新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2007年5月19日の京都教室

2007年05月20日 12時18分28秒 | Weblog
今日の午前中は不安定な天気でしたね

緑がとても美しい季節ですね。
この頃の緑には躍動感を感じます。
眺めていると活力をもらえるな気がします。


さて、本日のメニューです。
今日のテーマは肩の緩みでした。
肩の“虚”の状態かな。

1.準備運動
  準備運動は最近書いていないのですが、
  今日はテーマに絡む動作がありましたので少しコメント。

  両腕を左右に伸ばし、各関節を緩めた後、
  体側を伸ばすストレッチのような動作でした。
  肩の関節を緩めるのがなかなか難しいのですが、
  これができた(ような気がする)時の方が、
  手のひらの感覚が強くなります。
  
  
  理解が程遠いので今回は詳しくは書きませんが、
  腕と体側のストレッチになっていたようでした。
  また機会があれば書いてみたいと思います。


2.基本練習
  蹬踢冲拳(ドンティーチョンチュエン)です。
  先週の復習の後、
  久々に腕の動きをつけてみました。・・・が、これのぎこちないこと。
  腰を回す気でいたら、下半身は独立歩になっているので
  腰の回転では腕を打ち出せません。
  それでぎこちなくなっていたのかな?

  ここは、腰の回転ではなく上体のつるべの動きで打ち出します。
  右手を打ち出す時は、左手を引く動作の反動を利用します。
  腕の引き・押しの動作には広背筋が強く関わっているようですね。
  左手を引く時の広背筋の収縮・伸張の連動で右手が打ち出せる、
  と考えておきましょう。
  
  腰の回転を使わずに状態のつるべの動きを練習するには、
  独立歩の形を取るのが1つの手ですね。

3.楊式太極剣32式
  第一組から第二組3番の
  11.転身 斜帯(ヅァンセン シエタイ)までを2回復習。

  今日の練習 第二組の4番にあたる、
        12.縮身 斜帯(スォセン シエタイ)
        終形は体を締め斜めに引連れる動作です。
        この動作は簡単に見えますが、簡単にはできません。
        上体の動作と足の運び。正直言いまして、
        自分の動きはこの2つが全く合っていない気がします。
        上体の動きもまだまだです。
        また練習しましょう。

4.気功
  今日は始めた時から
  いつもと違う感覚がありました。
  “地に足がついていた”気もしましたが、

  かかとと土踏まずの間、ちょうどくるぶしの下付近ですね。
  ここで自分の重みを感じていたのですが、
  なんと言うか
  手のひら全体に感じる妙な感覚が
  足裏にも感じられました。

  さて、
  今日のは潜心禅掌というのかな。
  百会を両手の労宮で照らします。
  その後、息を吐きながら
  両手を胸の前で合わせるのですが、
  その位置(胸との距離、高さ)は
  人それぞれ合う位置があるようです。
  上体の力がよく抜けるところ、とでも言えばよいのか。
  自然と収まるところがあるようです。

5.36式太極拳
  すみれコース
  ・・・二段、入りました?

  さくらコース
  太極拳基本功
  いつもの歩法です。
  斂臀を意識しながら弓歩です。
  今日は最初から腰椎の位置と尾骶骨の位置にそれぞれ手の甲を当てて
  意識しながら弓歩の練習をしました。

  前方に歩いたら、後退の練習です。
  この時は両手の労宮を重ねて丹田に置きます。

  今日の講義タイム
    肩の関節の緩み。
    これもまた虚でしょうか。

    肩も緩めるときのポイントは
    ・肩を意識的に下げようとしないこと。
     →首の筋肉(僧帽筋)が緊張してしまいます。
    ・心地よいソファに座った気持ちになって
     鎖骨と肩甲骨が下がっていくのを感じましょう。
     (予め鎖骨と肩甲骨を触っておいて
      その位置を意識しておくのもよいかも)

    「虚実分明」
     今日もこのことについて説明をいただきました。
     虚実分明の体現は、時をかけただけレベルが上がっていくそうです。
     例えば
     自分の擦歩と先生の擦歩の動きの違いにレベルの差を感じます。

     「重心移動」
     これと
     「かかとから足を伸ばす」、
     あるいは
     「足を引き付ける」

     こういった動作がはっきり分かれることで
     動作の虚実が明確に分かれるそうです。

     これができないと、足の運びはズルズルズルという感じの
     キレのない動きとなります。
     (今の私もそうですね)

   本日の練習
     二段を一通りおさらいしました。
     この時の重点は足の動作の虚実です。
     これ、相当にムズカシイ
     初心に帰りましょう。

     腕の動きの練習
     二段1番 11.倒巻肱(ダオジュエンコン)の
     (3)退歩巻肱→(4)退歩巻臂から
     二段2番 12.退歩圧肘(トイプ ヤーチョウ)の
     (1)転腰合臂 (2)転腰畳臂 (3)後座蹺臂 (4)退歩按掌
     までの腕の動きを練習しました。

     (1)転腰合臂
       腕の回転は 左は小円、右は大円です。
     (2)転腰畳臂
       腰が右回転することで右肘を突き出す動きとなります。
     (3)後座蹺臂
       左足に重心を移し、右足をひきつける際、
       腰が左回転しますので、左肘を突き出す動きとなります。
     (4)退歩按掌
       左足を蹴り、退歩。右足で重心をきっちり受けます。
       左足の虚歩で終形。
       左掌で相手の膝を押さえる形だそうです。


  さて、先週いただいたおみやげは草魚でした。
  また来週
  

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