新太極拳京都教室

新太極拳京都土曜教室の記録

2008年07月26日の京都教室

2008年07月26日 19時16分30秒 | Weblog
もうすぐ北京五輪ですね。
その頃は山の中、かな?

この記録は、記録者(右田)が
     土曜日の京都教室とその後で感じたことをまとめたものです。
     感じたことを共有していただけましたら幸いですが、
     個人的な感覚も多々ございますので、
     すべて正しいものとは思わないでくださいね
     こんな感じ方をする人もいるのだなぁくらいでお願いします。



もくじ
1.準備運動
2.長拳(チャンチュエン)
3.楊式太極剣32式
4.気功
5.陳式太極拳36式




1.準備運動

  スワイショウ
    今日のスワイショウはいつもとひと味違った始まり方。
    いつもと同じように身体を緩めて身体の軸を整えていくのですけど、
    先生の説明を受けて外視と内視をもう少し意識してみました。

    外視:視線は目と鼻の間、と言います。
       座禅で言うところの半眼よりもまぶたは開き気味で
       広い視野を持ちます。
       少々時間をかけてよいので、自分の落ち着くところを探します。

    内視:丹田です。
       (でもこれも外視と同じで
        その“視野”は身体全体に行き渡っているのかもしれません。)

    で、スワイショウをゆっくりと。


  関節の円運動
    首を回す時、背中も下りた状態
    つまり肩~肩甲骨まで胸部が胴に乗っかっている状態です。
    この状態で首を回すと、つられて胸椎も少し回ります。
  

2.長拳

  基本練習

    分掌 手首を回す動作ではありません。
       肘を回す動作です。(円運動ではなく、軸回転)
       
       何がちがう?
       意識が肘にあるため、
         胸部の筋肉も使った力強い動作となるような。


  蹬踢冲拳(ドンティチョンチュエン)
  弾踢推掌(ダンティトイヅァン)

  を繰り返しました。

  胸部が滑車のような腕のつるべ。
  肩関節の力が程よく緩んでいると
  拳を撃ち出せるような感じになります。



3.楊式太極剣32式
  基本練習と套路


  基本練習

    剣を持たずに素早い動き
    それから剣を持って緩やかに動作の一つ一つをを確かめながら。


  套路
    二段の最後です。
    右弓歩 撩(ヨウ ゴンブリャオ)  剣刃で下から切る

    終形のポイントは右腕を伸ばすこと。

    このあと、套路をしました。



4.気功

  今日の大きなテーマは外視と内視です。

  外視により外に意識を向け、
  内視により内に意識を向けます。あら、よくばり。

  外視は、ルーツである武術には欠かせぬものですし、
  内視は中正を体現するために必要となります。


  おさらいしつつ呼吸を整え抱球です。  


5.陳式太極拳36式

  基本功 
  
    側行歩?(ツーシープ)

     1.両足をそろえます。
       足の裏に意識をむけて足裏の感覚を増幅します。
     2.右足重心となり虚歩
     3.左足擦歩【つま先】
       つま先から地面にコンタクトします。
     4.重心移動
       かかとがついて足裏を感じたら、重心移動
       左足に重心が移りきる頃、右足のかかとが浮きます。
       重心移動が完全に済んだら、右足は虚の状態。
       この時、正中線は左足(つちふまず辺り?)を
       貫いています。
     5.足を揃える
       右足のつま先を地面から離すとき、重心はブレません。
       つま先を離してゆっくりと左足に寄せます。
       右足のつま先をつき、
       かかとがついて両足が平行に並びます。
       最初に戻りました。

     あとはこの繰り返しです。


    雲手の足の動き
      ツーシープの応用というのは遠いですが、
      つま先の動きとともに腰が回る感じとなります。
      

  套路  
      三段を練習しました。

      さくらコースとすみれコースに分かれて練習しました。
      さくらコース 套路
      すみれコース 江口師範の指導で1段~3段

    17.雲手
         (1)収脚擺掌 (2)開歩右雲手 (3)叉歩左雲手 (4)開歩右雲手
         (5)叉歩左雲手(6)開歩右雲手
    18.高探馬
         (1)馬歩分掌 (2)虚歩推掌         
    19.右、左擦脚
         (1)転腰下捋 (2)転腰掤臂 (3)弓歩合臂 (4)屈肘擦脚
         (5)右脚落地 (6)弓歩合臂 (7)擺脚屈肘 (8)分手左擦脚
    20.蹬一根
         (1)扣脚落地 (2)収脚収脚 (3)弾拳側踹 (4)弓歩撩拳

    ところどころ、バイジャオやコウジャオが必要なところがあります。
    詳しくは次回。

  ではまた来週

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1 コメント

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綿密な記録 (小田です)
2008-08-08 18:41:26
いつも綿密な記録をありがとうございます。

意識が肘にあるため、
胸部の筋肉も使った力強い動作となるような。

 その通りで、たわみの中にも張りがありますね。
 これは全動作とも同じです。
 肘(腕)と胸の筋肉はつながっているだけにそれを
 強く感じられるのでしょう。
 
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