と言うものを外側への力と内側への力とすることによって、全体を回していきます。それを理論化すれば、色々なモノに適用できます。
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16テーマの説明 3/7

テーマ L6「位相表現」

 社会を数学的に扱うためにL6「位相表現」を使います。社会を空間と見なした時に、そこに位相を入れるということは新たな見方になります。それを社会に適用する。社会を空間と見なすと言っても、距離をどう定義していくのかが位相です。

 地域を近傍と見なして、その近傍を定義します。そこでのポイントはコンパクト性です。自律できる単位です。閉であり、開であることです。近傍系は多様体の部分になるので、多様化にも対応できます。

 近傍系は連鎖できます。周縁を中核に置き換えて、近傍を作り出せば、空間をカバーリングできます。その連鎖を地域に適用すれば、地域は拡大できます。その時の地域は物理的である必要はなくなります。

 その結果は近傍系というカタチで単位ができます。近傍とその周辺を集めて、最小単位ができます。これを地域と照合させます。その上で、元々の空間認識と合わせる。空間認識といっても、あくまでも地域ですから、近い概念はネットワークです。

 つまり、LAN/WANの世界に持ち込みます。これは販売店ネットワークでかなりの見識を持っています。店舗のLANと販売店ネットワークのWANをつないで、販売店の中にメーカーとお客様を入れ込みました。WANとして、一つの体系するのは自由です。規定さえ守っていれば、IPアドレスさえあれば、つながっていきます。それで空間解析を行います。これによって、新しい空間が作られます。

 一番、大きなテーマは、そのようにして作られた近傍が全体をカバーできるかどうかのカバーリングの問題です。つまり、地域から国家を作るようなものです。今までは、地域は一機能であったにすぎないけど、国家を作る要素になるにはどうするかです。

 革命のように、一時的に国家を支配したとしても、求心力が国家に行けばいくほど、地域から離れていき、結局は元の木阿弥になってしまう。そこにカリスマが出てきて、全体を破壊する。そうではなく、地域から全体を捉えるか。それを安定的にやることが重要です。

 典型的な例が宗教の伝播力です。元々、意識があったところに、宗教というカタチで、戒律などを経由して、帝国を作り出した。これがムスリムです。個人と一番上の存在が国家を超えたところでつながったために、一気に広がった。

 税収入などを考えれば、征服することではなく、味方にするというカタチでができれば、皆が頼っていくカタチで全体ができます。力を持てば、求心力になります。それを帝国にならないようにするために、同胞団のような、下から持ち上がったコミュニティが有効です。

テーマ L7「進化」

 L7「進化」。未唯空間をまとめるまで、進化という概念を持っていなかった。歴史の進化から始まって、数学の進化など、最終的には進化することが重要です。色々な障害に対して、人類、動物、植物なども進化することで対応させてきた。

 歴史の進化では137億年の進化を見れば分かるように、それぞれの局面でマイナスをプラスにさせる、余分なものを切り捨てるということを含めた進化。サファイア革命も歴史の見方そのものです。グローバルとローカルをどういう関係にしていくのか、それに個人が絡んできた。

 歴史の進化で大きいファクターは、経緯から分かるように、歴史が加速することです。そのために、大いなる意思は私をこの世界に放り込んだんでしょう。進化の方向は「存在の無」です。個人とグローバルが完全にくっつくというところに持って行くことになる。

 「進化」のベースになるのは、地球規模の課題です。大きな変化が起こる。予測できるだけ予測するけど、予測できない変化も当然起こる。それも予測する。クライシスは頻繁に起こるけど、それに対する進化がされていない。環境問題というターゲットに対して、人間がどう変わっていくのか、共同体意識をどう持って行くのかというところです。

 環境問題の中にエネルギー問題があります。ハイパーインフラのような、人間が人間に仕掛けた幼稚な仕掛けが狂ってくる。そこから、資本主義とか、民主主義とかを見直すことになる。持続可能性を現実のモノにする。

 どういうカタチになっていくかに対して、先行するものがあります。それが数学です。トポロジーです。数学の経緯が将来を示している。これは人間の知恵というよりも、むしろ、科学のベースになるものです。それをいかに信じるかということと、いかに対象を拡げるかというところです。

