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フォースの共にあらんことを

未唯へ。先行きのことを考えていると、「偶然」を感じます。菅野美穂のドラマ『キイナ』の中で、「毎日起こるすべてのことが奇跡なんだって思うほうが、私はいいかな」に同感して、偶然を単なる偶然と、必然としての偶然、の二つに分けて考えるようにしています。

単なる偶然はやり過ごすけど、必然には縁を感じて、行動していきます。昔からそのやり方できました。火曜日のsalesforce.comからプレゼンは、「次のことを勝手に考えている」私にとっては必然だと思われます。

プレゼンでの一番の成果は、ローソンのコミュニティ構築の目的が「時間がない」「わからない」から「時間がある」「わかる」に変えることということを教わったことです。説明してもらったわけではなく、資料を読み込んでいて、ローソンの悩みにたどり着きました。この概念は、我々の店舗の悩みに言葉を与えるものです。「コミュニティ」という抽象的な言葉を具体的なものにして、力を与えるものです。

熊本の販売店で、「グループでのコミュニティ」に対しての専務から販売店にとって「革命的」であるというコメントをもらうと同時に、「現場は忙しい」というイメージをもらいました。そうは言っても、「仕掛けないと何も始まらない」ということも感じました。

それらを受けて、「グループでのコミュニティ」の意味を「時間がない」「わからない」店舗の課題を解決する仕掛けにすることにしました。そのためには、関係者を決めて、そこで持っている資料を集めて、メルマガで意見交換をして、グループ専用画面でいつでも見えるようことから始めましょう。

あわせて、ライブラリのメリットとしては、「その日から始められます」を提案していきます。クラウド・コンピューティングのメリットと同様に、大きな仕掛けを事前にしてあるので、販売店は資料の体系を決めてくれれば、ライブラリが動きだします。細かいことは、やりながら、一緒に考えていきましょう、というスタンスでいきます。まずは使うことから始めましょう。

最後の一点は、salesforce.comという会社をグローバルな存在として位置づけ、販売店ネットワークという`ローカルに存在する’サファイアシステムそのものの`グローバルな’インターネット空間への拡大を図ります。その中から、脱電算部・脱イントラの道筋をつけていきます。
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面談で感じたのは、この会社のインタープリテーション機能のなさ

未唯へ。「天動説」というのを習ったと思います。地球(自分)を中心に世界が回っているという、世界観です。未だに、その天動説を信じている人が多くいます。自分を取り巻く視点を高次元に上げてもらうしかありません。上から見ると、空間に浮かんで回っている地球が見えてきます。

年に2回の上司面談の時には、今、そこで起こっていることよりも、高次元からの、仕事を説明しています。前の上司はそれなりに理解してくれたが、その上の人に伝えてくれなかった。今の上司は「天動説」を信じています。

そんな人に言ってどうなるかはわからないけど、とりあえずは言ってみました。つまり、サファイア循環で販売店システムを説明しました。そこにおいて、アクト・グローバルの我々がシンク・グローバルの営業本部にものを申すのは方向違いである。ローカルでのシンクして、アクトした結果を販売店から営業本部に伝えるというインタープリテーションが正しい方向であることを述べた。それによって、お客様からのインタープリタテーションも可能になります。正しい循環が始まります。

その反応は「やはり」でした。営業本部の偉い人が巡視して、意見集約をしているから大丈夫というものでした。偉い人が聞く対象は販売店の本部の偉い人であり、「利益」に基づくものです。店舗での知恵を促し、拡大して、この会社の明日につながるものではありません。

そこで、ファシリテーションだけでなく、インタープリテーションもシステムで手助けしようと決意しました。単なる事例紹介ではなく、販売店の営業本部に働きかけて、「こんなものが欲しかった」と言ってもらいましょう。そのためには、「グループでのコミュニティ」を実現してもらい、「時間がない」「わからない」から脱却する道を見つけ出します。

そんなことで、また、ストレスが増えてしまいました。「陽はまた昇る」ことを信じて生きていくしかない。東富士の時は、いつも、間近に富士山があった。アパートのドアを開ければ、目の前に存在していた。会議室からは銭湯の壁絵のようであった。

23日東京で、24日の朝9時に静岡の販売店に出張する計画です。宿泊を東京とか静岡ではなく、その間の三島か沼津にしましょう。東京泊まりよりも安くなるし、沼津-静岡間を電車にすれば、旅費も安くなります。その上、朝の富士山が見られます。楽しみです。
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今年のミッション・ステートメントも例年と同じです

