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さあ! はじめよう

言葉の構造

 引き継がない。ウィットゲンシュタインが言語の構造を作った時に、考えた末に、言葉だけで端的に表す。

 四つの言葉のベクトル、その上の概念もない。それがベクトルであること、空間であることだけを問題にする。

 だから、全ては並列になる。人によって、その空間は異なる。優劣がない、上下がない世界においては、それらの集まり自体もない。そこにあるのは、一つの言葉からできる空間。それに合った言葉だけ。

 ある意味では言葉ゲームだけど、それで空間ができるかどうか、その空間が何を示すのか。考えた末に、それがどんな異次元だろうと構わない。

 従来の論理性からは逸脱していく世界。内なる世界が故に可能なもの。一つ一つの次元が異なっても、お互いが入れ子であっても構わない。その4つからできるプレーン。

平等と自由のトレードオフ

 平等であること、自由であること、この二つのトレード・オフを成り立たせるものは、こういうものです。それで新しい空間から宇宙が創造できる。

 一番、上位の概念を組み立てているつもりだったが、そうではない。普通の反映と上位の思考の反映も同じになっていく。どこにでもヘッドがある。いくらでも逆転できる。表現するもの、表現する方法を変えれば、表現できないもの表現できる。

数学は答えを出す

 微分方程式を解くことよりも、微分方程式が解けることを証明するのが数学です。五次方程式が解を持つことは、いくら五次方程式を解いても、答にはならない。一つの答、ブラックスワンで全てが変わってくる。ガロアは群論の考え方で、解の存在を決めてしまうことで、答を出した。

 それが数学です。行動よりも考えること。

さあ! 始めよう

 やはり、ノートと鉛筆です。それとICレコーダー。これでやりましょう。パソコンには頼れない。視力がなくなってもいい世界を作りだす。

 そこまで決まれば、ここが出発点です。ということで、部屋を片づけを開始している。
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OCR化した8冊

