ダニエル書 7章
久しぶりに近所のスーパーに買い物に行きました。ヨーグルトを買いに行こうと出かけましたが、いろいろなものをカゴの中に入れていました。立派な大根!!を発見。早速購入。油揚や豆腐、そして納豆なども買い求め、帰宅して「安いものばかり買ってきた」と、ほぼいっしょに二人でつぶやいたので、笑ってしまいました。
本章は、笑って読み飛ばすような内容ではありません。ダニエルがこの夢を見たのは、ベルシャツァルの元年。「みことばの光」には紀元前555年ごろのことだと書かれています。また8章の初めには「ベルシャツァル王の治世の第三年」ともあります。ですから、7−8章に記されている出来事は、4章と5章との間に起こったものです。
すでにダニエルは、ベルシャツァル王の父、ネブカドネツァルが見た同じような夢の解き明かしをしています。そして改め王が替わった年に、今度はダニエル自身がこの夢を見るのです。絶対君主の絶頂期に、そして王位継承と同じ頃に彼は、この世界の王たちによる支配が次々と変わるということが知らされるのは、ダニエルにとってどのような思いだったのだろうと想像が膨らみます。
王の夢については、その内容ばかりでなく解き明かしまでできたダニエルでしたが、ここでは夢を見たダニエルが「悩み、…おびえた」と15節にあります。そして彼は、傍に立っていた者たち、神の使いに尋ねます。
人は、知らないことゆえに悩みおびえます。出口が見えにくい二つの大きな出来事ゆえに、私たちは悩み、おびえます。ある方にメールを送るときに、ふと思いました。このような時に、傍に立つお方に聞くことのできる幸いを思います。