未唯へ。朝の2時半から起きています。変な夢を見ている内に、左足がつってしまった。足をつるのは1か月に1回ぐらいはあるけど、今回は激痛が走りました。一人で叫んでいました。左足がパンパンに張っていて、痛みが続きました。2時間ぐらい動けなかったので、パソコンをしていました。

人間の体は本当に分からないですね。原因があるのは確かです。何しろ、現象があるのですから。デカルトが『感性論』を書いた理由がよく分かります。

明日の室長面談用のミッション・ステートメントを作りました。基本は例年と同じです。いくら書いても、上司の、その上には伝わりません。組織の限界を感じています。そのこと自体を書きたい。自由な意見が言えない環境です。

1.期待されている役割
 販売店システムの全体効率と個別の店舗の活性化を達成するために、Sa-ポータルの着実な展開
  ①昨年度から開始した、ポータル活用店を拡充を図ると同時に、販売店での知恵の拡大をはかる。
  ②販売店での情報共有ツールとして、ポータル、社内メール、ライブラリを販売店に提供した。このシステムを販売店主体でコミュニティでの「知恵の創出」に活用して、お客様との新しい関係を作り出す。
  ③将来的なインフラ整備として、インターネット社会の動向確認と大量データを含むライブラリの配置の方向付けを行う。

2.考課項目
 ①ポータルの展開
  メーカーがいかに販売店本部を通じて、店舗を支援できるかを、販売店に提示する。必要な人に必要な情報を必要な時に伝え、「わからない」「時間がない」を変える。
 ②ライブラリを活用したグループ・コミュニティ展開
  各販売店でバラバラの「情報共有」をインフラとして支援し、「グループでのコミュニティ」の横展開を図る。
 ③サファイアインフラ環境
  インターネット社会での処理技術をイントラネットに適用する試みを行う、コストの低減、安定性確保、機会損失防止をはかる

訴えたいことは、販売店環境をグローバルとローカルという観点から見て、今やるべきことを開始してください。その時のキーワードは「グループでのコミュニティ」です。販売店内の意思決定を「命令」から「対話」に変えると同時に、メーカーへの変革を求めるプレッシャー(インタープリター)になります。
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「未唯への手紙」の再構成で、目次編を挙げておきます 2

未唯へ。「未唯への手紙」の目次編の続きです。

4. 歴史
 4.1 歴史への関心:「ナチ成立」から 「全体主義」を経由して 「グローバリズム」が発生して 「テロの世界」に来ている
 4.2 歴史の分析:「歴史を学ぶ」ことで 「国の歴史」から 「歴史観」を養い 「将来から見る」
 4.3 サファイア循環:「人」がいて 「国」をなして 「覇権」を唱える 「混乱」に陥る
 4.4 平和への道:「役割を認識」して 「サファイア循環」で 「歴史観」に従い 「平和構想」を提案する

5 .仕事
 5.1 思いをカタチに:「自分の思い」をまとめ 「皆の思い」にして 「思いを共有」して 思いを「カタチにする」
 5.2 サファイア循環:「ローカルで考え」て 「ローカルで実現」して 「グローバルの企画」に反映し 「グローバルの支援」を行う
 5.3 販売店システム:本部で「仕掛け」 店舗で「実現」し 「コンセプト」に基づき 販売店「インフラ」を構築
 5.4. トヨタを変える:「お客様を支援」するために 「店舗の活性化」を図り 「地域の活性化」につなげ 「この会社を変える」

6. 本
 6.1 本から図書館へ:「本」だけが救いで 「多読」の世界に入り込んだ 「図書館調査」するために 「豊田市立中央図書館」へ
 6.2 図書館調査:「新刊書」の魅力で 「読書環境」を作り上げ 「図書館をブランド」に 「図書館へプレゼン」
 6.3 本から広がる世界:「様々な本」を読むことで 「本から得るもの」は多かった 「社会へ提言」することで 図書館から「地域へ拡大」
 6.4 図書館友の会:「本の力」をカタチにする 「生涯学習」へつなげる 「新しい図書館」のカタチ 「図書館友の会」をつくる

7. 生活
 7.1 考える生活:基本は「ひとりぼっち」 「考えること」が基本 「考える道具」を考えた 「シンプルな生活」を基本に
 7.2 社会に向かう:社会からの「孤立を生か」して 社会の「情報を収集」 「社会との関係」の確認 「社会を変える」ことをめざす
 7.3 自分を変えていく:「自律した個人」があって 「生活時間」を有意義にして 社会への「アプローチ」 最後は「自分の中に戻る」
 7.4 自分を表現する:「孤立と孤独」に徹する 「本質的な生活」を確立 「ブログで表現」する 「社会に行動」する
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「未唯への手紙」の再構成で、目次編を挙げておきます 1

