列王記第二 10章1−17節
「私と一緒に来て、主に対する私の熱心さを見なさい。」 10章16節
日曜日の礼拝には、久しぶりに実際に会う方も参加していました。礼拝は神さまに会うところと言われています。そのとおりですが、親しい方といっしょに礼拝ができるのも素晴らしい喜びだと、改めて思いました。
北王国のヨラム王、ヨラムの義兄弟の南王国のアハズヤ王、そしてヨラムのはハイゼベルを殺したエフーの勢いは止りません。主君亡きあとの北王国の指導者たちにアハブの70人の子どもたちを殺させます。
エフーの思いは、自分はアハブ家を絶やせという主の命令に従っているとのことでした。それは民に彼が伝えたことばに表れています。エフーのやり方は、乱暴すぎてヒューマニズムからはかけ離れています。しかし同時に、神に背く罪の報酬とはこのように厳しいものなのだということにも思いが至ります。
気になるのはエフーのことば。「主に対する私の熱心さを見なさい。」主への熱心は誰かに見せるものなのだろうかと、どうしても思うのです。主に忠実であろうとして熱心であることそのものが大切になってしまい、肝心なものが脇に置かれるというようなことです。