『90分でわかるヴィトゲンシュタイン』

 ヴィトゲンシュタイン--思想の背景

 ヴィトゲンシュタイン--生涯と作品

 ヴィトゲンシュタインの言葉

『哲学用語図鑑』

 歴史 へ-ゲル『歴史哲学講義』

 ルサンチマン ニ-チェ『道徳の系譜』

 奴隷道徳 ニ-チェ『道徳の系譜』

 力への意志 ニ-チェ『力への意志』

 遠近法主義 ニ-チェ『力への意志』

 永劫回帰 ニ-チエへ『ツァラトゥストラ』

 超人 ニ-チエへ『ツァラトゥストラ』

 現象学 フッサール『現象学の理念』『イデーン』『デカルト的省察』

 現象学的還元 フッサール『現象学の理念』『イデーン』『デカルト的省察』

 間主観性 フッサール『デカルト的省察』

 存在論

 到来|既在 ハイデガー『存在と時間』

 現存在 ハイデガー『存在と時間』

 世界-内-存在 ハイデガー『存在と時間』

 世人 ハイデガー『存在と時間』

 被投性 ハイデガー『存在と時間』

 死への存在 ハイデガー『存在と時間』

 写像理論 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

 言語ゲーム ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

 家族的類似 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』

 分析哲学

 全体主義 アーレント『全体主義の起源』

『2050年の世界』

 ソーシャル・ネットワークの可能性

 フェイスブック以前、以後

 ソーシャル・メディアの進化史

 ソーシャル・グラフ

 SNSが開く未来の三つのトレンド

 社内協業と求職活動に影響を与える

 車などあらゆるものにソーシャル機能が搭載される

 人間が安定した関係を保てる上限の数

 第四章のまとめ

『環境と共生する「農」』

 世界食料危機の時代を生きる

 深まる危機の構造

 世界銀行・IMFによる貧困国支配

 食料危機の第一の波

 食料危機の第二の波

 食料危機の第三の波

『SNSを活用した農山村地域コミュニティの再構築』

 農山村地域住民のインターネットの利用状況と利用意識の解明

 農山村地域におけるSNS活用事例を通じた活用上の課題と今後の可能性の解明

 SNSによるコミュニティの再構築の可能性

 農山村地域におけるSNS活用に向けての提言

 今後の課題

『読書教育を学ぶ人のために』

 マルチメディア時代の読書とその教育

 マルチメディアと読書の揺らぎ

 デジタル化と本の電子化

 データベース化と情報の一元化

 本の断片化と情報の信頼性

 ネットワーク化と読書のソーシャル化

 リテラシー教育としての読書教育

『図解でわかる高血圧』

 高血圧に合併する病気

 高血圧がもたらす合併症とは

 動脈硬化を促進させる脂質異常症にも注意を

 脳出血・くも膜下出血

 高血圧が原因にも発作の引き金にもなる「脳出血」

 脳動脈瘤が破裂して起こる「くも膜下出血」

 脳梗塞・一過性脳虚血発作

 発作が短時間で収まる「一過性脳虚血発作」

 脳動脈硬化・脳血管性認知症

 さまざまな症状を伴う脳動脈硬化症

 日本人に多く見られる脳血管性認知症

 心肥大・狭心症・心筋梗塞

 血流が一時的にとだえる狭心症

 血流のとだえが続き心筋が壊死する心筋梗塞

 慢性腎臓病(腎硬化・腎不全)

 腎臓の機能が著しく低下する腎不全

 破裂すると命取りになる「大動脈瘤」

 大動脈の膜が裂ける「大動脈解離」

 主にひざから下が痛む「動脈硬化性末梢動脈閉塞症」

 動脈硬化・脂質異常症(高脂血症)

 目の病気

 眼底検査は高血圧の重症度を知る手がかりに

 視力のトラブルを招く目の病気と治療法

『知的財産法』

 公共のための効力制限(自由利用)

 1 私的使用のための複製

 2 付随対象著作物の利用(写り込み)

 3 検討の過程における利用

 4 技術の開発等のための試験の用に供するための利用

 5 図書館等における複製

 6 引用・転載

 7 その他の効力制限規定
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『知的財産法』私的使用のための複製

『知的財産法』より 公共のための効力制限(自由利用)

制度の趣旨

 著作物は、個人的にまたは家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用することを目的とする場合には、その使用者はこれを原則として無償で複製することができる(30条)。この私的な範囲内での使用のための複製が認められる理由は、著作権者の利益を害することはないという考えにある。

要件

 この複製が認められるのは、第1に複製の目的が、私的・家庭内使用目的の場合に限られる。したがって、販売目的や企業などの資料としての複製は認められず(東京地判昭52.7.22無体集9巻2号534頁〔舞台装置設計図事性〕)、インターネットのホームベージヘのアップロードのためのパソコンヘの複製は複製権を侵害することなる。第2に複製の客体は、公表・未公表を問われないが、違法に作成された複製物を用いた著作物の複製も許されるとの学説もある。しかしながら、そのような行為まで許されるとは解されない(ベルヌ条約9条2項の「スリー・ステップ・テスト」参照)。第3に複製の主体は、私的・家庭内使用者に限られる。したがって、たとえば、タブレット型端末で視るために、いわゆる「自炊代行業者」に著作物の複製をさせることは許されない(知財高判平成26.10.22裁判所HP〔自炊代行控訴審事件〕(第12章312(1)参照)は、自炊業者の私的使用目的の複製に当らないとしており、少し誤解を生みやすい。問題となっているのは、自炊業者の複製行為が利用者の私的使用目的のための複製行為とみなされるかどうかだからである)。第4に複製の態様は、写真・複写・録音・録画等いずれの複製方法であってもよいが、次の3つの方法による複製は認められない。①文献複写機器を除き、公衆の用に供する目的で設置されている自動複製機器を用いる複製は複製権を侵害することとなる(30条1項1号、附則5条の2)。クラウドサービス業者が提供するサーバーが、この自動複製機器に該当すると解するとユーザーは民事上の侵害責任のみを負うが、業者には民事上・刑事上の侵害責任が生じる(119条1項・2項2号、民719条2項)。②技術的保護手段の回避により可能となり、またその結果に障害が生じないようになった複製を、その事実を知りながら行う行為は複製権侵害となる(30条1項2号)。

