みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

用心

2023年12月11日 | 箴言

箴言 23章1−18節

 アドヴェント第二日曜日をどのように過ごされましたか。日本に住む孫の一人が簡単なアニメーションを自分で作ったのでびっくり。タブレットで絵を描くアプリの使い方を少し教えたことがあったのですが、気がついてみたら「すご腕」になっていました。

 23章は、これまでのように一節に一つの格言というのではなく、2節あるいは3節で一まとまりになっています。前半を読んで思ったのは、「用心」ということ。1−3節には、支配者の前で貪り食うことはいのちを落とすことになるので用心するようにという格言です。「自分の喉に短刀を当てよ」とは物騒なことばです。

 6−8節も、食べることについて用心を促すことば。それにしてもことばと心とが違う人と付き合うのは面倒くさいことです。「ほめことばを無駄に」ということばから見ると、用心すべき人が下心のある人の家に招かれて祝いを受けるという場面なのだろうかと想像してしまいます。

 富を追い求めること、他人の土地や畑を欲しがること、罪人を羨むことなどということばから、食べることに限らず、「貪(むさぼ)り」の先に待つのは悲惨であり、破滅だということが伝わってきます。貪りの誘惑から身を守るのは、これまで何度も言われてきた一つのこと。「主を恐れる」です。

 そして、15節からは「心に主イエスがおられるなら」というようにも響いてきます。


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