未唯への手紙

未唯への手紙

出張時は飛行機よりも電車の方が考えるには向いています

2009年04月03日 | 1.私
未唯へ。また、熊本へ電車で行きました。パソコンも、「未唯への手紙」を完成させるのに、持ち歩くことが必要になるので、持っていきました。

博多までの新幹線では、紙の資料で考えていたが、博多からの「つばめ」は席が広く取れたので、パソコンを始めました。途中から揺れが気になって、紙に替えました。
新幹線の中で決めたことが一つあります。ブログの中に、「未唯への手紙」のテーマを入れ込むということです。「アピール・アンケート」などのテーマを単に個人情報というのではなく、単元をまとめるカタチにしていきます。

熊本の販売店でのSa-ライブラリの中締めのミーティングは「和気あいあい」に終わりました。ライブラリの良さが確認できました。私にとって、最大の成果は、グループでのコミュニティに対して、「それができたら画期的だ」という意見を営業本部長から頂いたことです。

そこに至る過程は、単にシステムを作ればいいとか、事例を示せばいいとかではありません。各々の販売店と一緒になって、やり取りしながら作り上げることが必要です。つまり、「複雑性」のやり方を展開することになります。

あわせて、営業本部長の心に響くパンフレットを作ります。

「複雑性」というのは、15年前から研究しています。東富士の「合理思考」の世界から、名古屋の「有象無象」の世界に来た時に、死にたくなるほど落ち込みました。個人の才能とか経験を生かさずに、過去の成功体験だけをもとに命令する世界でした。

その時に出会ったのが、エドガール・モランの『複雑性とは何か』です。社会は要素分析して、単純にしたものを再構成しても、元のものにはならない。複雑なものは複雑を基本に見ていこうというものです。私には自然であり、私のやり方は間違っていないことを再確認できました。

ホンダの営業戦略では「複雑系」を使っています。マーケティングは、化学反応みたいなものだから、お客様へ仕掛けたら、その反応を見て、次の仕掛けをしていく。最終的にはお客様間の反応にさせていく。

ライブラリもメーカーがシステムを作って、販売店に使ってもらうのではなく、分かりやすいところから始めて、販売店自身が活用シーンを作り上げていく。各段階で、「実は…」みたいな形で仕掛けを渡していく方法にしていきます。一緒になって作り上げていきます。

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