ヨハネの福音書 19章17−30節
9月最初の日曜日、礼拝後に「カレーの会」をしました。5人の方がそれぞれのカレーを持ち寄り、40名近くが楽しみました。「バターチキンカレー」「ビーフカレー」「キーマカレー」「ひよこ豆のカレー」、「定番カレー?」と出揃い、どれも美味! やっぱり、カレー、好きですね。
イエスが十字架を背負い、十字架につけられ、十字架上で息を引き取るのが今日の箇所。想像力をたくましくして、イエスがこの間味わわれた苦痛がどんなに激しいものかを描くことのできる場面ですが、ヨハネは淡々と筆を進めています。それによってヨハネは、イエスが自ら十字架に向かって行かれたことを伝えようとしているのかもしれません。
そして苦しみの極みに断末魔のような叫びを発して死んでいったとではなく、「完了した」ということばを記します。このことばから、十字架につけられていのちを落とすことによって、信じる者が永遠のいのちを持つという神のみわざの完了を強調しているのです。「完了した」ということばの意味は、「わたしが行うようにと、あなたが与えてくださったわざを成し遂げてわたしは地上であなたの栄光を現しました」という17章4節のイエスの祈りによって明らかです。
それは、敗北ではなく勝利のことばだということ。この勝利は、私の、私たちのためのものでした。