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霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

小麦の播種 第二弾

2019-11-15 18:23:22 | 穀物

午後三時過ぎから雨の予報だったので、産直巡りを省略して朝イチから「小麦の播種」に
取り掛かった。

写真の細長い畑は、これまで一部に湿気の抜けない場所があって、余分な仕事を強いられ
ていた。

その湿気を取り除くための排水対策が「ピント外れ」で、何度もやり直し工事を繰り返し
ていた。
文字通り「苦節10年」で、ようやくその成果が現れて湿地が解消し、作業が順調に進む
ようになった。



しかし、順調だった播種作業は次の畑に移る時点から変調を来たした。
六連式の内の一台が車輪の力を目皿に伝えられず種を落とせなくなったので、それを外して
五台で凌ぐことにした。
そして、三枚目の畑に進んだ時点で更にもう一台もトラブルに見舞われてしまい、その時点で
今日の播種作業を諦めた。

故障した二台は、多分10年以上前に購入したもの。
荒れた圃場で酷使され続けたので、「よくこれまで持った」というのが正直なところ。

それでも、「引退」は未だ早いので消耗した部品を取り換えることにした。

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予報が外れて有難かった

2019-11-14 17:59:34 | 天気

最近の天気予報はよく当たる。
朝から昼過ぎまで雨の予報だったので、堆肥撒きや耕起作業は半ばあきらめ加減で
起床した。

案の定、早朝から小雨が降っていたので、積滞しているデスク業務に切り替えた。
ところが、夜明けと共に雨が止み、一部青空も見え隠れし始めたので、小躍りして
昨夕途中で切り上げていた畑の耕起作業を再開した。



そして、日中は堆肥撒きを終えた畑から順に生産部長が耕起するという連係プレーで、
仕事は順調以上に進んだ。

午後からは北風が吹いて寒くなったか、風が畑の湿気を飛ばしてくれるので明日は
「小麦の播種」が可能かもしれない。
その意味でも今日の「予報外れ」は有難かった。

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「闘う百姓」と「物言わぬ農民」

2019-11-13 21:24:45 | 家族

「闘う百姓」を標榜し社会の不条理に果敢に闘いを挑む夫に対し、妻は「そんなことで時間を
費やす暇があったら、自分の仕事を前に進める方が賢明」と考えるタイプ。

このように「オシドリ夫婦」でも、社会と対峙する姿勢を180度異にする。
「組織の中で仕事をした経験を有するか否か」の違いかもしれない。

それは「子育て」にも現れていて、「子供を厳しく叱る父親」と「注意することもなく、
子供が気付くまで待つやさしい母親」に分かれ、まるで「北風と太陽」そのものだ。



以前は意見を戦わせて着地点を見出そうとしたこともあったが、「平行線のまま決して交わる
ことのない生き方の違い」と知ってからは、共同戦線を組む考えは捨てた。

そんな「太陽」も社会の不条理に対し、しばしば不満を口にする。
しかし、それを「外向け」に発信すことは決してない。
不条理に対する不満ストレスよりも、外向けに発信した際に被る反発ストレスの方が「ずっと
大きい」と感じているためのようだ。






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小麦播種第二弾に向けて

2019-11-12 18:54:21 | 穀物

11月も半ばを迎え、数日前には栗駒山が初冠雪となった。

寒い冬が間近に迫った来ているためか、天気が不安定になり時折小雨が降る日が多くなり、
畑での大豆の脱穀は諦めざるを得なくなった。

刈り取っていた大豆を持ち帰り、軒下で数日乾燥させてから脱穀することに変更した。


(「霜後の滝」公園の紅葉)

そして、その作業を今日で終えたので、小麦播種の第二弾に向けモアでの草刈りを始めた。
草刈り後は、堆肥散布 ⇒ 耕起 ⇒ 播種 と続く。

天気次第で遅れる可能性もあるが、何とか今週末までには終えたいと思っている。
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仲間たちとの一泊旅行 その二

2019-11-11 19:16:20 | 仲間

松川温泉は盛岡勤務時代に仕事で通り過ぎたことはあったが、利用するのは初めてだった。

部屋を案内してくれた番頭さんが、設備等の不備を指摘された際に「秘湯ですから」と
ウッチャン並みにお道化て釈明するのが面白かった。

高校将棋選手権の全国大会三連覇の実績を誇る岩手高校将棋部が貸し切りで夏合宿を行って
いる宿で、八段クラスのプロ棋士も来て指導するらしく、大広間の壁には著名なプロ棋士
の色紙が沢山飾ってあった。



吊り橋を渡った先にある名物の洞窟岩風呂には、夕食後に向かったが、川を渡る風が冷たく
凍てつくような思いをした。
酔っ払ってから行く所ではないと反省させられた。
夜明け後に、改めて部屋から洞窟岩風呂を眺めたら、周囲に落石の跡が見えてゾッとさせら
れた。





今朝は内風呂をハシゴし、熱過ぎて入れない風呂もあったが、いずれもワイルドで秘湯気分
を満喫することが出来た。

帰途に向かう前、直ぐそばにある地熱発電所を見学した。
クリーンエネルギーとして見直されつつあるという地熱発電について、三本のビデオを観て
勉強になった。



ちなみに、地熱発電のメリットは次の3つ。

1.枯渇しないエネルギー源である。
2.CO2の排出量が少ない。
3.天候、時間帯の影響を受けない。

火山列島の日本は、「もっと地熱発電に力を注ぐべき」と感じた。


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