みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

後になってわかること

2012年05月14日 | エステル記
エステル記1章


 日曜日はどのようにお過ごしになりましたか。通っている教会では礼拝の後でお母さんたちにささやかな贈り物が届けられました。ナデシコの花でした。花の名前に全く疎い私も、今度のことでナデシコの花を覚えました。妻は白のナデシコをいただき、早速庭に植えていました。Photo


 「みことばの光」では、きょうからエステル記を読みます。
 「エステル記を読む前に」にありますように、エステル記には「神」ということばが出てきません。けれども、ご自分の計画を進められる神のお働きが、様々な人の出来事を通して進められていくのだ、ということがわかります。

 アハシュエロス王の軽率な振る舞い、王の願いを拒む王妃の態度、そして王に媚びる者たち、そのようにして一見何のかかわりもないというか、むしろ神の前に罪を重ねているかのような人々の振る舞いまでもが、後の大きな出来事のための準備になっているというのは、とても興味があります。

 初めて読むような気持ちで、この書を読み進めていきたいと思います。



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