 ここで、技術的保護手段とは、コピープロテクションとかコピーコントロールと呼ばれるものであり、著作権等を侵害する行為の防止または抑止をする手段であって、著作物等の利用に際しこれに用いられる機器が特定の反応をする電子的または磁気的方法等による信号を著作物等とともに記録媒体に記録または送信する方式によるものをいう(2条I項20号)。この技術的保護手段は、著作権法には使用権がないため、不正競争防止法上の技術的制限手段とは異なり、アクセスコントロールは含まれないとされている。しかし、プログラムに関する限りは、著作権侵害行為に使用行為が含まれるから(113条2項)、アクセスコントロールも含まれると解すべき点には注意を要する。③著作権を侵害する自動公衆送信を受信して、その事実を知りながら行うデジタル方式の録音または録画(ダウンロード)も複製権侵害となる(30条1項3号)。これは、平成21 (2009)年改正法により違法な著作物等の流通抑止のための措置として新設されたものである。著作権を侵害する自動公衆送信には、公衆送信権を侵害するインターネット送信(23条)だけでなく、翻訳権・翻案権等を侵害するインターネット送信も含まれる。この受信対象には、国外で行われる自動公衆送信であって、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべき行為、つまり日本法によれば著作権を侵害するものも含まれる。これら私的使用目的の複製から除外され複製権侵害となる3つの場合には、違法性の程度は著作権侵害罪に問うほどには高くないことを理由に罰則規定は適用されないこととされている(119条1項)。

 この私的使用目的の複製に該当するかどうか問題となっていたのが、動画投稿サイト等から動画等を視聴する際に行われる動画等のデータのキャッシュフォルダ等への蓄積である。この点については、平成21年改正法により複製権侵害とはならないとされ(47条の8)、これには送信可能化権を侵害して投稿された動画等の視聴の場合の蓄積であっても複製権侵害とはならないとされている。著作権には使用権がなく、視聴自体が著作権侵害とはならないことがその理由である。

 これらの要件を充たす限り、複製のほかに、翻訳、編曲、変形または翻案して利用することも認められる(43条1号)。

 なお、映画館における映画の盗撮については、平成19 (2007)年成立の「映画の盗撮の防止に関する法律」4条により、法30条1項は適用されないことが明定され、民事上・刑事上の責任が生じることとなった。

目的外使用の複製権侵害

 私的使用目的の複製として認められる方法により作成された複製物を、私的使用目的以外のために頒布し、またはその複製物により著作物を公衆に提示した場合や、私的使用の目的のために作成した二次的著作物の複製物を頒布し、またはその複製物により二次的著作物を公衆に提示した場合には、その時点で複製権を侵害したものとみなされる(49条1項1号・2項1号)。

 したがって、たとえばファイル交換サービスのユーザーが、当初は私的使用目的で音楽データを複製した場合であっても、公衆がその音楽データを受信して音楽を再生できるような状態にした場合には、目的外使用として、複製権侵害とみなされることとなる(東京地決平14.4.11判時1780号25頁〔ファイルローグ仮処分事件〕。
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高血圧に合併する心臓と目の病気

『図解でわかる高血圧』 高血圧に合併する病気

心臓の病気

 心肥大・狭心症・心筋梗塞

  高血圧が続いて心臓に負担がかかると、心臓の壁が厚くなる心肥大や、狭心症、心筋梗塞が起こりやすくなります。心肥大が続くと心不全に至ることも

  心臓の壁は筋肉でできています。高血圧が続いたり動脈硬化が進むと、心臓はより強い力で血液を送り出さなくてはなりません。すると心臓は少しでも負担を軽くしようと、心臓の壁を厚くします。特に血液を送り出す左心室の壁が厚くなります。これが、心肥大です。

