エステル記 4章
昨日は神学校の授業の合間に持たれる礼拝に参加しました。礼拝後にいろいろな驚きが…。ずいぶん前にタイのバンコクで開催された集まりで同室だった方がその神学校の教師として教えておられました。その時はまだ大学生!
ある方は「子どもの頃、祖父のところで会いました」とあいさつされました。この4月に入学(入会)されたのだそうです。別の方は、「中学1年生のアウトキャンプで天狗岳に一緒に登りました」と声をかけてくださいました。歳を重ねたものです。
ユダヤ人の虐殺計画は、エステルのおじのモルデカイにも大きな嘆きをもたらしました。しかし、王宮に妃として召されたエステルにはモルデカイの嘆きや悲しみの意味が分かりません。
使いによってモルデカイから同胞の危機を知らされたエステルは、はじめは王への恐れから、自分が動くのをためらいます。しかしモルデカイは、エステルのことばに納得することなく、なぜエステルが王のそばにいるのかの意味を伝えたのです。
目に留まるのは、15節以下のエステルの態度、行動です。彼女はすぐに動いたのです。同胞に三日間の断食を呼びかけたのは、自分は死ぬ覚悟で王の前に出るとの決意を固めたからです。「死ななければならないのでしたら、死にます」は彼女の覚悟の表れです。
今日の「みことばの光」には、「自分に問われていることから目を背けて、日々を過ごしていないだろうか」とあります。重い問いかけのことばです。