 新しい数学の一番のポイントは、集合が点になり、点が集合になるという、次元を超越するモノです。存在が無になり、無が存在になると言ってもいいけど、わけが分からなくなる。

 この空間は現実のものです。物理層でなく、論理層は十分ン、成り立ちます。存在が無になるぐらいならば、簡単なものです。人間そのものがそういうものからできているからです。

 そして、今までプレーンだったものが、多層空間になる。論理層と物理層も多層になっている。さらに次元を超えたレイアがあります。そのレイアをどう見ていくかという、新しい数学が発生します。

 新しいレイアといいながら、社会学では、複雑性というカタチで出来ています。その複雑性をどう使っていくかはハッキリしていないが、ロシア革命を含めて、周縁から中核が変革しました。

 「進化」の究極なカタチがL8「次の次」です。2050年には、変節点を向かえます。その時には、市民=超国家というカタチになります。

 このイメージは分かりにくいと思っていたけど、一神教がヒントを与えてくれます。個人が神とつながるカタチです。キリスト教では協会が邪魔をしていたが、ムスリムではこのベースが出来ています。同胞団などのコミュニティのベースが出来ている。コミュニティを通じて、対等の関係で神とつながる。

 神に依存するのではなく、神を作り出すところまで持っていくカタチになります。そのための一歩は、L=Gとなるところで、コミュニティから国家を作るところがあれば、同じようなアナロジーによって、個人から超国家がつながります。その時には位相社会になっていく。分化したものを統合して、全体を規定することになる。
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16テーマの説明 3/7

テーマ L6「位相表現」

 社会を数学的に扱うためにL6「位相表現」を使います。社会を空間と見なした時に、そこに位相を入れるということは新たな見方になります。それを社会に適用する。社会を空間と見なすと言っても、距離をどう定義していくのかが位相です。

 地域を近傍と見なして、その近傍を定義します。そこでのポイントはコンパクト性です。自律できる単位です。閉であり、開であることです。近傍系は多様体の部分になるので、多様化にも対応できます。

 近傍系は連鎖できます。周縁を中核に置き換えて、近傍を作り出せば、空間をカバーリングできます。その連鎖を地域に適用すれば、地域は拡大できます。その時の地域は物理的である必要はなくなります。

 その結果は近傍系というカタチで単位ができます。近傍とその周辺を集めて、最小単位ができます。これを地域と照合させます。その上で、元々の空間認識と合わせる。空間認識といっても、あくまでも地域ですから、近い概念はネットワークです。

 つまり、LAN/WANの世界に持ち込みます。これは販売店ネットワークでかなりの見識を持っています。店舗のLANと販売店ネットワークのWANをつないで、販売店の中にメーカーとお客様を入れ込みました。WANとして、一つの体系するのは自由です。規定さえ守っていれば、IPアドレスさえあれば、つながっていきます。それで空間解析を行います。これによって、新しい空間が作られます。

 一番、大きなテーマは、そのようにして作られた近傍が全体をカバーできるかどうかのカバーリングの問題です。つまり、地域から国家を作るようなものです。今までは、地域は一機能であったにすぎないけど、国家を作る要素になるにはどうするかです。

 革命のように、一時的に国家を支配したとしても、求心力が国家に行けばいくほど、地域から離れていき、結局は元の木阿弥になってしまう。そこにカリスマが出てきて、全体を破壊する。そうではなく、地域から全体を捉えるか。それを安定的にやることが重要です。

 典型的な例が宗教の伝播力です。元々、意識があったところに、宗教というカタチで、戒律などを経由して、帝国を作り出した。これがムスリムです。個人と一番上の存在が国家を超えたところでつながったために、一気に広がった。

 税収入などを考えれば、征服することではなく、味方にするというカタチでができれば、皆が頼っていくカタチで全体ができます。力を持てば、求心力になります。それを帝国にならないようにするために、同胞団のような、下から持ち上がったコミュニティが有効です。

テーマ L7「進化」

 L7「進化」。未唯空間をまとめるまで、進化という概念を持っていなかった。歴史の進化から始まって、数学の進化など、最終的には進化することが重要です。色々な障害に対して、人類、動物、植物なども進化することで対応させてきた。

 歴史の進化では137億年の進化を見れば分かるように、それぞれの局面でマイナスをプラスにさせる、余分なものを切り捨てるということを含めた進化。サファイア革命も歴史の見方そのものです。グローバルとローカルをどういう関係にしていくのか、それに個人が絡んできた。

