未唯への手紙
未唯への手紙
エスニック部隊の意味
『戦争のるつぼ』より アメリカ化の戦争--移民と総力戦 軍隊とアメリカ化
移民のアメリカ化を考える際に、今ひとつ注目すべきは軍隊の問題である。多様な文化的背景を持つ移民兵を、アメリカの軍隊はいかに処遇し、そのことは彼らの国民意識とどう関わったのだろうか。
軍当局が模索した移民兵のアメリカ化に、エスニックな分離主義が伏流したことも見逃せない。兵姑部隊の移民兵の惨状を知った軍上層部は、一八年五月、非英語話者を新設の「開発大隊」に分離し、集中的に英語訓練等を課す政策を打ち出した。だが、その後の情報部FSSの調査は、「開発大隊」でなお、移民兵の処遇は改善されず、アメリカ人兵士の嘲りと下士官による虐待にさらされている実態を明らかにした。この問題にある意味で最も真険に対応したのは、第八二「全アメリカ」師団が訓練したキャンプ・ゴードンであった。キャンプ・ゴードン当局は、開発大隊に転籍された非英語話者を二つの中隊、すなわち「スラヴ中隊(大半はポーランド人)」、「イタリア中隊」に編成した。スラヴ中隊には二名のポーランド系将校と一名のロシア系将校が着任し、イタリア中隊では二名のイタリア系将校が指揮を執った。両中隊の兵員数はいずれも約二六〇名だった。さらに順次ギリシア人中隊とロシア系ユダヤ人中隊が形成されるが、いずれも訓練を指導したのは移民の母語を話す将校だった。ペイカー陸軍長官は、キャンプ・ゴードンの試みを高く評価し、八月、全米の訓練キャンプ司令官に同案の導入を発令した。ポーランド語、ロシア語、チェコ語、イタリア語、ドイツ語、ハンガリー語、イディシュ語を使用言語とする部隊を設置せよとの指示だった。
このエスニック中隊の形成は、一見、英語教育等の同化政策と矛盾するようでもある。たしかに、分離部隊を求める声は、多くの移民コミュニティからも上がっており、この決定は、軍隊内部に移民集団の自治をある程度認めようという妥協の側面もある。だが、キャンプーゴードン案は、アメリカ軍全体で、イタリア移民やポーランド移民をひとつの師団や連隊に集結しようと言うのではなく、あくまで「中隊」という二百名強の小集団の編成を語っているにすぎない。それは、数万人の師団の中にあって、独立性を確保できるような規模ではない。政府と軍は、当面の士気向上のために外国語の中隊を分離するとしても、彼らの将来的な同化を放棄したとは思えない。実際、開発大隊の改組が行われた、一八年五月、合衆国は新しい帰化法を制定して、軍に所属する外国人に限り、米国での居住期間を市民権取得の条件から除外するという改正を行った。同法によれば、敵性外国人の兵士ですら、合衆国への忠誠と帰化を望む本人意思が確認されれば、すみやかに米国市民となり従来どおり軍務を継続できた。これを受けて、軍は非市民兵士の速やかな帰化を大々的に奨励し、終戦までにアメリカ国籍を取得した移民兵の数は、一五万五〇〇〇人を超えた。戦争末期、全米各地の訓練キャンプでは毎週のように数十人、数百人の外国系兵士の帰化を称える祝祭が催されていたのである。
問題にされたのは、ハワイ準州民兵の日本人部隊である。同部隊の日系兵士の多くは、一八年五月の帰化法改正に伴い市民権取得を申請し、一部はその手続きを完了していた。陸軍情報部は休戦直後の一九年二月、この件を感知し、ハワイの準州軍当局に日本人の帰化権について問いただしたのである。ハワイ準州軍は、軍法務部の見解として、修正帰化法は従来の帰化にかかる人種要件、すなわち「白人、あるいは、アフリカ出身者およびその子孫であること」を変更するものではなく、それゆえ、日本人は帰化権を持だないと返答した。同文書は続けて、シマダオ・サチなる日本国籍の米軍兵士が、合衆国ハワイ地裁の決定により、すでに一九年一月にアメリカ市民権を取得していることに触れ、この先例に従うなら、さらに四〇〇名の日本人兵士の帰化が承認されざるを得ないと指摘している。また、この日本人部隊においては、日系将校の勧めでおよそ一〇〇名がすでに帰化しているのではないかと記している。そして問題の解決策として、シマダオのアメリカ国籍を再度剥奪する訴訟を起こし、これをモデルケースとしたいと報告している。
