みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

悪を除き去りなさい

2012年02月17日 | 申命記
申命記21章


 昨日は、朝よりも日中の気温が低く感じられました。
 北海道や東北そして北陸など日本海沿いの方々は、雪はもうたくさんとうんざりしていると聞きます。呉々もお大事にしてください。
 春を待ちこがれています。「春よ来い 早く来い」と。

 約束の地での生活が、一人を重んじる神の恵みとあわれみの中で営まれるものだということを、この箇所から改めて思いました。力のある人がグイッと押し切るとか「行け行けドンドン」とは違うものがあります。
 また、「罪や過ちを犯したらもうダメ」なのではなくて、人間は弱く神に背き、人を裏切るものであることを前提にしての、細やかな配慮が見られます。

 しかし、それはまた何でもあり、どんなことでも赦して受け入れてしまおうというものではありません。父母に従わない子どもへの処遇が厳しいのは、「みことばの光」にあるように、いつの時代も父母を敬うことがあらゆる人間関係の基本だからなのです。
 私たちの社会が、厳しさとあわれみとを取り違えているように感じました。


  


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