 歴史の進化で大きいファクターは、経緯から分かるように、歴史が加速することです。そのために、大いなる意思は私をこの世界に放り込んだんでしょう。進化の方向は「存在の無」です。個人とグローバルが完全にくっつくというところに持って行くことになる。

 「進化」のベースになるのは、地球規模の課題です。大きな変化が起こる。予測できるだけ予測するけど、予測できない変化も当然起こる。それも予測する。クライシスは頻繁に起こるけど、それに対する進化がされていない。環境問題というターゲットに対して、人間がどう変わっていくのか、共同体意識をどう持って行くのかというところです。

 環境問題の中にエネルギー問題があります。ハイパーインフラのような、人間が人間に仕掛けた幼稚な仕掛けが狂ってくる。そこから、資本主義とか、民主主義とかを見直すことになる。持続可能性を現実のモノにする。

 どういうカタチになっていくかに対して、先行するものがあります。それが数学です。トポロジーです。数学の経緯が将来を示している。これは人間の知恵というよりも、むしろ、科学のベースになるものです。それをいかに信じるかということと、いかに対象を拡げるかというところです。

 新しい数学の一番のポイントは、集合が点になり、点が集合になるという、次元を超越するモノです。存在が無になり、無が存在になると言ってもいいけど、わけが分からなくなる。

 この空間は現実のものです。物理層でなく、論理層は十分ン、成り立ちます。存在が無になるぐらいならば、簡単なものです。人間そのものがそういうものからできているからです。

 そして、今までプレーンだったものが、多層空間になる。論理層と物理層も多層になっている。さらに次元を超えたレイアがあります。そのレイアをどう見ていくかという、新しい数学が発生します。

 新しいレイアといいながら、社会学では、複雑性というカタチで出来ています。その複雑性をどう使っていくかはハッキリしていないが、ロシア革命を含めて、周縁から中核が変革しました。

 「進化」の究極なカタチがL8「次の次」です。2050年には、変節点を向かえます。その時には、市民=超国家というカタチになります。

 このイメージは分かりにくいと思っていたけど、一神教がヒントを与えてくれます。個人が神とつながるカタチです。キリスト教では協会が邪魔をしていたが、ムスリムではこのベースが出来ています。同胞団などのコミュニティのベースが出来ている。コミュニティを通じて、対等の関係で神とつながる。

 神に依存するのではなく、神を作り出すところまで持っていくカタチになります。そのための一歩は、L=Gとなるところで、コミュニティから国家を作るところがあれば、同じようなアナロジーによって、個人から超国家がつながります。その時には位相社会になっていく。分化したものを統合して、全体を規定することになる。
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テーマ L3「内なる世界」

 L3「内なる世界」が生まれたのは、販売店の要望を聞いた時に、それらを成し遂げることがメーカーができるのか、なぜ、それが起こるのかを考えた時に、自分の中に大きな世界を持っていないとできないと感じたからです。考えに枠をつけては解にたどり着けない。

 つまり、単独には成り立たないということです。皆、関係性を持つということです。関係性の方が重要である。メーカーを変えるだけではダメです。お客様を変えるだけでもダメです。全体を考えて、どういうシナリオにしていくのか。どういう風に変えるのかというのは、その後にきます。そのシナリオを完結しながら、行っていくのが、「内なる世界」です。

 そのためには、よほど、自分をしっかり持たないとダメです。家族に依存していてはダメです。そこで出てきたのが、宇宙の旅人です。これは家族とか人類とかを離して見ている。

 池田晶子さんの父親との葛藤から生まれた概念。それがベースとなって、哲学を作り出す。自分を客観的に見ると同時に主観的に見る考え方。偶々、地球に寄っただけと考えると、気が楽になりました。当然、これは独我論につながります。私は私の世界というのは「内なる世界」そのものです。内なる世界が全世界になっているだけです。

 そこから、社会と関わりが出てきた。「内なる世界」で得たもので、社会との関係をつけていく。社会とのポインターをつけないといけない。社会の中に「内なる世界」があるのではなく、社会そのものを取り込みます。この程度のことをしゃべるために、まとめてきたわけではない。もっと深くしよう。