  心肥大の心臓では、心臓に酸素と栄養を送る動脈は以前のままなので、供給能力が追いつかなくなります。この状態が続くと、心筋は酸素と栄養が不足して機能が低下して心不全を引き起こします。

  心不全になると動悸、息切れが起こり、やがて呼吸困難に陥ります。呼吸困難は夜寝ているときに起こりやすく、生命にもかかわるので、すぐに適切な治療を行いましょう。高血圧が原因の場合は、降圧薬を服用します。

 血流が一時的にとだえる狭心症

  心筋に酸素や栄養を送る動脈を冠動脈といいます。動脈硬化で冠動脈の内腔が狭くなったり、摯縮という異常な血管収縮が起こると、血流がとだえて心臓が働けなくなります。こうして血流が一時的にとだえるのが、狭心症です。

  高血圧があると動脈硬化か進み、心臓の負担も大きいので、狭心症が起こりやすくなります。

  発作が起こったらすぐに専門医を受診しましょう。薬を服用し、高血圧や動脈硬化の治療も開始します。狭心症は、発作のときだけ異常が出ることが多いので、心電図を24時間モニターする検査や運動負荷心電図検査を行います。狭くなった冠動脈を特定するため、心臓カテーテル検査を行うこともあります。

 血流のとだえが続き心筋が壊死する心筋梗塞

  冠動脈への血流が長時間とだえ、血流のとだえた先の心筋が壊死したのが、心筋梗塞です。

  心筋梗塞では、発作が起きたら救急車でCCUやICUのある病院へ運びます。退院後も、再発を防ぐために降圧薬や抗血栓薬(アスピリンなど)を服用し、狭心症以上に食生活や日常生活に注意する必要があります。

目の病気

 高血圧が進行すると、目では高血圧性網膜症や眼底出血が起こり、悪くすると失明に至ります。

 眼底検査は高血圧の重症度を知る手がかりに

  眼底(網膜)は、人体の中で唯一、動脈を直接見ることができるところです。しかも、高血圧になると出血などの障害が出やすいので、眼底を調べると、比較的容易に体内のほかの細動脈の状態を知ることができます。網膜の様子は、正常をOとして、以下のように第Ⅳ度までの5段階に分類されます。

  ●第Ⅰ度(軽症高血圧)……動脈の幅が少し狭くなり、軽い動脈硬化か出ている。

  ●第Ⅱ度(中等症高血圧)……動脈の幅はさらに狭く、動脈硬化が見られる。

  ●第Ⅲ度(重症高血圧)……第Ⅱ度の変化に加えて、出血、白斑(出血のあとや動脈の梗塞のため血液のとだえているところ)などが見られる。

  ●第Ⅳ度(悪性高血圧)……第Ⅲ度の変化に加え、眼底の乳頭(視神経が脳へ出ていく出口)の境界が不鮮明で、乳頭浮腫(一種の水ふくれ)の状態になっている。

 視力のトラブルを招く目の病気と治療法

  高血圧が続くと網膜に出血が見られたり、綿のような白い斑点やむくみが出てきます。最近は血圧コントロールが良好なものが多く、ほとんど見られませんが、これは高血圧性網膜症です。高血圧性網膜症が進行すると視力障害が起こり、さらに眼底出血が生じ、大出血になると失明に至ります。

  これらの原因は、網膜動脈の動脈硬化です。もし眼底検査で網膜動脈硬化症が確認されたならば、脳や心臓、腎臓などの細動脈でも、同じような動脈硬化が起こっていると考えられるので、高血圧を治療し、動脈硬化の危険因子を取り除く必要があります。

  動脈硬化が生じていないときは、血圧を下げることで、眼底の状態を正常に戻すことができます。

  しかし、高血圧が進むと、網膜の中に血液の流れない部分ができ、そこへ血液を送るために新しい血管(新生血管)が生まれます。新生血管は弱くてもろいため、いつ破れて出血するかわかりません。糖尿病があると新生血管ができやすく出血しやすいので、さらに注意が必要です。

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