重要なのは、この時期日本人移民の帰化権はなお、曖昧な部分を残していたことである。右の文書からもわかるとおり、地裁レベルでは、日本人の帰化申請を受理し手続きを完遂するケースが散見される。そして、有名な小沢孝雄裁判で、最高裁が人種的要件により日本移民の帰化資格を全面的に否認するのは、三年後の一九二二年のことだった。つまり、ハワイの日系兵士の市民権要求は、むしろ地方レベルの法手続きにおいて、アジア系移民の帰化が行われていることを、ワシントンDCの行政官僚に可視化し、そのことが強い反発をよんだのである。ここでは、総力戦は、アジア移民の国民化を拒む、人種的境界形成の機能を果たしていたのではないか。「国民形成」の戦争における人種問題について、次章では、黒人の戦争体験に注目してより詳しく見てみよう。
移民のアメリカ化を考える際に、今ひとつ注目すべきは軍隊の問題である。多様な文化的背景を持つ移民兵を、アメリカの軍隊はいかに処遇し、そのことは彼らの国民意識とどう関わったのだろうか。
軍当局が模索した移民兵のアメリカ化に、エスニックな分離主義が伏流したことも見逃せない。兵姑部隊の移民兵の惨状を知った軍上層部は、一八年五月、非英語話者を新設の「開発大隊」に分離し、集中的に英語訓練等を課す政策を打ち出した。だが、その後の情報部FSSの調査は、「開発大隊」でなお、移民兵の処遇は改善されず、アメリカ人兵士の嘲りと下士官による虐待にさらされている実態を明らかにした。この問題にある意味で最も真険に対応したのは、第八二「全アメリカ」師団が訓練したキャンプ・ゴードンであった。キャンプ・ゴードン当局は、開発大隊に転籍された非英語話者を二つの中隊、すなわち「スラヴ中隊(大半はポーランド人)」、「イタリア中隊」に編成した。スラヴ中隊には二名のポーランド系将校と一名のロシア系将校が着任し、イタリア中隊では二名のイタリア系将校が指揮を執った。両中隊の兵員数はいずれも約二六〇名だった。さらに順次ギリシア人中隊とロシア系ユダヤ人中隊が形成されるが、いずれも訓練を指導したのは移民の母語を話す将校だった。ペイカー陸軍長官は、キャンプ・ゴードンの試みを高く評価し、八月、全米の訓練キャンプ司令官に同案の導入を発令した。ポーランド語、ロシア語、チェコ語、イタリア語、ドイツ語、ハンガリー語、イディシュ語を使用言語とする部隊を設置せよとの指示だった。
このエスニック中隊の形成は、一見、英語教育等の同化政策と矛盾するようでもある。たしかに、分離部隊を求める声は、多くの移民コミュニティからも上がっており、この決定は、軍隊内部に移民集団の自治をある程度認めようという妥協の側面もある。だが、キャンプーゴードン案は、アメリカ軍全体で、イタリア移民やポーランド移民をひとつの師団や連隊に集結しようと言うのではなく、あくまで「中隊」という二百名強の小集団の編成を語っているにすぎない。それは、数万人の師団の中にあって、独立性を確保できるような規模ではない。政府と軍は、当面の士気向上のために外国語の中隊を分離するとしても、彼らの将来的な同化を放棄したとは思えない。実際、開発大隊の改組が行われた、一八年五月、合衆国は新しい帰化法を制定して、軍に所属する外国人に限り、米国での居住期間を市民権取得の条件から除外するという改正を行った。同法によれば、敵性外国人の兵士ですら、合衆国への忠誠と帰化を望む本人意思が確認されれば、すみやかに米国市民となり従来どおり軍務を継続できた。これを受けて、軍は非市民兵士の速やかな帰化を大々的に奨励し、終戦までにアメリカ国籍を取得した移民兵の数は、一五万五〇〇〇人を超えた。戦争末期、全米各地の訓練キャンプでは毎週のように数十人、数百人の外国系兵士の帰化を称える祝祭が催されていたのである。
問題にされたのは、ハワイ準州民兵の日本人部隊である。同部隊の日系兵士の多くは、一八年五月の帰化法改正に伴い市民権取得を申請し、一部はその手続きを完了していた。陸軍情報部は休戦直後の一九年二月、この件を感知し、ハワイの準州軍当局に日本人の帰化権について問いただしたのである。ハワイ準州軍は、軍法務部の見解として、修正帰化法は従来の帰化にかかる人種要件、すなわち「白人、あるいは、アフリカ出身者およびその子孫であること」を変更するものではなく、それゆえ、日本人は帰化権を持だないと返答した。同文書は続けて、シマダオ・サチなる日本国籍の米軍兵士が、合衆国ハワイ地裁の決定により、すでに一九年一月にアメリカ市民権を取得していることに触れ、この先例に従うなら、さらに四〇〇名の日本人兵士の帰化が承認されざるを得ないと指摘している。また、この日本人部隊においては、日系将校の勧めでおよそ一〇〇名がすでに帰化しているのではないかと記している。そして問題の解決策として、シマダオのアメリカ国籍を再度剥奪する訴訟を起こし、これをモデルケースとしたいと報告している。