未唯へ。「未唯への手紙」は7つのジャンルに分かれて、それぞれのパワーポイントで表現された項目は以下の通りです。
 1.自分 74項目
 2.数学 37項目
 3.社会 88項目
 4.歴史 44項目
 5 仕事 129項目
 6 本   64項目
 7.生活  73項目

これが、現在、あなたに残したい項目の全てです。このままでは、何が言いたいのか分からないでしょうから、再構成しています。

中分類のキーワードを並べて見ました。ボリュームが多くなったので、今日と明日のブログとしてあげます。記録よりも記憶として。

1. 自分
 1.1 生まれてきた理由:「死の意識」から 「真理を求めて」 「数学に希望」を託す 「生き方」を決めた
 1.2 生き方:「自己肯定」から 「女性的感覚」で 「偶然を生かす」して 「シンプルに生きる」
 1.3 宇宙の旅人としての行動:「スタンス」を決め 「ミッション」のために 「社会を分析」して 「社会に発信」する
 1.4 社会へのメッセージ:「ブログ」で日々を捉え 「サファイア」で武装 「未唯への手紙」で 「笑顔で伝え」る

2. 数学
 2.1 数学へのあこがれ:「真理を求めて」 「数学科」で学び 「多様体」を 「社会に適用」する
 2.2 数学の歴史:「ピラミッド」から発生 「ユークリッド幾何」から 「非ユークリッド幾何」となり 「多様体」へ発展
 2.3 社会と数学:「混沌とした社会」に対し 「トポロジー」を武器に 「数学理論」を展開し 「サファイア循環」を定義
 2.4 新しい数学:「理数系の考え方」を元に 「超アナログ思考」も含め 「社会への提案」として 「新しい数学」をまとめる

3. 社会
 3.1 自分の循環:「いらだつ社会」を 「観察」して 「出会い」を大切にして 「行動」していく
 3.2 問題意識:「グローバルとローカル」で 「さまざまな問題」に対して 「ボランティア」の立場で 「地方自治」を対象にした
 3.3 市民参画:「環境問題」を対象に さまざまな「分析」から 「新しい社会」を想定して 「市民参画」を始める
 3.4 ファシリテーター:「課題」に対して 「未唯への手紙」を通じて 「サファイア循環」と捉え 「コミュニティ」を創造する

明日へ続く
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ICレコーダを忘れたので、考えたことを忘れてしまった

未唯へ。今日も岡崎市立中央図書館経由で老人ホームに行きました。そのあとに、ホット館で読書を行いました。8時過ぎに家を出て、ぐるっと回ってきたら、5時過ぎています。何でこんなにかかるのでしょうか。もっと的確にしないといけません。本だけは21冊借りて、20冊読んで、近くのコミュニティに返却しました。

ところが、ICレコーダを忘れて行ったので、何も入っていません。ダメですね。考えたことはすぐ忘れてしまいます。

時間の概念を変えないといけません。今だけしかない<今>に基づいた行動です。そこで、無印で購入した「帽子止めのチェーン」を使うことにしました。「未唯への手紙」の考えているパワーポイントのページをチェーンの先につけて置いて、いつでも取り出せるようにしておきます。自分を追い詰めることは、よくないことはわかっています。

「未唯への手紙」では、以下のことをやりましょう。言いたいことをハッキリさせることと、サファイア構造が意味を思っているということをハッキリさせます。これで、カードもICレコーダにくっつけたから、ここで中間のところをキッチリと行います。そこでロジックをハッキリさせて、ディーテールを作る。ディーテールはディーテールで作っていくけど、一緒である必要はありません。考え方はハッキリさせます。ローカルで考えて、実行して、グローバルで考えて実行して、ローカルにファシリテーションしていくというところです。

二つのポイントがあります。ローカルで考えて、実行したことを、いかにグローバルに考える所につなげていくのか。グローバルで実行していることを、いかにローカルで考えることにつなげていくか。ここのところに特に注意をして行います。

それと、生まれてきた理由に戻ります。何も知らずに生きていくことはあまりにもおかしいと、中学の時から感じています。いつもそこに戻ります。組織だろうと、愛だろうとも、そこに戻ります、あまりにも孤独だから。

生まれてきた理由を求めて生きてきています。幸い、女性という感覚と数学的な感覚の二つを手に入れています。この二つで、見ていかないといけません。個人と対比する社会というのは、超越する個人と社会かもしれません。それを皆に教えてあげる。結局は自分に戻ってくることですから、一回グローバルに出て、そこから自分に戻ってきます。
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豊田市中央図書館の「新刊書削減のXデー」は2週間後です