 「内なる世界」のベースは考えること、偶然の意味を知ること、それで完結性をもって、まとめるのは未唯宇宙にする。

 宇宙の旅人は、①偶々、地球に寄っただけ、②生きる意味を軽くする、③自分の中を分化させたμとの対話、④池田晶子の世界。

 独我論の世界は、①私は私の世界で生きるということ、②自分のミッションを果たす、③四つの役割を背負い、④論考のような表現をすることです。ウィットゲンシュタインのように、真理を一言でまとめていきたい。

 外なる世界はまずは、つぶやくこと。働きかけて、外の内の一部を内側に入れ込む。外とつなげるツールは別です。これは考えるための手段です。だから、順番は変えていきます。

 オープンで考えることで始めて、決まります。クローズドで考えると答えは出ない。オープンで一緒に考えることです。「内なる世界」をどのように拡げるかがポイントです。

テーマ L4「情報共有」

 車はインフラ依存です。非効率です。インフラから変えていかないと。あとは、モラルから変えていかないと。

 L4「情報共有」のベースはソーシャルです。フェースブックは情報共有係数という概念を設定しています。これが指数的に上がっていく。世界の変化です。情報共有は単にそれだけでなく、コラボレーションすることによって、意思決定するところに入ります。

 情報共有で一番大きいのは、状況の把握です。お互いの状況を知って、動ける範囲を拡げていく。上からの指示ではなく、それぞれが動く。動くためのタイミングを状況把握で行っていく。

 それらのツールとして、考えられるのが、ポータル画面をどう使っていくのかというところから、物理層が動き出します。状況把握する単位としては、お客様情報、クルマの状況、市民の状況、行政の中身などがあります。それをお互いが知って、どう使っていくのかのコントロールセンターです。

 それらのツールはお互いが見えるカタチにはなってきています。ポータルについては、情報共有のベースとして、図書館コミュニティ、販売店店舗での入口になっていく。知の入口とも関係していく。コラボレーションは単に議論するだけでなく、、それで決定していくためのロジックもこの中に入っていきます。

 情報共有はサファイアの循環を行うための道具として、動き出します。ローカルの状況だけでなく、グローバルの状況も把握することによって、分化したところから、相手をどう動かしていくのか、また、自分はどう動いていくのか、動いた結果がどうなっているのか。

 車なども状況が把握できれば、それをどう使うかが判断できます。シェアのベースになります。「情報共有」物理層に近い概念ですが、「共有意識」は論理層です。これをベースにして、社会をどう変えていくのか。

テーマ L5「共有意識」

 L5「共有意識」で地域の分化を行います。多くの人がいることを可能にするのが、「共有意識」がベースです。資本主義のあとは、共同体主義です。当然、「共有意識」に対しては、基盤が必要になってきます。どのようにインフラを作るか。

 共有意識に業態で一番近いのは、ボランティアです。ボランティア組織は共有意識です。ボランティアだけでは成り立ちません。循環させないといけない。あくまでも、ボランティアはつなぐものです。自分たちが繋ぐという意識です。主体となって、儲けることもできるようにする。

 共有意識の先端部分は、公共図書館です。パブリック・ライブラリ。これがイギリスで生まれて、米国に渡って、世界に広がった。コンテンツがシェアの世界。活字よりも中身、それが多くの人にどう影響するのか、という著者の思いを拡げていく。

 本という時は、どうしても商売になります。紙というものを使う時には消費になります。ベルギーのように紙のないところは、本をすっ飛ばして、ネットワークの世界に向かいます。

 ノルウェーなどは、地理的に離れていて、物理的な本を置く場所がないところでは、共有意識で様相が変わってきます。公共図書館で公共のあり方を提案しているから、それをいかにして展開していくかです。そして、シェアの元になる、新しい行政のベースが「共有意識」です。共同体主義という民主主義です。

 ローカルを中心にやっていくという意味では、共産主義とは異なります。そのためのベベースになるのは、行政がどう絡むかです。

 社会モデルとか地域の状況が関係します。一番、意識を変えて、メリットが上がるのは行政でしょう。「共有意識」を発揮できるのは地域です。地域をベースにして、そこから変えていくことになる。そのために、地域権力にしていく。そういう社会モデルです。その先にあるのは、脱・国民国家です。
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