新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2008年01月12日の京都教室

2008年01月12日 22時05分10秒 | Weblog
新しい年が始まりましたね

皆さんは今年一年、どのように過ごしたいと思われましたか?
友人や家族のこと、仕事のこと、太極拳のこと、いろいろおありでしょうね。

新たな年を迎えると
「一年の計は元旦にあり」という言葉を思い出しますが、
Googleで調べてみたらこんな句が出てきました。


一日の計は朝にあり  
一年の計は元旦にあり  
十年の計は樹を植えるにあり
百年の計は子を教えるにあり

だそうです。
私は・・・そうですね。
太極拳のことではないのでメモに書いておきます。   メモ1:抱負?



3週間ぶりの太極拳は、
地に足がつかず虚実はあいまい、
身体の各所の情報は以前のように感じ取れない、
目隠ししているような気分でした。



この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。


もくじ
1.準備運動
2.長拳(チャンチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.気功
5.陳式太極拳36式
6.今日の講義


1.準備運動
  関節の円運動とストレッチです。
  スワイショウをしたかって?・・・知りません


2.長拳
  正踢腿 (チェン ティートイ)
  外バイ腿(ワイ バイトイ)
  五歩拳(ウーブチュエン)
  

   写真は五歩拳の
   6番 俯歩穿掌(ブーブチュアンヅァン)から
   7番 虚歩挑掌(シュイブティアオヅァン)へと
   移行中の動作です。

                 ※T.Nさん、写真のアップロード
                   いつもありがとうございます。
 

3.楊式太極剣32式
  基本練習と套路


 套路後の磯野先生のチェックポイント
  ・練習されてきた皆さん、一通りの動きはできるようになっています。
   
  ・弓歩の時の腰の回転が不十分な姿が目立ちます。
   弓歩で前に出ている足の向きと同じ方向に
   骨盤が向くようにしましょう。
             メモ2:追記ポイント(右田)


  ・剣を左手に持って剣尖を上に向けておく型においては
   剣が斜めにならないように気をつけましょう。

 小田先生のチェックポイント
  ・套路はただの型の連続ではなく、用法を含んでいます。
   用法を身につけて行きましょう。

   →その動作が何をしているのかを理解することですね。
    そして“していること”がわかったら、套路の中で
    “していること”を実際にやってみましょう。


4.気功
  樹木(タントウ)から潜心禅掌。
  次いで、両掌の労宮を重ねて丹田へ。



5.太極拳
  すみれコースとさくらコースに分かれて基本練習と套路。

  基本練習
  ・進歩  「動作を呼吸に合わせて」との小田先生の指摘。
  ・退歩  「楊式と陳式では型が異なります」 

          え?知りませんでした。

       「陳式では、カカトから後方に摺り出すように足を運びます」

          楊式ではどんなだったっけ???
          むむむ。
       
       「転腰しながらの退歩となります。(だったっけ?)」

          確かに小田先生の動きは身体が回っている。
          進歩の逆で、
          後方に摺り出した足がまだ虚のうちに、
          後方の足の外旋とともに骨盤を回しているということかな。

       
  套路   最初にも書きましたが、3週間ぶりだったためか
       地に足がつかず虚実はあいまいという状態でした。
       前回書いたような、
          意守丹田(丹田に意識があること)
          気沈丹田(気が丹田に沈んでいること)
       という状態は普段でもなかなか近づけないものですが、
       今日はあまりにほど遠かった。
       
       「マイペースでやってみて!」との一声が
       小田先生からあったので
       ひとつひとつの動作について
       今まで教わってきたことを確かめながら
       自然な呼吸と動作が一致するように套路をしてみました。

       すると、一緒に套路をした他の3人の方とペースが全く合わず
       完全に遅れてしまいました。反省。


       深、長、細、均、穏やかな呼吸が動作と一致し、
       かつ他の人にペースを合わせられるようになりたいと思います。
       
       太極拳はマスゲーム(動作をそろえた踊り)ではありません。
       ですが、その出自は武術ですから
       相手(敵)の動作に
       自分の呼吸を合わせることができなければ
       “呼吸と一致した動作”で相手を迎え撃つことができません。

       従って、周りの人の動きに合わせて呼吸し
       その呼吸に合わせて動作する練習には価値があります。

       
       その呼吸が
       深く、長く、細く、穏やかで
       しかし時には短く、太くなりつつも、
       決して乱れて苦しくなることなく
       しなやかにそして途切れることなく動けるようになりたいです。

  提案
       いつも年会の表演が終わった後に思うことを思い出しました。
       テンポを合わせる練習をするなら、
       基準がはっきりした練習の機会がもっとほしい。
       曲のテンポを基準にする練習を
       そろそろ始めてはいかがでしょう。

       より効果的な表演の練習ができるような気がします。

  
6.今日の講義
  さくらコースの套路の後の小田先生のお話の覚書です。
  テーマは【意識と視線】です。

       「太極拳は武術です。
        一つ一つの動きには相手(敵)があります。
        従って“細かいしぐさ”にも意味があります。
        動作の前には“意識の動き”があります・・・」
     
     後は、メモの方で。     メモ3:意識と視線         
     
        

  ではまた来週
  
  来週はいよいよ試験日ですね。
  師範、拳士の試験を受けられる皆さん、
  よい結果が得られるといいですね

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1 コメント

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呼吸がリズム (小田です)
2008-01-16 18:13:15
太極拳のリズム(節奏,jiezao)は呼吸なので、
呼吸の長い人は動きがゆっくりですし、浅い人は
はやいです。

年会時の音楽は、演武の人より見て下さる人用なので
無理に音楽に合わす必要はありません。
ま、音楽は聞こえていないかな。

自分の呼吸と周りの人の呼吸(動き)が合って
いれば演武はOK!
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