ピリピ人への手紙 3章12−21節
積雪の予報は空振りに終りました。でもホッとしています。きのう予定していた会議も一週間後に延期。「みことばの光」5月号の編集もきょうに延ばしました。「一日延ばします」と連絡したあとでスケジュールを確認したら、きょうの午後4時からの予定があったことをすっかり忘れていました。どうしたものかしらと思案していると…、相手の方から電話があり、土曜日に延期してほしいとのことです。神さまの細やかのご配慮を見るようなことでした。
今朝の早朝の祈祷会、道がガチガチに凍ってノロノロ運転で教会に向かい、無事に着いてホッとしました。考えてみますと、私たちはその日その日に、あそこに行ってここに行って、あれをしてこれをしてという目標や目的地を持っています。実際の行動でないにしても、あれをこれを…と思い描くゴールがあります。何かを到達したとか、来るべき所に着いたと安心していると、というよりも慢心していますと、がたんと落とされるようなことがよくあります。
きょうの「みことばの光」には、神の栄冠を得るという目標を目指す生き方として、四つのことが示されています。1)不完全な自分を認めること、2)過去に誇りであったものを手放して歩むこと、3)イエス・キリストから目を離さないこと、4)互いに比べ合わないこと。
長く生きていると、持ち物が増えます。こだわるものも出て来ます。体重も増えるかもしれません。「あなたは途上にあるのだよ」と教えてくださるために、時にそれらをそぎ落とすという経験を神さまは私に与えてくださるのだなぁ、と思わされるこの頃です。