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3.3 ファシリテーション 1/6

社会の循環を変えていくためには、グローバルがローカルを支援している部分を探し出すと同時に、仕掛けていく準備が必要です。

3.3.1 ローカルでの活動

 エコットの設立に絡んできました。そのプロセスを仮説・実証してきた。

 エコット支援グループT-GALをNPOからの誘いで作りました。私と女性3人のかわいらしいグループです。

 設立のための分科会(企画・運営・広報・理念)で考えたが、実現されたものはあまりにも異なるものになってしまった。別ルートで召集されたボランティアがメインとなり、元からのメンバーは切り離された。

 T-GALの意味はThink Globally, Act Locallyの頭文字から取りました。当時はローカルの活動が中心であったが、今はグローバルで考えることが中心です。

 エコットに市民の思いを入れ込もうとしたが、市役所の論理は計画通りに立ち上げることだった。彼らはやはり、ダメです。広報は市民活動の中核であり、企画と理念はカタチにしていくことがミッションです。

 せめて、環境学習施設の名前に私の思いを入れたくて、「さあ!」という名前を提案したが、結局は「エコット」という市役所発想の名前にさせられた。「エコ」を頭に着けては、市民活動が限られます。

 「さあ!」で単なる場所ではなく、きっかけ作りであり、出発点であることを主張したかった。インタープリターという名のボランティアを含めて、市民参画に対する理念を伝えたかった。

 海外に説明する時はSa-fireです。ハメンリンナのDe.ヘリさんにも、来てもらうのが目標でした。その時は、facilitation、Interpretation、Realization、Empowermentの意味を丁寧に説明するともりだった。

 市役所も環境学習施設の発案者は国際感覚を持った人でした。その次が、市民を小ばかにした、とんでもない課長です。それまで積み上げた成果をバラバラにした。これが市役所の実態です。適材適所とか、市民のためのプロ意識はない。

 市民主体と言いながら、企画するのは、自分たちという意識が丸見えです。本当は自分たちの権限で実現したいけど、社会の環境が許さないので、市民にやらせているというスタンスです。

 (つづく)
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