みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

わたしに仕えさせよ

2024年04月10日 | 出エジプト記

出エジプト記 8章1−15節

 少し遅れましたが、冬タイヤを夏タイヤに交換してもらいました。その折に走行するうえで大切な部品が破損しているのを見つけてもらい、新しい部品に……。長い間乗っていますので、あちこちガタが来ています。

 きょうの箇所には、主がエジプトに下した二つ目のわざわいが書いてあります。蛙(かえる)の大量発生です。ファラオに伝えるべく主がモーセに与えたのは、まず「わたしの民を去らせ、彼らがわたしに仕えるようにさせよ」でした。

 主がイスラエルを「わたしの民」と言っておられることに目が留まります。「彼らを」ではなく「わたしの民」と言っておられるのです。主はエジプトで奴隷として辛い目に遭わされてきた彼らをご自分の民としてご覧になり、その一つ一つに目を留めてこられました。このことばに、主のいつくしみをおぼえます。

 「わたしに仕えさせよ」ということばにも目が留まります。「わたしの民」は「わたしに仕える」と主は言われます。彼らは奴隷としてファラオに仕えるのではなく、主に仕えるのです。そしてこれは、イスラエルの民こそ常に心に留めるべきことばでした。

 蛙のわざわいによって、ようやくファラオに動きが見られます。しかしそれも、わざわいが遠ざかるまでのこと。エジプトでは絶対権力者であるゆえに、へりくだって学ぶことの難しいファラオの姿が浮き彫りにされます。

 誰に仕えるために、私は主の民になったのかという問いを、忘れてはならないのです。


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