未唯へ。今日はあなたの兄貴のMOT君の誕生日ですね。お正月も無視するぐらい、イベントを行わない我が家だから、何もありませんね。ふだん、あなたの飼犬の「りく」がお世話になっているのだから、ケーキの一つでも用意しててあげたら、喜ぶかもしれませんよ。もう、29歳なんですね。私が結婚した年です。

一応、本人に何が欲しいかを聞いたら、「ベリー系のタルト」ということでしたので、私が買って来ましょう。私が一番、貧乏なのですけど、しょうもない「生活給付金」を前借しましょう。

今日は。豊田市中央図書館の新刊書貸出冊数が激減する日です。1月末に図書館の人からささやかれている「Xデー」です。

いつもは金曜日に新刊書を漁りにいくのですが、今週は熊本出張で出遅れました。朝、9時にスタバでグランデドリップを飲みながら、返却予定の本を再読してから、10時過ぎに図書館に入りました。空っぽの新刊書コーナーを見たくないので、ゆっくりと向かいました

ところが、量は若干減ってはいるけど、ありました。「な~んだ」と思って、本を漁っていたら、「ささやき図書館員」がこそこそと寄ってきました。「3月にオーダーした分が残っているので、本当に激減するのは4月中旬からですよ…」とのこと。

その後に、新刊書購入依頼の実態をそばでささやいていました。「参考書とか、高級な本を依頼する人が多くて困っている」「このままいくと、文庫本とベストセラー本中心になり、町の本屋さんになってしまう」

私は、新刊書を漁る方に気を取られていた。そんな些細な市民の行動に気にするよりも、「この10年で変わってきた市民を信じて、行動しましょう」と慰めていました。この図書館をどのようにして、生涯学習につなげて、市民の知恵で社会を変えていくかを語り合いませんか。

カウンターに豊田市の委員募集要項がありました。「豊田市生涯学習審議会」「豊田市図書館協議会」の新規募集です。共に、過去に委員を経験しています。今回は「図書館協議会」に入り込みます。こういう委員の雰囲気も限界も理解しています。この中から、図書館をグローバルな存在として、市民の活動を支援するものに変えていくヒントを作り出していきましょう。

私の「サファイア事務局」構想の一つを実現させます。

肝心の新刊書借出は、遠慮して、21冊にとどめました。
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出張時は飛行機よりも電車の方が考えるには向いています

未唯へ。また、熊本へ電車で行きました。パソコンも、「未唯への手紙」を完成させるのに、持ち歩くことが必要になるので、持っていきました。

博多までの新幹線では、紙の資料で考えていたが、博多からの「つばめ」は席が広く取れたので、パソコンを始めました。途中から揺れが気になって、紙に替えました。
新幹線の中で決めたことが一つあります。ブログの中に、「未唯への手紙」のテーマを入れ込むということです。「アピール・アンケート」などのテーマを単に個人情報というのではなく、単元をまとめるカタチにしていきます。

熊本の販売店でのSa-ライブラリの中締めのミーティングは「和気あいあい」に終わりました。ライブラリの良さが確認できました。私にとって、最大の成果は、グループでのコミュニティに対して、「それができたら画期的だ」という意見を営業本部長から頂いたことです。

そこに至る過程は、単にシステムを作ればいいとか、事例を示せばいいとかではありません。各々の販売店と一緒になって、やり取りしながら作り上げることが必要です。つまり、「複雑性」のやり方を展開することになります。

あわせて、営業本部長の心に響くパンフレットを作ります。

「複雑性」というのは、15年前から研究しています。東富士の「合理思考」の世界から、名古屋の「有象無象」の世界に来た時に、死にたくなるほど落ち込みました。個人の才能とか経験を生かさずに、過去の成功体験だけをもとに命令する世界でした。

その時に出会ったのが、エドガール・モランの『複雑性とは何か』です。社会は要素分析して、単純にしたものを再構成しても、元のものにはならない。複雑なものは複雑を基本に見ていこうというものです。私には自然であり、私のやり方は間違っていないことを再確認できました。

ホンダの営業戦略では「複雑系」を使っています。マーケティングは、化学反応みたいなものだから、お客様へ仕掛けたら、その反応を見て、次の仕掛けをしていく。最終的にはお客様間の反応にさせていく。

