みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ついに勝利が

2012年12月17日 | ヨハネの黙示録
ヨハネの黙示録20章


 衆議院選挙の結果は、予想をはるかに超えて、三年前に野に下った政党の大勝利となりました。勝った党は勝利の美酒に酔いしれているでしょうし、大敗した党は力が抜けてしまったのでしょうか。いずれにしても、主権者である私たちがもたらした結果ではあります。
 選挙にしても、スポーツにしても、勝者と敗者とが生まれます。いや、ひと頃はやった「勝ち組」「負け組」ということばにあるように、勝者と敗者という人生の色分けもされることもあります。

 きょうのタイトルを「ついに勝利が」としました。千年の間縛られていた、「悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇」が一時解き放されて諸国を惑わしますが、天からの火によって焼き尽くされてしまうというのです。
 「12章から続く『大きな赤い竜』の戦いは、これをもって完全に終結する」と「みことばの光」にあるとおりです。

 私たちは今、完全に終結しない戦いのただ中にいるのだと思いました。「勝利した」歓喜に踊った後には、惨めな敗北が待ちかまえているかも知れません。一山越えてほっとするのも束の間、次に大きな難題が…という繰り返しですね。
 けれども、この箇所を読み、「完全終結」の日が来るのだという希望を抱くことができました。このお方に信頼し続けていくならば、この日を迎えることができるのです。

   


2011-2024 © Hiroshi Yabuki