重要なのは、この時期日本人移民の帰化権はなお、曖昧な部分を残していたことである。右の文書からもわかるとおり、地裁レベルでは、日本人の帰化申請を受理し手続きを完遂するケースが散見される。そして、有名な小沢孝雄裁判で、最高裁が人種的要件により日本移民の帰化資格を全面的に否認するのは、三年後の一九二二年のことだった。つまり、ハワイの日系兵士の市民権要求は、むしろ地方レベルの法手続きにおいて、アジア系移民の帰化が行われていることを、ワシントンDCの行政官僚に可視化し、そのことが強い反発をよんだのである。ここでは、総力戦は、アジア移民の国民化を拒む、人種的境界形成の機能を果たしていたのではないか。「国民形成」の戦争における人種問題について、次章では、黒人の戦争体験に注目してより詳しく見てみよう。
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「包摂」する安全保障--ゲーテッド・コミュニティの時代に
『安全保障とは何か』より 今後への展望
安全保障とは、他者を、あるいは他国を排除したり、ときにはその逆に包摂したりして成り立ってきました。中国では、紀元前六〇〇年に長城を構築し、「軍事だけでなく行政の中心地としての役目を兼ねた城郭」をつくってきたということですが、これは、他国が侵入してこないように「城郭」をつくり、安全保障のために他国を「排除」してきたということです。イギリスの産業革命の「囲い込み」もその例でしょうし、東西ドイツの壁のように一見して「排除」が明白な場合もありますが、テロ事件以降にいくつかの国が導入している入国の際の厳しい審査のような「見えない壁」の場合もありましょう。
しかしその一方で、イギリスでは、「紀元前約三〇〇年に英国を占拠したローマ人によって」、イングランドの「地元の村人からローマ人自身を守るため」に城郭を構築したということです。この場合は、外国から侵入したローマ人は、自らを城郭で「包摂」し、イングランド人を「排除」して、安全保障を構築してきたことになります。実は、これがゲーテッド・コミュニティの始まりだということですヱドワフド・J・ブレークリー、メーリー・ゲイル・スナイダフ、二〇〇四年、四頁)。ここで取り上げるのは、その「包摂」です。
ゲーテッド・コミュニティは、どうもうまい日本語がないようです。多くの翻訳も英語をカタカナで表記していますので、不本意でありますがここでもそのまま使うことにして、まずその意味内容を解説します。
文字どおりに表現すれば、門があり、塀に囲まれている地域、ということでしょうか。門にはカギがかかり、監視カメラ(「防犯カメラ」ではありません)がついている場合と、ついていない場合とがありますが、ついていない場合も、退職者などが多く住む郊外型のゲーテッド・コミュニティと富裕層の住む住宅型のそれとがあり、監視カメラがついている場合は、都市を中心に犯罪防止型のゲーテッド・コミュニティが多いということです。コミュニティの規模もまちまちで一〇○戸レべルから数万戸まであるそうです。
もちろん、アメリカを中心に、八〇年代初期にはじまり急成長を遂げているということです。アメリカでは「一九九五年には四〇〇万人だったゲーテッド・コミュニティの居住人口は、一九九七年には八〇〇万人、二〇〇一年には一六〇〇万人(全米の所帯数の五・九パーセントに相当)と一九九〇年代に飛躍的な伸びを遂げた」というのです(渡辺靖、二〇〇七年、七〇頁)。なかでも富裕層を中心に、白人が多く住んでいるようです。
アメリカ政府の統計によりますと、門をつくったからといって犯罪が減少したわけではないということですが、孤立した二戸建てよりも集合住宅の方が、犯罪の危険は少なくなり、住民の幸福感が増加しているようです。現実は、それとは逆に門をつくることによって、犯罪への危険性が緩和されるよりも、危険性が増加していると見られているようです。
たしかに、専有地は言うまでもなく、共有地の公園、海岸、川などの使用も自由に認められていることは魅力でありましょうが、それはコミュニティの外の他者を「排除」した安全保障に他ならないわけです。どこの不動産広告でも「不安」のない、「安全」「安心」を売り物にしていますが、自由のないコミュニティ、時には似た社会階層の人々とのみの人間関係になります。「純粋培養人間」などと陰口がささやかれる所以でしょう。
