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ヨーロッパ旅行はいつ切り出そうか

未唯へ

 ケータイがなくて、騒いでいました。奥さんに電話して、鳴らしてくれるように頼んだが、「忙しい」ということでした。どうにか、鳴らしてもらったが、部屋に行く前に鳴り止んでしまい、なかなか見つかりません。

 2階の床が振動している気がしているので、床中心に探して、見つけました。ケータイの着信は探すためにあります。

ヨーロッパ旅行の夢

 バルト三国の「地球の歩き方」を見ていました。ポーランドのワルシャワ駅から、毎日7時35分発の列車が所要9時間半でヴィリニュス(リトアニアの首都)に着きます。

 今年始めの計画では、6月にヨーロッパに奥さんの友だちの所に行く予定でした。今は、奥さんとは口を効かない状態なので、ムリそうです。

 奥さんが友だちとドイツ・フランスに行っている間に中欧とバルト三国を列車で単独行動するつもりでした。旅です。旅では色々なものが得られます。

環境は環・境

 環境の「環」がつながりで、「境」がなわばりだそうです。「とうもろこし問題」だけをOCR化しました。今は、つながりをする主体がない。環境専門家でのなわばり争いレベルです。

「ハルヒの英単語」なかなか面白そうです。

 多分、買ってテキストをOCR化します。あの宇宙人的な発想はかなり、私に近い。

 とりあえず、角川スニーカー文庫の「ハルヒの憂鬱」の冊子だけを買いました。英単語の方が、話し言葉主体でコンパクトですね。

インスピレーションの今後が心配

 未唯空間の詳細編およびコメントは全て、インスピレーションというソフトを使っています。20年以上、使っている、アウトラインプロセッサーです。

 雑記帳は全て、これで入力しています。雑記帳の雑記#001は1992.1.13です。現在は雑記#558です。

 日本語版が10年間出ていません。今後、タブレットなどのリナックスに対応できるか不明です。情報も入ってきません。互換性のあるアウトラインプロセッサーを探しましょうか。

4月分のブログを反映しました。

 駅前のスタバへ行ったが、混雑していて、机の席が空いてなかったので、図書館へ移動。図書館も混雑していて、パソコン机も一つだけ空いていました。席が互い違いになっていて、左右に男の顔が合って、落ち着かない。

 1時間ぐらいで退散しました。家に帰って継続。部屋はかなり、暑くなって来ています。やはり、車内をつかうしかないのかな。
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トウモロコシ問題

『生態学から読み解く環・境・学』より

米国のブッシュ政権時代、低炭素社会実現の一環として、カーボン・フリー(二酸化炭素を排出しない)のバイオエタノール生産向上が政策として提起された。具体的には、国内のみならず世界の市場に向けて、バイオエタノール生産のために、トウモロコシ生産が奨励された。風桶論でいえば、ブッシュ政権によるトウモロコシ生産の奨励がまずもって問題の発端となる。これを連鎖のA(環境政策の提唱)としよう。

これを受けて、世界ではトウモロコシ生産のための活動が開始される。具体的には、トウモロコシ生産を増加させるために、小麦畑がトウモロコシ畑に政変された。さらに、未開拓の森林が開発されて新たにトウモロコシが作付けされた。これがAによる連鎖のB(トウモロコシ生産の変化)である。

トウモロコシ生産がブームとなる一方で、小麦の作付け面積が減少した。小麦の需要量は変化しなかったが、供給量が減少したために小麦の生産者価格とともに消費者価格が上昇した。これがBに引き続いて発生した連鎖の結果C(小麦価格の変化)である。

小麦を米国などからの輸入に依存する日本では、別の変化が生じた。小麦はパンやうどんなどのデンプン食の重要な原料である。小麦価格の上昇により、パンやうどんなどの生産メーカーはコストの増加に対応せざるをえなかった。値上げに踏み切らざるをえないことにもなった。小麦の価格上昇はお好み焼きやたこ焼きの店をも直撃した。庶民の昧の価格がついに上がることになった。これがCによる変化の結果としてのD(小麦食品の価格変化)である。

AからB、Cを経てDにいたる過程をみると、トウモロコシ増産政策によってたこ焼きの値段が上がったのである。風桶論からすれば、AからDが起こる確率はたいへん高かった。このことにたいして、経済学者ならずとも、一般の人びとは内心、理不尽と思いつつも、しかたなしと納得するだろう。トウモロコシ生産の増加は、なにも日本だけを直撃したのではない。メキシコでは、国民食であるトルティーヤの値段を釣り上げた。増産されたトウモロコシはバイオエタノール生産にまわされたのであって、その分、食料用の価格が皮肉にも高騰したのである。またブラジルでは、森林が伐採されてトウモロコシ畑が造成され、確実に熱帯林が減少し、生物多様性の劣化をもたらした。これは、Aからもたらされた変化E(環境の劣化)としよう。

以上の例をまとめておこう。バイオエタノール生産をめぐるブッシュ政権の政策が大きな経済的波及効果をもたらした。これを風桶論としてみると、結果としてたこ焼きやトルティーヤの値段に生じた影響は、きわめて確率の高いものであったことが明白だ。もともとの始まりは、米国による温暖化防止のための環境配慮型政策ではあったが、皮肉にもその影響は森林の破壊をもたらすことになった。環境の保護と破壊がいわばトレードオフ関係にあることも明らかとなった。そして、米国だけでなくトウモロコシや小麦生産に関わる多くの地域や国々にさまざまな影響を与えたことも判明した。ブッシュ大統領のて言は風桶論における一陣の風であったのだ。
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