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双方向通信であるべき姿を作りたい

ローカルからグローバルになって、幸せになったのか

 ローカルからグローバルは、長州藩ではないけど、農民に兵器を渡すことで、旧組織に勝てることを証明した。それで農民はしあわせになったのか。結局、徴兵制で大陸まで行かされて、殺されて、憎まれた。完全に農業はなくなってしまった。

 これは、中国でも同じことが毛沢東で行われた。中途半端なグローバル化で数千万人が殺された。お互いの人口を減らすにはいいけど、それ以上の意味は持たない。そのように無理をしても、元に戻るしかない。

 だけど、アメリカは中国に市場を求めたのか分からない。日本に対して、市場を求めずにして、中国に入り込んでいったのはなぜか。やはり、国民国家が日本にあったからでしょう。闘うのに、これは便利です。

 ローカルからグローバルに考える癖は、数学から来ています。制限を求めないです。皆は自分の範囲を決めて、その中にいます。それを変えていくのです。一つの専門家の役割です。

販売店が生き残るには

 今回のネットワークの目的は販売店を生き残らせるためです。自分たちが存続できるためには、何が必要なのか。それを販売店自ら、気付いて、自分たちで構成を作っていくことです。メーカーはドンドン、図にのります。別になくても動くカタチにすればいいのだから。

 社会全体は、そういうリアルなものが中間にあるモノを要求しなくなります。役に立たないのであれば、役に立つようにしていかないといけない。その観点から見たら、何が必要なのかを考えたのが、実は販売店要望です。

 その上で、なぜ、クルマがつぶやくのか。ずっと、お客様のクルマの管理をするためです。クルマだけではダメです。お客様の管理をしないといけない。当然、販売店の方に行くけど、販売店に意識がない。今回のネットワークはその意識の部分です。

部品カタログのあるべき姿

 部品カタログのあるべき姿と言っているけど、送っている方法を述べているだけです。あるべき姿は送るだけでなく、コラボレーションをどうしていくのか。24時間の監視ではないけど、それをどうしていくかです。

 これは市民レベルと一緒です。送っておしまいです。売れればお終い。商品が売れればお終い。このメーカの姿です。本来のコラボレーションをさせていかないといけない。

 部品カタログと故障診断をつなげないのか。他メーカーでは当たり前です。作ればおしまいの世界でやっているからです。使う方から考えていない。なぜ、作る方で考えるかと言うと、それは簡単だからです。簡単なことだけやっていて、お客様の所につながっていない。

 カタログ検索も故障モード、修理モードからするとなると、部品構成の理解とサービスが必要です。部品構成から答を求めるには、意味を知らないといけない。

 イラストの見易さも一緒です。ユーザとのやり取りで、どうすればいいかを決めて、やっていけばいいです。そうして、進化させることです。そのためには、コラボレーションです。

 配信手段が変わっても、見に行く場所が違うだけです。どっちみち、そのためのデータを持つかどうかで決まります。それよりも、双方向です。そちらの可能性を作ります。あとは、ライブラリとコラボレーションのコンセプトを入れ込みます。

次期ネットの関する疑問

 2014年以前のニーズをどうするか。

 普及率100%を要求しているけど、それに対する根拠とできる可能性。何が変わった。

 付箋WANは代替なのか、普及率100%の道具なのか。

 NGNの思想は、ネット上でキャリアが商売することです。そのためのサーバーエリアをどこに設けるか、外部にするのか。そういったことがキャリアで異なる。
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ユーザーの環境はユーザーが作れるように

未唯へ

 歯が欠けています。土台が崩れています。

 今日は、ネットワークがどのように役に立つか、というよりも市民から見たときに役に立つことをまとめます。

 4時に起きたら、電気をつけて、そのままポケ~としておきましょう。何かが出てくるでしょう。資料を見ながら、やるのではなく、考えて、頭に浮かんだことを述べます。

大量データから意味を見つける

 何となく、部品表の論理チェックを思い出します。膨大な部品の組み合わせから、意味を持たせる。あの中に、設計者などの思いが入っている。意味があることから部品表はできている。データと意味とのやり取りをやっていた。

 デラックスとスタンダードとは何を替えるのか。個々の設計者が考えたものから、部品表の広大なプレーンを作り出します。一度、プレーンになったものから、設計者の論理を見つけ出します。

ユーザーの環境

 部品で商売している人はイントラでなく、インターネットの世界にいる。これはある面では、幸せです。制約がないし、コストは安い。守るものが少ない。

 発信する方からすると、相手は凸凹です。それに対して、どのようにやっていくかのバリエーションを作ります。相手の立場で環境を提供していくことです。その時に、必要なのは、ライブラリをどう持っていって、それをネットワークでどう見せていくいくのかが必要です。

 どのように見せていくのかは事務局的な発想です。相手に任せるのです。ファシリテーションして、そこでの答をインタープリテーションするのです。もう一つ重要なのは、コラボレーションです。対話していくことです。この部品はもっと分かりやすくしてほしいとかのニーズに対応することです。問題は、間違いなく渡すことです。

関連した作業をネットでつなげる

 同時に、検索した結果を修理するとか、修理にした結果を部品をどうしていくのかです。これは、部品の循環にも必要なプロセスです。インターネットの世界ではよくやられている。

 当然ながら、そこでのチャっターは商品経由でメーカーに伝わります。そういうライブラリが社会に用意されれば、それを使うところが出てきます。商売できます。マーケティングできます。今は、クローズな世界に入り込んでいます。