アメリカのゲーテッド・コミュニティを実際に見てきた文化人類学者の渡辺靖は、「私には「セキュリティ」という言葉は、現代アメリカを理解するための一つのキーワードのように思えてならない」(渡辺靖、二〇〇七年、七二頁)と言っています。現代の、あるいはこれからの「セキュリティ」を見抜いている慧眼だと感じました。こうした安全保障が生み出す、人間を、あるいは社会を暗示しているからです。ところで、いまや日本でもゲーテッドーコミュニティが造られつつあります。
二〇一一年に経団連が発表した「未来都市モデルプロジェクト」によりますと、「地域、住民と十分な連携、協力を図り、その意向を反映した形でプロジェクトを実施する。住民側は快適で豊かな職住環境の享受や生活の質の向上など、企業側は革新的な技術やシステムの実証、将来的な市場拡大による投資の回収など、双方がWin-Winとなる関係の構築を目指す」と謳っており、「日本全国の一二都市・地域において実施する。行政区域内の一街区、一地区を対象とするものから、行政区域をまたぐ広域に及ぶプロジェクトまで包含する」ということです。しかも、たんなる企業中心の不動産開発にとどまらず、刑務所の民営化の際にすでに紹介したPFI法(正式名称一民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)などを活用するようで、「民間企業においてよりよいサービスが提供可能なものについては、PPP(Public Private Partnership)、PFI(Private Finance Ini-tative)などの官民連携手法も活用しつつ、民間活力を生かしたビジネスモデルの構築を目指す必要がある」官本経済団体連合会「未来都市モデルプロジェクト最終報告」二〇一一年三月七日、ホームベージにょる)と官民一体の開発を構想しています。
安全保障とは、他者を、あるいは他国を排除したり、ときにはその逆に包摂したりして成り立ってきました。中国では、紀元前六〇〇年に長城を構築し、「軍事だけでなく行政の中心地としての役目を兼ねた城郭」をつくってきたということですが、これは、他国が侵入してこないように「城郭」をつくり、安全保障のために他国を「排除」してきたということです。イギリスの産業革命の「囲い込み」もその例でしょうし、東西ドイツの壁のように一見して「排除」が明白な場合もありますが、テロ事件以降にいくつかの国が導入している入国の際の厳しい審査のような「見えない壁」の場合もありましょう。
しかしその一方で、イギリスでは、「紀元前約三〇〇年に英国を占拠したローマ人によって」、イングランドの「地元の村人からローマ人自身を守るため」に城郭を構築したということです。この場合は、外国から侵入したローマ人は、自らを城郭で「包摂」し、イングランド人を「排除」して、安全保障を構築してきたことになります。実は、これがゲーテッド・コミュニティの始まりだということですヱドワフド・J・ブレークリー、メーリー・ゲイル・スナイダフ、二〇〇四年、四頁)。ここで取り上げるのは、その「包摂」です。
ゲーテッド・コミュニティは、どうもうまい日本語がないようです。多くの翻訳も英語をカタカナで表記していますので、不本意でありますがここでもそのまま使うことにして、まずその意味内容を解説します。
文字どおりに表現すれば、門があり、塀に囲まれている地域、ということでしょうか。門にはカギがかかり、監視カメラ(「防犯カメラ」ではありません)がついている場合と、ついていない場合とがありますが、ついていない場合も、退職者などが多く住む郊外型のゲーテッド・コミュニティと富裕層の住む住宅型のそれとがあり、監視カメラがついている場合は、都市を中心に犯罪防止型のゲーテッド・コミュニティが多いということです。コミュニティの規模もまちまちで一〇○戸レべルから数万戸まであるそうです。
もちろん、アメリカを中心に、八〇年代初期にはじまり急成長を遂げているということです。アメリカでは「一九九五年には四〇〇万人だったゲーテッド・コミュニティの居住人口は、一九九七年には八〇〇万人、二〇〇一年には一六〇〇万人(全米の所帯数の五・九パーセントに相当)と一九九〇年代に飛躍的な伸びを遂げた」というのです(渡辺靖、二〇〇七年、七〇頁)。なかでも富裕層を中心に、白人が多く住んでいるようです。
