歴代誌第二 32章1−19節
以前も書きましたが、私たちのウォーキングコースはいくつかあります。昨日夕方は、久しぶりに西南方面に向かいました。帰り道でお腹が空き、アイス屋さんでカラメル・アイスを…。「アリガトウ」と店主が言ってくださったのでびっくり!
本章は、北王国イスラエルを滅ぼし、その勢いでユダに入りエルサレムに攻め入ろうとするアッシリアの脅威をヒゼキヤ王がどのように防いだのかが書かれています。
この出来事については、列王記第二18章、そしてイザヤ書36章にも記されています。しかし、歴代誌ではヒゼキヤが王になってすぐに行った神への信仰を回復するための改革にすでに3章を割き、残りの1章でアッシリアの信仰という国家的な危機を記しています。
この順序は大切です。ヒゼキヤの信仰復興のための取り組みがユダの国に浸透し、祭司やレビ人は落ち着いて主に仕えることができていました。アッシリアによるユダへの侵攻はヒゼキヤの改革からおそらく20年以上経ってからのことでしょう。
しかし、この危機に際して人々のヒゼキヤへの信頼は確かなものでした。それは、8節のヒゼキヤのことば「彼とともにいるものは肉の腕だが、私たちとともにおられる方は、私たちの神、主であり、私たちを助け、私たちの戦いを戦ってくださる」に、民は力づけられたということから分かります。
当地でも祖国でも、新しいリーダーを選ぶための活動が盛んです。国家の危機に際して、ことばをもって民を励ますことのできるリーダー、そして口先ではなくて率先してことを行うリーダーが、神を畏れる人が立てられるようにと、祈る者です。