 送り出す方でしか考えていない、受ける方から工夫ができていない。凸凹なら、受ける方からの発想でないと答は出ません。それが本来の市民エネルギーです。

基幹システムの再構成には偶然を使わないと

 基幹システムは簡単にすることです。それで早く設計することです。偶然を使いながら、設計していくことです。他人任せでは設計できません。

 パートナーに知らせたいのは、この部分です。物を動かすといった時に、事務局は気付かせることです。気付いたものを深掘りさせて、相手に渡していくことです。コラボレーションは全体に必要です。商談すること自体がコラボレーションです。

 偶然は少ない方がいい。そうでないと疲れます。その代わりに、一つからどれだけ広げるか。これは完全にイメージの世界です。大体なものはそこに持ってきて、一つのシナリオにします。

未唯空間は無限次元の位相空間

 未唯空間で。全体のシナリオを表現している。詳細を使って、番外編を作りましょうか。それをサブ空間とします。「ガイドライン」の詳細のもう一つ、次元を作り出します。

 何しろ、無限次元を相手にしているので、いくらでも、次元はできます。だけど、基本となる、プレーンは一緒にして置きます。そうでないと、他の人には分かりにくい。だから、その次元を圧縮して、点にして置きます。集合=点です。様々なものをそこに入れることができる。それが詳細です。

 未唯空間は無限次元の位相空間です。ローカルから考えて、グローバルを考え出しました。様々な所に、異なる次元を抱え込んでいます

 本来のサファイアの概念がその中に入っているけど、名前が異なります。元々、未唯空間を作ったのは、データ整理用です。エンジンの諸元に対する性能をどう表現して、どう追い込んでいくのか、を考えて作りました。その意味で、発展形です。その概念を拡張したのです。
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プロボノワーカーを支える動機

『プロボノ』より

「ソーシャル」に向かうビジネスパーソン

 最近は「ソーシャル」という言葉が輝きを放ち、多くの人が日常的に口にするようになってきた。そこには大きく二つの意味がある。

 一つはストレートに「社会的な」という意味合いだ。

 社会起業家などに注目が集まっていることについては第1章でも述べたとおりだが、私的利益ではなく社会的な課題の解決や社会にとっての利益に対する関心が集まってきているなかで、「ソーシャルなテーマ」「ソーシャルな活動」は、決して特定のイデオロギーに傾倒した人だけが追い求める特殊なことではなくなってきているのだ。

 もう一つの「ソーシャル」という言葉の使い方は、「ソーシャルネットワーク」に代表されるような、人とのつながりを意味する使い方だ。英語の表現で、人と交流をすることを「ソーシャライズする」と言ったりすることがあるし、バーなどで人と会って話をするときだけ煙草を吸う人を「ソーシャルスモーカー」という言い回しなどもある。こうした表現から感じ取ることができる通り、人との関わりという意味が「ソーシャル」という言葉には含まれている。

 このような動きの背景にあるものは何だろうか。大きく三つの理由が考えられる。

  (一)仕事と職場に対する複雑な思い
  (二)先細りする企業の教育投資
  (三)広い視野を求められる仕事

 いまの社会人は、会社の方向性や将来性に対する不満や不安を感じながらも、会社を辞めることには慎重であるということ、一方で厳しい経済環境にある企業は従業員に対する教育投資を削減せざるを得ず、これまで以上に個々人で成長の機会を社外に見つけるべき状況にあること、さらに、企業は従来以上に社会の多様な主体との関わりを意識することが求められるようになってきた中で、社会人は自身の視野を広げるべきことが時代の要請となりつつあること、こうしたさまざまな背景が、社会人をして「ソーシャル」に向かわしめる要因ではないだろうか。プロボノワーカーの登場は、こうした日本の働き手の仕事をめぐる環境と密接に結びついているように思う。

プロボノワーカーの参加動機

 このような社会の背景と、実際のプロボノワーカーの姿とは、果たして見合っているだろうか。 そこで、筆者が運営するプロボノの活動「サービスグラント」に登録するボランティアの参加動機に迫ってみたい。

 上位三位までに並ぶ要素を眺めていると、「スキルを活かして」「社会貢献をしながら」「自身の成長にもつながる」という、プロボノのメッセージを、プロボノワーカーたちもバランスよく感じとっているように思われる。と同時に、自身の成長が最上位に上るのではなく、むしろ自身のスキルをもっと有効に活用したい、社会に生かしていきたいという声がトップに来るところに、プロボノワーカーたちのモラルの高さが感じられる。

 参考までに、この中で最もスコアが低かったのが「余暇活用」であった。これは時間が余っているといった表現を抽出したものだが、そうした回答は全体的に少数派だった。また、下から二番目となった回答が、将来、自身でNPOや社会事業を立ち上げたいと考えておりその参考としてプロボノに取り組もうとする声で、これは三九二人中二一人にしかすぎなかった。もちろん、起業を考えている人でも、自ら記入しない人もいるだろうが、自身でNPOのリーダーや社会起業家として立ち上がろうとまで考えている人はやはり少数派のようだ。

 下から第三位にあるのが仕事への疑問や仕事の達成感のなさについて触れたものである。つまり、いまの仕事が充実していないから、あるいは、仕事に対する不満があることが要因となってプロボノに参加するというストーリーは、全体を見渡した中で決して多数とはいえない。ビジネスパーソンがプロボノに向かう理由を、会社の仕事が不満だから、仕事が充実していないから、あるいは、会社に対する何らかの抗議の表れとして、といった理由で解釈しようとすれば、それは、プロボノワーカーに対する見方として、一面的に過ぎるものといえよう。
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