アメリカ政府の統計によりますと、門をつくったからといって犯罪が減少したわけではないということですが、孤立した二戸建てよりも集合住宅の方が、犯罪の危険は少なくなり、住民の幸福感が増加しているようです。現実は、それとは逆に門をつくることによって、犯罪への危険性が緩和されるよりも、危険性が増加していると見られているようです。
たしかに、専有地は言うまでもなく、共有地の公園、海岸、川などの使用も自由に認められていることは魅力でありましょうが、それはコミュニティの外の他者を「排除」した安全保障に他ならないわけです。どこの不動産広告でも「不安」のない、「安全」「安心」を売り物にしていますが、自由のないコミュニティ、時には似た社会階層の人々とのみの人間関係になります。「純粋培養人間」などと陰口がささやかれる所以でしょう。
アメリカのゲーテッド・コミュニティを実際に見てきた文化人類学者の渡辺靖は、「私には「セキュリティ」という言葉は、現代アメリカを理解するための一つのキーワードのように思えてならない」(渡辺靖、二〇〇七年、七二頁)と言っています。現代の、あるいはこれからの「セキュリティ」を見抜いている慧眼だと感じました。こうした安全保障が生み出す、人間を、あるいは社会を暗示しているからです。ところで、いまや日本でもゲーテッドーコミュニティが造られつつあります。
二〇一一年に経団連が発表した「未来都市モデルプロジェクト」によりますと、「地域、住民と十分な連携、協力を図り、その意向を反映した形でプロジェクトを実施する。住民側は快適で豊かな職住環境の享受や生活の質の向上など、企業側は革新的な技術やシステムの実証、将来的な市場拡大による投資の回収など、双方がWin-Winとなる関係の構築を目指す」と謳っており、「日本全国の一二都市・地域において実施する。行政区域内の一街区、一地区を対象とするものから、行政区域をまたぐ広域に及ぶプロジェクトまで包含する」ということです。しかも、たんなる企業中心の不動産開発にとどまらず、刑務所の民営化の際にすでに紹介したPFI法(正式名称一民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)などを活用するようで、「民間企業においてよりよいサービスが提供可能なものについては、PPP(Public Private Partnership)、PFI(Private Finance Ini-tative)などの官民連携手法も活用しつつ、民間活力を生かしたビジネスモデルの構築を目指す必要がある」官本経済団体連合会「未来都市モデルプロジェクト最終報告」二〇一一年三月七日、ホームベージにょる)と官民一体の開発を構想しています。
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項目名の変更 自分
生まれてきた
絶対的な孤独:あまりにも狭く、死しか見えない 孤立と孤独で生きていく 他人の存在は見えていない 孤立を貫けば、武器になる
真理を求めて:存在と無から考え始めた 真理探求が存在の証し 空間で存在と無が表現できる 哲学の命題は存在を示す
数学を生かす:真理があるとしたら、数学にある トポロジーは部分と全体を認識 様々な全体を見ていける 数学モデルで社会を解析する
生き方を決めた:生まれてきた理由を考え続ける 内なる世界で無為に生きる 数学者にならずに数学を求める 多方面から未来学者をめざす
生きている意味
夢に確信を持つ:真理探究のために全てを知る 夢を聞くことから始めた 夢をカタチにするために伝える 確信を持ち、イメージを共有
もう一人の私:もう一人の私のμが生まれた 前向きに行動するμは無敵 愛することで心が安定 自分の心を知り、心理分析
偶然を生かす:偶然を意識して、行動する 意図を知ると、偶然は必然です 仕掛けられた偶然を読み取る 偶然から未来が見えてくる
考え抜く:生まれてきた理由を考え続ける 内なる世界で無為に生きる 数学者にならずに数学を求める 多方面から未来学者をめざす
宇宙の旅人
私は旅人:存在と無の間に安住している 宇宙から見ると存在は無です 宇宙の旅人として、心は軽く 偶々、寄った地球を知りたくて
考える存在:何をするために生まれてきた 本当に存在しているのか 願いがあるから、存在している 生きることは考えること
傍から社会を見る:社会を知ることで、存在を確認 組織の中の個人は弱いもの μの目で、社会を見ていく μなら未来の行動ができる
