みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ひとみのように守れ

2013年10月10日 | 箴言
箴言7章


 歩いていると、どこからか甘い香りがします。やはり、金木犀がありました。Photo
 また、どこからかおいしそうなにおいも届きます。秋刀魚だろうか、鮭だろうかと想像すると、お腹が鳴りました。

 花の香りは私たち人間を楽しませてくれるのはもちろんですが、実はその香りで虫たちを引き寄せて足に花粉を運んでもらすためであると聞いたことがあります。誘っているのです。スーパーの店頭で焼鳥屋さんが扇風機で煙を客のほうに流しているのも、食欲をそそり、「食べたい! 買おう!」とするためです。

 この章には、結婚している女性の誘いに乗らないようにとの、父(母)からわが子へのの強い命が見られます。
 性的な結びつきは、肉体的にも精神的にも大きな喜びをもたらすものです。けれども、それは結婚という神が聖定されたあり方の中にあってのみ許されたことなのです。結婚以外の場面で性をもてあそぶのだとしたら、待ち構えているのは破滅です。

 「彼女の家はよみの道、死の部屋に下って行く」というこの章最後のことばは大げさでしょうか。そんなことはありません。だからこそ、父や母は、寸分の隙も見せることがないようにと、わが子を諭すのです。
 1-3節の動詞を拾い出してみましょう。
 「守り」「たくわえよ」「守って、生きよ」「ひとみのように守れ」「指に結び」「心の板に書き記せ」
 さらに、4節には守るべき知恵を自分の姉妹、身内だと呼ベとも言います。知恵をあなたのすぐそばにおいて、強い誘惑にさらされても、身を守るようにと勧めています。

    


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。