ライブラリもメーカーがシステムを作って、販売店に使ってもらうのではなく、分かりやすいところから始めて、販売店自身が活用シーンを作り上げていく。各段階で、「実は…」みたいな形で仕掛けを渡していく方法にしていきます。一緒になって作り上げていきます。
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「アピール・アンケート」に込めた思い

未唯へ。人の存在は、その人がそこに居たことで空間が歪んだかどうか、で分かります。球の地球に小さな特異点ができて、南極と北極がつながることでドーナッツになることも可能です。

これはトポロジストだけが描ける姿です。地球の縁にいる人に説明しても、理解されない。地球がドーナッツになった時に気付くだけです。

Sa-ポータルの中に、一つの仕掛けを組み込んでいます。「アピール・アンケート」です。表向きは「アンケート機能」にしてあります。本社が用紙を作り、店舗で記入してもらい、本部で集計する業務をウェブで対応させたものです。5年前に作った、ソフトでは、「イベント集計」という名前にしました。

「アピール・アンケート」が、私の存在を表す特異点なのです。従来の「アンケート」には本社の顔しか見えません。「これに書いて出せ!」という一方向性を感じていました。ポータルの設計にあたり、色々な販売店にヒアリングしました。「アンケート」の集計結果だけでは、店舗は動かないから、ファックスを使って、本部の意見を書いて、個別に送っているという実体が分かりました。

人を動かすためには、数字だけでなく、思いを届けないといけない。思いを取り入れることで、双方向でのコミュニケーションが可能になると信じて、「アピール・アンケート」を作り出しました。本社が店舗に共感した時に、活用シーンが明確になり、全体の構造を変えるものになるはずです。

「アピール・アンケートという名前は、環境学習設備の視察で、フィンランドのハメンリンナの町のDr.ヘリから教わりました。フィンランドの湖を守るために、自分たちの活動を市民にアピールすると同時に、皆の意見を真摯にアンケートを取っていた。その市民活動がファインランドの環境を守っているのです。

「アピール・アンケート」という名前を理解できないから、「アンケート」に変えろという販売店がいます。それに乗っかかる人、無関心な人に囲まれています。

「アピール」を捨てることは、販売店での双方向コミュニケーションを捨てることであり、私の「思い」を踏みにじり、存在そのものを否定するものです。

それで、今日は完全に切れました。だから、その販売店と地域担当、そして室長とは関係を切ることにしました。「思い」を否定するものとは別の世界を作り出すしかありません。
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新年度始まりました。期待しましょう

未唯へ。4月になりました。再スタートです。変化の年に期待しましょう。

高速バスを使って、名古屋通勤をしているが、今まで、7時30分に到着していたのが、35分になっていることに気付きました。ETC千円の影響で、東名高速が微妙に混んできたのでしょうか。クルマ環境も変化してくるのでしょうか。

新年度になり、会社の方針を同時テレビ放送されました。社長からの方針説明と6月からの新社長の所信表明がされました。

メーカとしての原点復帰がポイントです。心を一つにして、①お客様第一、②現地現物、③知恵と改善を再確認すると同時に、利益中心、中央中心から現場で適応させることを目指すというグローバル方針が出されました。

会社はグローバル方針として方向を出すにとどめ、実際はローカルの現場主体・地域主体で具体案を積み上げていくやり方に変えています。サファイア循環にもつながります。

お客様満足に対して、「いい車」「安い車」を作り出すという発想です。「クルマ離れ」に対しては、お客様の欲しいモノを買える価格で提供するんだ、という発想です。メーカーの発想としては極めて正当です。

気になったのは、メーカの立場だけで、多様なお客様、無関心なお客様に対応できるのか。「作る」から「使う」、「車」から「クルマ」へ切り替えるチャンスではないのか、というところです。

この状況は2,3年続くと見ているが、その先の社会のイメージをもっと膨らませる必要があります。メーカーとして原点復帰するグローバル部分をエネルギーにして、ローカルで社会を変化させる活動を展開する必要があると思います。

この再スタートの日に、受付周辺で、東富士の時に一緒に、R&Dを行っていたTANさんにばったりと会いました。年賀状には「今年会いたいよね」を書かれたものが、急に実現しました。この出会いは、何かを暗示しているのでしょうか。

東富士で、私の発想を現実のシステムとして、設計開発の現場で使えるようになったのは、TANさんのおかげです。私のアイデアを現場の班長、実際の実験者、そして、所長などに伝えてくれました。職位が上にもかからわず、自称「翻訳者」として、行動してもらいました。私を「宇宙人」と称したのも彼です。

今回の出会いは、私に新しい「翻訳者」が現れることの暗示でしょう。出会いを大切に!
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