社会を分析:地域の視点で社会を観察 ローカルを近傍として見る 組織を超えて、社会に出た サファイア循環を社会適用
未唯への手紙
社会につぶやく:先が見えなくて、窒息している 未唯的な女性のつぶやく メッセージ発信から始まる 思考をライフログに残す
未唯への手紙:考え、感じたことを分類する 未唯的な人に新しい視点を示す 昨日と違う今日の思いをつなぐ 思いのすべてを入れ込む
住みよい社会:ボランティアで組織を超える 笑顔とあいさつが活動の基本 行政を変えるインタープリター アピール・アンケートで活性化
社会のあり方:ローカルとグローバルの関係 サファイア循環を意識する 持続可能性を保証するSa-fire 支援、提案、モノづくり、活性化
存在と無
存在とは:他人は本当に在るか 歴史を変えることで存在証明 存在の内なる世界がある 私は夢をかなえる存在
無である:全てを無にする覚悟をもつ 無なのに社会に干渉する 旅人の好奇心を追求する 無の外なる世界がある
考えること:考えることが存在と無につなぐ 哲学は存在と無の中にある 私は大いなる意思から生まれた 自分は正しいことを示す
孤独で生きる:内なる世界は孤独です 女性の存在で、孤独を超える 宗教の理念を理解し、活用 未唯宇宙で社会の真理を示す
未唯空間
考えを体系化:雑記帳でフロー情報を捉える 未唯空間でストック情報を蓄積 考えをまとめる手法を開発 思考過程で構造を表現できた
さまざまな表現:全域を確認し、表現する ジャンル・章・項目・詳細で表現 近傍系の概念で空間を表現 文章を分解して、プレゼン表現
未唯空間の構成:近傍系の連鎖で全体をカバー 考えと行動に分け、構造を分析 グローバルはローカルを支援 活性化して、グローバルに提案
未唯空間を進化:項目単位で関係づけ コンパクトな項目を意味付け 言語表現の空間認識と操作 現象から未唯空間の位相化
サファイア革命
革命の準備:未唯宇宙を言葉で表現 一次元に落とし、本にまとめる 個人の分化の例を表現 現象学で存在の力を示す
全てを発信する:情報からDNA を抽出し、発信する 関心を深め、コラボで共有化 ライフログを発信、トレース 未唯空間を社会の財産にする
LL=GGの世界:自己表現で個人の分化を示す サファイア機能の根源を解釈 社会を近傍系で定義し、拡大 未唯空間で新しい民主主義を提案
2030年の働きかけ:コミュニティで共有意識を育成 コミュニtで知識と意識を確保 危機感から行動し、幸せにつなぐ 市民・企業・行政が一緒に考える
内なる世界
ジャンルの変革:真理を未唯空間に封じ込め 店舗から地域コミュニティに展開 歴史が新しい社会を示す時 歴史の変革スケジュール
しあわせループ:社会の位相化で幸せを実現 社会の価値観をシェアに向ける 街の風景は車庫より花壇を好む サファイア循環で幸せのループ
自己肯定:存在の力を考え抜けた 孤立と孤独を貫き、楽しんだ 考えることで存在と無に収束 全てを知り、問われたら応える
自分に還る:未唯宇宙で全てを表せた 社会は幻想で自分とともに破壊 存在の力という心理を得た 意思と偶然で内なる世界へ
絶対的な孤独:あまりにも狭く、死しか見えない 孤立と孤独で生きていく 他人の存在は見えていない 孤立を貫けば、武器になる
真理を求めて:存在と無から考え始めた 真理探求が存在の証し 空間で存在と無が表現できる 哲学の命題は存在を示す
数学を生かす:真理があるとしたら、数学にある トポロジーは部分と全体を認識 様々な全体を見ていける 数学モデルで社会を解析する
生き方を決めた:生まれてきた理由を考え続ける 内なる世界で無為に生きる 数学者にならずに数学を求める 多方面から未来学者をめざす
生きている意味
夢に確信を持つ:真理探究のために全てを知る 夢を聞くことから始めた 夢をカタチにするために伝える 確信を持ち、イメージを共有
もう一人の私:もう一人の私のμが生まれた 前向きに行動するμは無敵 愛することで心が安定 自分の心を知り、心理分析
偶然を生かす:偶然を意識して、行動する 意図を知ると、偶然は必然です 仕掛けられた偶然を読み取る 偶然から未来が見えてくる
考え抜く:生まれてきた理由を考え続ける 内なる世界で無為に生きる 数学者にならずに数学を求める 多方面から未来学者をめざす
宇宙の旅人
私は旅人:存在と無の間に安住している 宇宙から見ると存在は無です 宇宙の旅人として、心は軽く 偶々、寄った地球を知りたくて
考える存在:何をするために生まれてきた 本当に存在しているのか 願いがあるから、存在している 生きることは考えること
傍から社会を見る:社会を知ることで、存在を確認 組織の中の個人は弱いもの μの目で、社会を見ていく μなら未来の行動ができる
社会を分析:地域の視点で社会を観察 ローカルを近傍として見る 組織を超えて、社会に出た サファイア循環を社会適用
未唯への手紙
社会につぶやく:先が見えなくて、窒息している 未唯的な女性のつぶやく メッセージ発信から始まる 思考をライフログに残す
未唯への手紙:考え、感じたことを分類する 未唯的な人に新しい視点を示す 昨日と違う今日の思いをつなぐ 思いのすべてを入れ込む
住みよい社会:ボランティアで組織を超える 笑顔とあいさつが活動の基本 行政を変えるインタープリター アピール・アンケートで活性化
社会のあり方:ローカルとグローバルの関係 サファイア循環を意識する 持続可能性を保証するSa-fire 支援、提案、モノづくり、活性化
存在と無
存在とは:他人は本当に在るか 歴史を変えることで存在証明 存在の内なる世界がある 私は夢をかなえる存在
無である:全てを無にする覚悟をもつ 無なのに社会に干渉する 旅人の好奇心を追求する 無の外なる世界がある
考えること:考えることが存在と無につなぐ 哲学は存在と無の中にある 私は大いなる意思から生まれた 自分は正しいことを示す
孤独で生きる:内なる世界は孤独です 女性の存在で、孤独を超える 宗教の理念を理解し、活用 未唯宇宙で社会の真理を示す
未唯空間
考えを体系化:雑記帳でフロー情報を捉える 未唯空間でストック情報を蓄積 考えをまとめる手法を開発 思考過程で構造を表現できた
さまざまな表現:全域を確認し、表現する ジャンル・章・項目・詳細で表現 近傍系の概念で空間を表現 文章を分解して、プレゼン表現
未唯空間の構成:近傍系の連鎖で全体をカバー 考えと行動に分け、構造を分析 グローバルはローカルを支援 活性化して、グローバルに提案
未唯空間を進化:項目単位で関係づけ コンパクトな項目を意味付け 言語表現の空間認識と操作 現象から未唯空間の位相化
サファイア革命
革命の準備:未唯宇宙を言葉で表現 一次元に落とし、本にまとめる 個人の分化の例を表現 現象学で存在の力を示す
全てを発信する:情報からDNA を抽出し、発信する 関心を深め、コラボで共有化 ライフログを発信、トレース 未唯空間を社会の財産にする
LL=GGの世界:自己表現で個人の分化を示す サファイア機能の根源を解釈 社会を近傍系で定義し、拡大 未唯空間で新しい民主主義を提案
2030年の働きかけ:コミュニティで共有意識を育成 コミュニtで知識と意識を確保 危機感から行動し、幸せにつなぐ 市民・企業・行政が一緒に考える
内なる世界
ジャンルの変革:真理を未唯空間に封じ込め 店舗から地域コミュニティに展開 歴史が新しい社会を示す時 歴史の変革スケジュール
しあわせループ:社会の位相化で幸せを実現 社会の価値観をシェアに向ける 街の風景は車庫より花壇を好む サファイア循環で幸せのループ
自己肯定:存在の力を考え抜けた 孤立と孤独を貫き、楽しんだ 考えることで存在と無に収束 全てを知り、問われたら応える
自分に還る:未唯宇宙で全てを表せた 社会は幻想で自分とともに破壊 存在の力という心理を得た 意思と偶然で内なる世界へ
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ポルテ・ポルテ
本を大切に
部屋に本棚を作りましょう。図書館から借りている本を全て、地上に上げます。ざっと40冊分です。
「図書館友の会」のような軟な名前ではなく、「図書館で社会を変革する」というような名前です。略称は「図社変」か「図社革」ですね。
金曜日に借りた本は、昨日一日で処理しました。
日曜日の二度寝
5時に起きて、朝食をとって、パソコン作業をしていたが、目が疲れて、寝込んでしまった。起きたのは12時前です。二度寝すると、疲れます。もっと、キッチリした生活を出来ないものか。どっち道、一人なのだから。
スタバのクリスマスのピンバッチの二つ目を買ってしまった。一応、家用のVIAを購入するという名目です。
ポルテ・ポルテ
昨日、ポルテが来ました。単にそれだけです。どこかで、ポルテ・ポルテの写真を撮って、FBにアップしましょう。
キンドルにしても、気に入ったものを複数買うことが増えています。
ビブロバトル
本は格闘技です。今日はビブロバトルが豊田市中央図書館であります。
長倉さんの「ヘスースとフランシスコ」257.2 エル・サルバドル内戦を生きぬいて
「クマのあたりまえ (teens' best selections)」 」J913.6 死んだオスグマと出会って、誰もがみんな死ぬことを知った子グマ。「死なないものに生まれたかったよ」 そう思った子グマは、石になろうとしますが…。表題作をはじめ、「生きること」と真摯にむきあう動物たちの7つの物語。
OCRした本
『インターネットの法律問題』
表現の自由の保障
インターネットと表現の自由
公共の安全を目的とする規制
虚偽の事実の公表、営利的言論
人格権の侵害
性表現
民主主義とインターネット
『安全保障とは何か』
今後への展望
歴史的転換期のなかで
安全保障の重層構造
「共生」が生みだす安全保障--感染症の時代に
「包摂」する安全保障--ゲーテッド・コミュニティの時代に
『日本の財政』
エネルギー・地球温暖化対策の推進
平成25年度地球温暖化対策関係予算
国債費
平成25年度国債費の概要
『原子力の本当の話』
原子力は文明をその根幹で支えられるか
人類の持続的発展と原子力
化学反応に根差した文明を包含して核反応の文明へ
原子力開発には大局観が必要
『戦争のるつぼ』
第一次世界大戦と移民のアメリカ化
移民の戦争
戦争政策としてのアメリカ化
軍隊とアメリカ化
『街場の憂国論』
壊れゆく国民国家
自民党改憲案に伏流するもの
経済成長の終わりと贈与経済の始まり
「廃県置藩」小論
『パラレルな知性』
ディスコミュニケーションを超えて
カフエという集い
自動車産業への問い
部屋に本棚を作りましょう。図書館から借りている本を全て、地上に上げます。ざっと40冊分です。
「図書館友の会」のような軟な名前ではなく、「図書館で社会を変革する」というような名前です。略称は「図社変」か「図社革」ですね。
金曜日に借りた本は、昨日一日で処理しました。
日曜日の二度寝
5時に起きて、朝食をとって、パソコン作業をしていたが、目が疲れて、寝込んでしまった。起きたのは12時前です。二度寝すると、疲れます。もっと、キッチリした生活を出来ないものか。どっち道、一人なのだから。
スタバのクリスマスのピンバッチの二つ目を買ってしまった。一応、家用のVIAを購入するという名目です。
ポルテ・ポルテ
昨日、ポルテが来ました。単にそれだけです。どこかで、ポルテ・ポルテの写真を撮って、FBにアップしましょう。
キンドルにしても、気に入ったものを複数買うことが増えています。
ビブロバトル
本は格闘技です。今日はビブロバトルが豊田市中央図書館であります。
長倉さんの「ヘスースとフランシスコ」257.2 エル・サルバドル内戦を生きぬいて
「クマのあたりまえ (teens' best selections)」 」J913.6 死んだオスグマと出会って、誰もがみんな死ぬことを知った子グマ。「死なないものに生まれたかったよ」 そう思った子グマは、石になろうとしますが…。表題作をはじめ、「生きること」と真摯にむきあう動物たちの7つの物語。
OCRした本
『インターネットの法律問題』
表現の自由の保障
インターネットと表現の自由
公共の安全を目的とする規制
虚偽の事実の公表、営利的言論
人格権の侵害
性表現
民主主義とインターネット
『安全保障とは何か』
今後への展望
歴史的転換期のなかで
安全保障の重層構造
「共生」が生みだす安全保障--感染症の時代に
「包摂」する安全保障--ゲーテッド・コミュニティの時代に
『日本の財政』
エネルギー・地球温暖化対策の推進
平成25年度地球温暖化対策関係予算
国債費
平成25年度国債費の概要
『原子力の本当の話』
原子力は文明をその根幹で支えられるか
人類の持続的発展と原子力
化学反応に根差した文明を包含して核反応の文明へ
原子力開発には大局観が必要
『戦争のるつぼ』
第一次世界大戦と移民のアメリカ化
移民の戦争
戦争政策としてのアメリカ化
軍隊とアメリカ化
『街場の憂国論』
壊れゆく国民国家
自民党改憲案に伏流するもの
経済成長の終わりと贈与経済の始まり
「廃県置藩」小論
『パラレルな知性』
ディスコミュニケーションを超えて
カフエという集い
自動車産業への問い
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